「臼井健士」さんのページ

総レビュー数: 439レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年06月18日

キーワードは「貧乏」とそれに伴う「せこさ」だと思う。似た漫画は他にない(笑)。

決して「下品」な漫画ではなく、連載当時は「おぼっちゃまくん」と並ぶコロコロの看板だった。
四コマ漫画にしたのもある意味英断だ。愛犬のペスを「捨て犬」として拾わせて、与えられる餌を混じって一緒に食おうとするハゲ丸のアウトローな生き方が「小学生の持つ無自覚な悪意」と共振して(笑)ヒット作になり、調子に乗ってアニメ化までされてしまった。
ただ、大人になってから読むと笑えないと思う。小学生の感性には合ってもその小学生が「大人」になってしまうと・・・やはりね・・。

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[投稿:2010-07-03 09:20:59] [修正:2022-05-06 14:19:23] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ガンガン創刊号で連載がスタートした「本格格闘漫画」・・・になるはずだったが打ち切られた作品。

最初は「マシャール・アーツ」だとか「古武術」だとか尤もらしい解説も付いての登場だったのに、墓内命(はかない・いのち)が登場した辺りで打ち切りが決まったらしく、作者がヤケを起こしてそれまでの作風を一変させたのは凄かった!

キャラが次々とゲロを吐いたり、獣化しだしたり、創刊号で一番たち新入生を「熱い言葉」で激励していた校長先生がヘリで学園を逃げ出したり・・・という、それまでの展開がウソのような(お寒い)ギャグ漫画に成り下がった。

最後の最後で「打ち切りの鬱憤」を晴らした作者の「キレっぷり」は凄まじいが・・・・「自らの首を絞めた」と言えなくもない・・。

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[投稿:2021-07-18 22:51:44] [修正:2021-07-18 22:51:44] [このレビューのURL]

ここ数年一気に増えた「デスゲーム」系の作品。これも巻き込まれ型です。
敵側の目的も不明なまま無理矢理生死のゲームに参加させられる中で、主人公が徐々に自身の特性を開花させていく・・・っていう。
うん。他作品の「二番煎じ」だね。

ネットのSMSを題材にしたことが唯一の差別化ですか。
にしても最初の参加者が1万人もいるので、いきなり振るい落としが相当なレベルで進みます。
まるで昔あった「ウルトラクイズ」の予選のよう。
絵も上手くない。

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[投稿:2017-09-27 21:16:03] [修正:2017-09-27 21:16:03] [このレビューのURL]

3点 龍狼伝

三国志漫画の中でも異色だ。現代に生きる少年と少女がタイムスリップして「三国志」の世界に行くという展開は他の三国志ものとは一線を画すと思う。
思う・・・・が、しかし・・・・主人公が変わりすぎだ。善良な少年が拳法を学び戦闘力をつけたと思ったら「超人化」しての活躍。最後・・・現代に帰るのかと思っていたのだが、今のままで帰ったら周囲と比して不自然過ぎる。かと言って「ずっと残る」のも終わり方としていいものではなさそう。
とすると、後考えられるのは、全てが「幻のような夢」だった・・・とかか?
だんだんと「この漫画独自」の展開になってきたので、先が読めないという点ではいいのかもしれないが、読者の期待を上回るような展開を用意しておかないと、墓穴を掘ることになりそうだ。

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[投稿:2013-08-28 23:52:08] [修正:2013-08-28 23:52:08] [このレビューのURL]

3点 KAPPEI

世紀末の世を救うべく暗殺拳を身に付けた最強の格闘家たち。
だが、世界の終末は訪れず、中途半端な形で戦士たちは世に放り出された。

格闘しか知らない男たちが日本の大都会に出て一体何をするのか・・・・?

見て分る通りの「北斗の拳」のパロです。
ですが、やたらと下ネタに走る作風は苦手な人にはいただけないことこの上ない。
下ネタで喜ぶのは小学生男子だけですよ。
それで描いているうちはギャグ漫画家とも言えないと思います。

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[投稿:2013-06-30 20:02:18] [修正:2013-06-30 20:02:18] [このレビューのURL]

38巻にも及んだ「ネギま!」も最終巻を迎え、グランドフィナーレかと思いきや、何かおかしい。
最終話は巻頭カラーも飾れず、かつての盛り上がりは「最早何処へ?」状態。

