「臼井健士」さんのページ

ラブコメ&ハーレム漫画だが、宇宙人の女の子が普通に出てきて日常の学園生活に馴染んでくるあたりが普通じゃない。

とにかく画力が特Aランクで、桂正和先生には及ばないが抜群に上手い。
この画力だと当然に「ラブコメジャンル」の作品を描くのが成功の確率が最も高いと誰でも思うことだろう。
事実、その通りになった。

パンチラ・おっぱいポロリは日常茶飯事で、イチイチ物語がどうだとか気にする必要性すらないほど。
しかも、主人公を好きになる女の子のほとんどが「主人公はみんなのもの!」的な雰囲気を醸し出しており、
「最終的に誰か一人に絞らなければならない」なとどという恋愛漫画の常識すら破壊。

宇宙人だから地球人の常識なんて通じなくて当然!というような開き直った展開から、
複数の女の子と結ばれる路線が当たり前のように展開されていく。

「恋敵」ではない。リトの想い人である春菜とララは親友になり、
最終的には「両妻」としてそれぞれにリトの子供を産みそうだ。

「全員で幸せに」確かにこれまでのラブコメにはあり得なかったテーマ。
その点においては革新的な作品だと言える。

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[投稿:2012-11-03 22:37:50] [修正:2012-11-03 22:37:50]