「臼井健士」さんのページ

美術という一般人には馴染みの薄い世界を舞台に活躍するアウトローな主人公。

毎回の話に絡む美術の造詣も深いが、政治的な部分の関わりも多く「美」は時の「権力」に支配されていた側面を否定することはできないのだと知った。「美術史」というよりも「歴史」を学べる。
レギュラーは少ないのだが、忘れた頃に以前の登場人物が再登場するので油断ができない。
藤田との対比という意味なのか「地蔵さん」がよく話に関わる。
欠点は画が洗練されていないことか。ただ、アウトローな主人公で「綺麗な絵」は似合わないだろうが。

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[投稿:2010-11-23 20:11:00] [修正:2010-11-23 20:11:30]