「臼井健士」さんのページ

総レビュー数: 439レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年06月18日

1985年の名古屋近郊を舞台にした小学生の少女の日常を描いた作品。

主人公の家村優子は小学六年生の女の子。元気でちょっとおバカ。
家族は両親と父方の祖父母と双子の弟と妹の7人家族。

父親がやたらとサボテン好きで家中がサボテンだらけという家庭。
そろそろ年齢的に思春期の入口に立つ優子だが・・・・毎日は騒々しく、優子自身は「色気より食い気」。

作品の端々から漂う「昭和の香り」が目立つが、昭和はもう後3年ほどしかないのである。
平成という世の節目は世間的には「バブルの崩壊」という事件があった。

ちょうど時代は好景気に沸き立ちバブルの崩壊から日本は「失われた20年」へと長い冬の時代へ突入する。
けれど作品にそんな気配は微塵も見られない。

ホームドラマと少女の成長に時代がどう合うか見届けたい作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-01-03 23:11:52] [修正:2015-01-03 23:11:52] [このレビューのURL]

一部でご当地漫画として有名になってきている作品。ブレイクするかは微妙。

横浜の都会から青森県の片田舎へ魔女修行にやってきた天然ボケ女子高生の日常を描く。
魔女といってもイチイチ派手な魔法を使用するわけではなく、むしろ基本的には都会暮らしから田舎暮らしになったギャップで話が進む。
人物もどこかぎこちない絵。背景は白の部分が多く、下手したら手抜き。

淡々と進む日常描写なので「大事件」はなく、長期連載出来るのか微妙。
キャラの魅力で購読し続けるにもイマイチ弱いですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-01-03 18:35:46] [修正:2015-01-03 18:35:46] [このレビューのURL]