「kiki」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月23日

結婚直前で婚約者に裏切られてバイオリンを習うことにしたヒロインのレッスンを受け持つのは、同じく婚約破棄された同じ年ぐらいの先生。
レッスン仲間には娘がいて義母と同居している主婦や、先生の元カレの弟!(もちろん先生に横恋慕しているから習いにきた)までもいて、教室を舞台に色々な人間模様が描かれます。

大人になってから習う楽器ってプロになるわけでもないので全くの趣味の世界。そこで知り合う面々との仲って素敵な演奏できるようになりたいって同じ目標はあるものの微妙な仲。その感じが上手く描けているなぁと思います。(私も大人の楽器教室に通っているので共感できます)

それぞれの家庭の事情やら、恋愛模様やら物語はいくえみさんの作品らしくテンポよく進んでいき楽しめます。


(2巻まで既読)

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[投稿:2015-10-26 18:30:11] [修正:2015-10-26 18:30:11] [このレビューのURL]

司法事務所に勤める主人公が事故に遭ったことにより、自分がかかわってきた女性たちを思い出す回顧録…かな。
中学時代、高校時代…とそれぞれに淡い恋や濃い恋を描いていますが、最初は主人公の不器用さがほほえましい恋愛ものに感じたのですが、大学時代と年を重ねるごとに私には芹澤くんが嫌な奴にしか見えなくなっていくのですが。(それにしても美女からモテモテだよな)そのせいで巻を追うごとに面白さが微妙に思えてきました。
5巻で「芹澤くんは自分の思い通りに女の子が動かないと機嫌を損ねるやつだよね」と言われますが、その通りじゃん。人物描写上手いなぁ。
あと女の子の絵、どの子もめちゃめちゃかわいい!
まぁ彼の不器用さには理由があるけど…今後いい奴に成長しますように。

5巻まで既読。

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[投稿:2015-09-17 00:52:29] [修正:2015-09-17 00:53:24] [このレビューのURL]

戦時下の名古屋で生きる普通の少女あいの物語。
どんどん物資がなくなっていき、学校の授業はなくなり工場で働くことになり、住む街のあちらこちらで爆撃をうけ…
そんな生活を疑問に思いつつ変わって行く街で必死に生きていく姿を少女漫画らしく分かりやすく描かれているかと。
ただ人物描写のバラエティがないのか防空頭巾をかぶったあいの家族達の区別がつきにくいのが難点かな。

4巻まで読んで名古屋大空襲が終わったところなので、まだ物語がどのように終わるかは方向性がみえなく最後どのような感想になるかは分かりませんが、名古屋の戦時下って軍需工場が多くてこんなだったのかと初めて知ることができました。

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[投稿:2015-09-17 00:38:51] [修正:2015-09-17 00:38:51] [このレビューのURL]

頭がいい中高生達が株式などで投資をする物語だけど、最近の三田先生の作品らしく正直ストーリーは別に特に面白くはないかな…という感じだけど、資産運用や株の買い方、日本経済の歴史、ベンチャー企業の日本における現状などなどウンチクが面白いです。

投資に興味がない人は多分楽しめないかも…ウンチク漫画好きには良作!

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[投稿:2015-08-11 01:40:19] [修正:2015-08-11 01:40:19] [このレビューのURL]

題名通りの江戸時代ものの酒と肴や遊びの解説みたいな漫画。
ラズウェルさんらしいストーリーはあってないような感じだけど、ウンチクは沢山詰まっていて楽しめます。
この時代にもビニールハウスみたいなのがあったんだなー。とか、タイのお寺では今でも普通にやっている放生会って昔は日本もやってたんだ!などなど漫画で楽しみながら知的好奇心を刺激させていただきました。

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[投稿:2015-07-28 11:59:12] [修正:2015-07-28 11:59:12] [このレビューのURL]

将来世界で活躍するジャズプレイヤーになる(各巻に未来からの周りの人々のメッセージがあることによって明らかにされている)仙台に住む高校生宮本大の半世紀…かな。

どのようにジャズに出会い惹かれていって演奏に夢中になっていくか、周りの人々との関わりとともに丁寧に描かれています。
主人公はジャズに真っ直ぐで気持ちのいい青年だし読んでて面白さに安定はあるけれど…もう少しめげたりやさぐれたりしてみてほしいかなぁ。
「岳」のサンポさんみたく超人すぎるのが気になって。それが味だといえばそうなのですが。

あと個人的にはいくら河原といえども、夜中にあんな大音量で練習するのは迷惑すぎると思うのですが…(背景に家が描きこまれてたし…)

色々なジャズの名盤や様々な人々の演奏の話も面白いです。
これからどのような道をたどって成功していくのか楽しみです。

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[投稿:2015-06-14 00:04:02] [修正:2015-06-14 00:04:02] [このレビューのURL]

前半部分のちーちゃんのあまりの足りなさに
「え?これ漫画にしちゃっていいの?」
と躊躇しましたが、後半のダークさには読んでいて胸がキューっと縮まされ引き込まれました。

あの年頃の人と比べてしまう気持ちや、誤解などを天真爛漫なちーちゃんを通してよく描けていると思います。
読後がまずいので読み返したいとはあまり思いませんが…。

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[投稿:2015-04-10 15:53:41] [修正:2015-04-10 15:53:41] [このレビューのURL]

ほんわかした絵柄でなんというか絶妙な物語の進展さがあって楽しめました。
運動部の少女に書道部の少年って「とめはね」!?と思いきや、性転換した兄の探偵や、新興宗教に超能力まで出てきて物語の先が読めない感じがまたいい。
ラストは超甘酸っぱいし!

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[投稿:2015-04-10 15:39:54] [修正:2015-04-10 15:39:54] [このレビューのURL]

まだ2巻までしか出てないので(移籍後無事に続巻でるの?)先は分かりませんが、モデルにした宝塚学校のあるあるネタを期待したのですがそれは少な目。生徒になった子達の友情やそれぞれの背景の苦しみなどが描かれています。
元アイドルの奈良っちと元気少女のさらさのとりあわせは面白いけど、さらさヅカを好きでもないのやだらしなさが、あの歌劇団には無理があるような…。

読みやすい作品なので少女漫画好きなら誰でもサラリと楽しく読めるかと。

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[投稿:2015-02-07 00:44:36] [修正:2015-02-07 00:44:36] [このレビューのURL]


閉鎖的な田舎の学校でイジメがおき、学生同士が殺し合いをし、どんどん人が死んでいき・・・ホラーというよりひたすら哀しみがただよう物語。
殺し合いの描写が結構スプラッタだし、絵もあまり上手ではない作品ですが読んでいて引き込まれました。
ひたすら耐えているヒロインが健気すぎて目が離せないんだもの。ぐっとこらえている描写がうまいですね、押切さんは。
ヒロインだけでなく登場人物の大半が哀しい家庭や状況におかれているのも物語をよりやるせない感じにしているかと。

短い巻数でぐっとくる話が読みたい人にいいかと。

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[投稿:2015-01-31 00:19:56] [修正:2015-01-31 00:19:56] [このレビューのURL]