「臼井健士」さんのページ

小学館発行の「てんとうむしコミックス」の裏番長と呼びたい。しかもスケ番(笑)。
(表の番長は勿論「ドラえもん」である)
昔はドラえもんよりも巻数が少なかったのに、藤子先生よりも若かったためか、はたまた2人で描いていたためか、あるいは単に創作ペースが速かったからなのかいつの間にやら追い抜いて、作者自身が50巻を突破した辺りで「100巻なんてとても無理」と言っていたのにそれすらも夢ではなくなってきた。

登場人物もレギュラーは浜野一家だけだったのに、いつの間にか担任の先生・学校の校長先生・飼い犬・あさりとタタミの同級生の友達などが追加されて話の世界が拡大した。話のネタもファミコンが出てきたり、家族で「つくば万博」?に行ったりと時事ネタも上手く散りばめられている。「こち亀」みたいな長く続けていくことによる質の低下も見られず、安定した面白さが小・中学生の女子に抜群の人気と思われる。勿論、男子でも普通に読めるのは大きな強み。女の子が主人公とはいえ、少女漫画っぽくはないのだ。

昔、アニメも確かあったはずだ。もう1回作り直せば視聴率を結構取れると思うのだが。

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[投稿:2010-07-16 06:21:12] [修正:2010-07-16 06:21:12]