しかも、謎ばかりが残って「張っていた物語の伏線」の多くは未解決のまま。

原作の未回収の謎をザッと挙げると

・造物主との戦い
・ネギの本命と結婚相手
・ネギの故郷の石化した人達の蘇生
・あの雪の日のナギの行動と発言
・アリカ姫のその後
・明日菜のオッドアイ
・ネギが復讐の為に習得した高位の魔物を完全に消滅させる超高等呪文
・ゼクトの詳細とその後
・ザジとポヨちゃんの詳細
・龍宮の過去
・超の変えたかった出来事
・本契約の詳細
・エヴァンジェリンの登校地獄解除
・さよが地縛霊になった理由と幻灯のサーカス受けて見た夢の中のリーゼント
・美空とココネの関係
・タカミチの生まれつき呪文詠唱ができない理由
・いいんちょのアーティファクトの真価
・ヘルマンさん再見
・のどかのフェイトへの美味しいコーヒー屋さん紹介
・夕映のアリアドネー留学
・偉大なる魔法使いを目指した小太郎のその後
・明らかに魔法の事を知っているしずな先生の素性
・亜子の傷の原因
・フェイトと桜子の恋愛フラグ
・月詠のその後
・桜子の謎の幸運
・白い羽を持った故に苦労したらしい刹那の幼少時代

大風呂敷を広げ過ぎて収集が付かなくなったか?
作者は以前に作品のかなり細部まで詰めているようなことをコメントしていたが、これがその結果か?
31人ものヒロインの大半は使い捨てとなり、魔法世界編に来てから人気はピークを過ぎて下降線。
「このラストシーン」が連載当初から予定されていたというのは「おかしい」。

わざわざ伏線を無数に張っておいて、投げ出す理由が不明。
38巻にも渡って付き合わせてこの結果。
ファンほどに普通に激怒していいレベルだと思います。

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[投稿:2012-06-17 21:55:43] [修正:2012-06-17 21:55:43] [このレビューのURL]

中学3年生の2学期の開始の席替えで変人と言われている「鳴海空大」と隣になった桃花。
良く知りもしないくせに噂を信じて最悪だと思っていたら・・・・マラソンの最中で「初潮になって」
動けないところを鳴海に助けられて保健室まで運んでもらいました。

で、鳴海のことを好きになる・・・って、凄い恋の始まり方だ。
この生理事件はその後はサラッと流されて、仲良くなっていく。

確かに「助けてもらった」のかもしれないが、こんな恋の開始でいいのか?

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[投稿:2012-03-14 10:44:10] [修正:2012-03-14 10:44:10] [このレビューのURL]

「現役女子高生が人妻」というテーマで
最初は数ページのカラーイラストみたいな感じで雑誌に掲載されていたので、
話に物語というほどのものはなく、その場限りに「可愛い女の子のイラスト集」みたいな構成になっているのが1巻。

だが、人気が出たのか途中から正式なラブコメ的な連載作品に移行。
キャラだけを前面に押し出していた作風に「設定やら物語やらを後付」しても無理がある。

麻美の「純粋ぶり」があまりにも鼻について不自然だし、教師の旦那を普段「旦那様」なんて呼ぶのもおかしいでしょう。
結婚しているのに「肉体関係が一切ない」っていうことを引っ張って、初体験まで数巻を費やすしか話の組み立てようがない。

さらに双方の両親もほとんど出てこない、麻美の友達が麻美の家に一度も行った事がない(それ故、友人たちは麻美の結婚を知らない)など、あまりにも不自然で設定の粗が目立つ。

長所は正に「絵だけ」というような作品。それ以外に売りがないので物語を後付した時点で既に失敗だったということ。

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[投稿:2012-03-12 17:25:22] [修正:2012-03-12 17:25:22] [このレビューのURL]

画力に関しては新人とは思えないものがあったのが、いかんせん話の組み立てが未熟すぎた。
編集部もこういう新人こそ「ベテランの原作者」を別に付けて勉強させつつ育てるべきなのだが・・・そういうことはしないんだよなあ・・・・。

作者は夭折されたようですね・・・・。「ワン・ピース」の作者・尾田先生のコメントで知りました。
死因は分かりませんが・・・・病死だとしたら「大化けする可能性」が端々に見て取れながら、それを開花させることが出来ずの死はさぞ無念であったろうと推察いたします。

合掌・・・・・・・。

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[投稿:2012-03-08 09:10:32] [修正:2012-03-08 09:10:32] [このレビューのURL]

これも所詮、低学年の男子向けの漫画にすぎないと思います。
とにかく下品。男の子ってこういう漫画を好む傾向にありますよね。
私は例外でしたが。一応、ヒットしていたようなのに、意外に巻数が少ないことに驚いた。
また、よしりんが続編ブームに乗ってやり出さないかが心配な作品のひとつです。

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[投稿:2012-03-04 14:46:17] [修正:2012-03-04 14:46:17] [このレビューのURL]

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