「臼井健士」さんのページ

森脇真末味作の漫画ではなくて、「性教育漫画」の女の子バージョンですね。

女の子が主役なので、やはり年相応に恋愛要素が重視されています。
しかし・・・この漫画に登場する「男の子」は憎たらしいですな。女の子をからかう場面なんか特に。
と、感じつつも「でもこういう男子」って何処にでもいたような・・・とも思うのです。
男の子は女の子よりも体格的な成長が遅いのでその分精神的な成長も遅くなる傾向にあるのでしょうか?
ま、勿論個人差はあるでしょうが「自身の未熟さ」に気付けないことはこのくらいの年齢の不幸ではないかと思います。逆にそれにこの年で気付けたなら、後々にかなり違ってくるとも感じます。
その辺りが「柴田」と「田島」との差なんでしょうね。

他の漫画(少女漫画は特に)はもっと「性」に関する問題も作中で取り上げていいと思います。おそらく現実では問題として表面に浮かび上がってくる頃であろうに、作中でその時期を舞台としながらも、それを取り上げる作品は少女漫画であっても少ない。ジャンルとしてもまだまだ未開拓の分野として今後ヒット作を出せるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?。

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[投稿:2010-12-20 23:07:28] [修正:2010-12-31 16:32:56]