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総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月23日

実家が酪農+作物農家な荒川弘先生の農業エッセイ漫画。
大胆で過酷でおおらかな農業と生活状態をユーモアと
かなり毒づいた本音で描かれていて、リーマン家庭に育った
身としては非常に農家の建前だけでない話に感心しました。
ホントもう農家さまさまです。
学級文庫におくべき(笑

面白いけどギャグの流れが似た感じだしテンションが作者さんと
合わないのか、私は一回読んだら十分に思えました。

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[投稿:2016-07-30 22:02:54] [修正:2016-07-30 22:02:54] [このレビューのURL]

世界をマタにかけて漫画を描き続けるヤマザキマリさんの
自伝的エッセイ漫画。
正直漫画としてのクオリティはイマイチ。
けどヤマザキさんのどこでもそれなりに暮らしていく
バイテリティさには圧倒されます。

私はこの作品に出てくる所へは旅行には行ったことは
あるけど、あの土地で仕事して生活して…はすごいパワー
入りそうで無理無理。本当尊敬します。

あと私もシリアの遺跡は素晴らしいと思っているので
声高らかに褒められたこの漫画は嬉しいです。
(今どうなっちゃったんだろうか…)

ネタ的にはそうないだろうけど、ポルトガルやシカゴ暮らしも
描いて欲しいです。つーかこれ続き描いてはるの?

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[投稿:2016-06-19 21:55:43] [修正:2016-06-19 21:55:43] [このレビューのURL]

一応北海道を舞台としたしゃべくりが非常に上手いミナレさんが、
ラジオのパーソナリティーにスカウトされるラジオ業界物語…
なのか?

会話のテンポやセンスが非常に素晴らしい!
物語も予想外に進むこともありで笑いがありまくりで楽しい作品。

ヒロイン、ミナレさんのキャラが良すぎるわ。
一見別嬪さんなのに無駄に熱くてアホ行動が多く、
人の感情など分かり切ったキレ者にみえてだめんず好きとか最高!

ラジオ業界の小話や北海道あるある小話もためになります。
物語はこれからって所ですが(2巻まで既読)先が楽しみです。

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[投稿:2016-06-19 21:36:42] [修正:2016-06-19 21:36:42] [このレビューのURL]

全3巻でコンパクトに競技としての金魚すくいのルールや魅力を分かりやすく描いていると思います。
短い時間でパパッと読める面白い作品。
それにしてもニッチなテーマ!

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[投稿:2016-05-26 11:24:17] [修正:2016-05-26 11:24:17] [このレビューのURL]

はまって読むと読後遠くの世界に連れていかれてた感がして胸の中にビュービューと風が吹きまくる作品。
ただ現在からすると絵が古臭く、やたら番外編が差し込まれているうえに、子供たちだけで放浪&喫煙&飲酒ありなので違和感感じまくりだし、詩的な描写も多いので読みにくいと感じる方多いと思います。
そしてこれ思春期に読むのと大人になってから読むのとはでは感想が大いに違うんだろうなぁと思いました。私は後者なのでテーマの重さや表現方法は凄いと思うものの、青臭くて頑なな主人公たちに「うんうん、子供の頃はこんな気持ちあったよねー」とは思うけど、「分かるわかるわかる!」とどっぷりハマることはできませんでした。多分思春期に読んでいたらかなりその後の人生に影響を受けたでしょうね。

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[投稿:2016-05-26 11:13:19] [修正:2016-05-26 11:13:19] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

この作品に影響をうけた少女漫画家達は数多くいるという。
一応歴史物ということになっており、1770年頃のロシアで皇帝も出てくるけどその時代の背景を借りているって感じかな。でも60年代に子供向けの雑誌に革命や農奴解放(これがメインではないけど)を描くって斬新でしたでしょうね。
現在の引き延ばし蔓延の漫画界ならコミックス30巻以上は余裕の怒涛のプロットの埋め込みにはビックリしますが(全2巻)、今読むとその分サクサク話がすすみすぎて何か物足りない感じがするし、都合よく行き過ぎで違和感もしました。多分低年齢の子供にもうけるようにって描かれたのでしょうね。
ラストにはちょっとビックリしました。レオの立場って…。

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[投稿:2016-05-26 10:54:10] [修正:2016-05-26 10:54:10] [このレビューのURL]

日本に巨大地震が起こり文明が崩れさった世界で一人さまよう中学生男子のサバイバル物語。
長編なので確かに後半になるにつれ物語がだれた感じがしますが、最後まで引き込まれて読みました。
主人公補正で上手く行き過ぎな所もありますが、ネズミってこんなになる可能性があるんだ(これが一番面白かった)とか、サバイバル知識が興味深かったです。

しかしミミズうどんだけは眩暈がします…。

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[投稿:2016-04-28 12:24:47] [修正:2016-04-28 12:24:47] [このレビューのURL]

7点 白眼子

戦後の北海道を舞台にした不思議な物語。
幼い光子が闇市でツレとはぐれてしまって、拾われた家の当主が過去や先が見えたりする不思議な盲人の男。その姉と変わった数年を過ごして…

物語の年月は淡々とたっていき主人公の身の上も次々変わっていくも、男と光子の不思議なつながりを感じさせられ、人の運命や結びつきというものを考えさせられました。

短い話ながらも長いドラマをみた気分になる作品。
山岸さんの作品の中では一番好きかも。

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[投稿:2016-04-28 12:13:38] [修正:2016-04-28 12:13:38] [このレビューのURL]

6点 ランド

日本の江戸時代を背景にしたような、それでいて巨大な神様たちが実在する不思議なファンタジー世界。
理不尽で閉鎖的な田舎の社会で身の回りの不思議を実際に口に出し、偶然が重なったのもあって世界を広げていこうとするヒロイン。

2巻まで読んだけど先が見えないし、現代っぽい世界も垣間見えるわでまだまだ謎の物語。謎に引き込まれて読んでいます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-04-19 02:12:20] [修正:2016-04-19 02:12:20] [このレビューのURL]

圧倒的な画力による山々の魅力、それにただひたすら立ち向かう登山家の姿、それだけでなくかの有名なマロリーのカメラのミステリー要素がすごく上手く絡みあっててグイグイ物語に引き込まれました。

多分小説だけ読んでも面白いんだろうけど、山のあの怖さや厳格さは山に登らないので谷口さんの素晴らしい絵があってより分かりやすく楽しめました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-04-19 01:54:41] [修正:2016-04-19 01:54:41] [このレビューのURL]