「kiki」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月23日

成田さんはすごく取材したり下調べしたりして、それを細やかに
作品に反映される方なので(ex,登場人物のスニーカーの裏模様の
設定までしてたり)この作品のメインに出てくる能に対しての
熱量は半端じゃないです。 作品だけでなく主人公が能楽師だから
裏舞台の細かいエピソードも盛りだくさん。超お能漫画になってます。

昔のように設定に華やかさはないし(ある意味芸能界だから華やか
なんだけど)、主人公も地に足をしっかりつけたタイプだし、
様々な能作品と主人公の身の回りに起きるちょっとした出来事を
絡めた作品で淡々とやってるのだと思ってました。
成田さんらしく人と人の間に生まれる誤解と思いやりを上手に
描いててたまにズシンとくる話もありましたが・・・

ここ数巻は憲人の見かけが美形になってきたし、成田作品の主人公
にありがちな悩みがりなタイプになってしまったりと(飄々と変な
事言ったり客観的なのが持ち味だったのに)なんだか今までの
作品と変わらなくなってきたような気がします。
そしてつまらなくなってきてるように感じました。
やはり成田作品では恋愛させるとダメになるんでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-07 14:07:06] [修正:2011-06-07 14:07:06] [このレビューのURL]

いやそれ家で食べなよってなメニューが多いですが、人に作って
もらうのがいいんですよね。単純なものが多いし、それをお客さん
達がおいしそうに食べるのでつい食べたくなってしまいます。
お客さん達の少し悲哀あふれる下町風情ただようエピソードが
時に胸にグッときました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-28 04:38:23] [修正:2011-05-28 04:38:23] [このレビューのURL]

物の見方の角度が鋭くってウマイなぁと思いました。
猛禽類や隠れ猛禽なんて確かにいるいる。
そして気がついてない男性けっこういるいる。
江古田ちゃんの様々な仕事ネタも面白いのですが・・・

ワンパターンなので連続しては読めないです。
単行本なら三分の一だけ読んで、翌日以降にまた三分の一読んで・・・
という感じに読んでしまいます。
雑誌でちょこちょこっと読むのに最適な漫画だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-05-28 04:04:00] [修正:2011-05-28 04:04:00] [このレビューのURL]

もう20年以上のバブリーな時代の頃の作品。
女性登場人物達のワンレン、ボディコンはさすがに時代を感じるけど
作品内容としては今でもいけそうかと。
それにしても主人公の佳子、エロすぎる。バイだしドSだし。
肉食系女子というか痴女というか頭おかしいというか。美女で東大出で
金持ちじゃなかったらオリん中に入れられてそうですね。

佳子は男気あって優しい時もあるくせにバイオレンスすぎるし(美智子が
かわいそうになるけどあれはドMだからOKなのだろうか)つかめない
キャラクター。あまりの佳子の勢いにこんなスカッと生きられたら
と惹かれてしまいます。品がないのは嫌だけど。

まぁエロ描写がすごいので読む人選ぶかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-26 14:57:09] [修正:2011-05-28 03:25:03] [このレビューのURL]

1巻目はバカバカしいぐらいのテンションさに大笑いしました。
なんで美女が水木しげるコスプレww 

が、2巻から出てきた本妻が不倫しているヒロインと争うところから
もう痛々しいわ 本気もかなり混じっていそうな嫉妬っぷりに
もう笑えない笑えない。
ギャグというより心壊れた人にしか見えないので怖かったです。

1巻だけなら8点はつけます。といってもまだ3巻までしか出てない
ので今後どう展開するか分かりませんが。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-05-23 22:52:12] [修正:2011-05-23 22:52:12] [このレビューのURL]

ラストのせいもあるけど、途中の恋愛経過もあり読後感はとても
モヤモヤしました。うまくいってたのって最初だけでは?
普通の男女が出会って別れただけじゃんって主人公は言ってましたが
そんなセリフ二人の仲を応援して読んでたので悲しい限りでした。
現実はそんなもんだろうけど、もっと特別に思って欲しかったなぁ。

物語のテンポはいいので読みやすく、またバブルを感じさせてくれて
当時の雰囲気も味わえます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-12 02:24:40] [修正:2011-05-12 02:24:40] [このレビューのURL]

歴史漫画として読むなら、絵も上手でだしストーリーも分かりやすくて
問題がないと思いました。
が、池田理代子さん作だと大奥もっときらびやかに描かれるの期待して
しまうし、ストーリーの膨らませ方ももっと独自な解釈を加えてくれてる
のかと思ってたのに全く普通すぎる気がします。
大ゴマでの表現が多く説明的すぎる。
池田理代子さんが描く意味があったのかなと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-28 13:45:21] [修正:2011-04-28 13:45:21] [このレビューのURL]

森薫さんの黎明期(って言っていいのか)はこんな感じだったんだ、と
分かって興味深かったです。
書き込みが少なくて今よりも調べた感もそう感じさせずあっさりした作風で、
日常系と言われればそうかもしれないけど私にはちょっと物足りなかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-28 13:37:53] [修正:2011-04-28 13:37:53] [このレビューのURL]

鉄工所が舞台ってずいぶんニッチな漫画だなぁ。
鉄工所が舞台の漫画というとたなかじゅんさんの「ナッちゃん」を
思い出しますが、あちらは物づくりの工夫や楽しさ、女の子の鉄工所奮闘記
でいかにもフィクションなんだけど、『とろ鉄』は現場の雰囲気や苦労話が
本当の話っぽくて興味深いです。(人間結構熱さに耐えられるんですね)

溶接に思い入れがたっぷり感じられそのマニアックなこだわりが面白く
作風がほのぼのした感じなのもいいです。
誰でも手軽に読める漫画だけど、私には続きが気になる漫画ではなかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-25 18:30:04] [修正:2011-04-25 18:30:04] [このレビューのURL]

ヒロインが貞子っぽい。清楚なヒロインが実は腹黒い。
普通少女漫画の主人公になりそうもない色物的なキャラで
なりたってる漫画ってそれを受け入れてくれる彼ができた
ところでアガリだと思うのです。

この漫画はヒロインが家ではめっちゃだらしなくてオバチャン
ってとこが最初は面白くて仕方がないのですが、彼と結ばれて
しまったら・・・パワーが落ちてただの恋愛漫画にしか見えなく、
しかも展開ベタベタすぎて私には微妙に感じました。
1巻だけで終わった方がよかったかも。
ラブコメとして読めばギャグとかで笑える・・・かも。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-04-11 23:39:20] [修正:2011-04-11 23:39:20] [このレビューのURL]