「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

「げんしけん」原作者による「げんしけん」の二次創作というか、ifというか、パラレルというか、そんな作品です。
spotted flower =まだらの花 ですから、班目と咲がくっついた時のその後、みたいな内容のストーリーとなっています。
作中では一貫してキャラクターの名前がでてくる事はなく、「げんしけん」のキャラクターと同一であるとは断言されませんが、それに非常に近いキャラクターばかりがでてきます。
(3巻のある話で、やはり「げんしけん」とは違う世界とほぼ名言されましたが)

ですから、作品を知っている人でこういう設定が好きな人はより楽しいでしょうし、逆にこんな話読みたくなかったとなる人もいるでしょう、
自分は楽しんでしまう派でした。
げんしけんの数年後の年代の様に描かれているので、こんなことにあの後なることもありえる、とつい思ってしまいました。

げんしけんを知らないでこの作品単体で楽しむ事も出来なくはないですが、、読んでいる人向けに描いているのは間違いありません。

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[投稿:2018-09-19 22:02:51] [修正:2018-09-19 22:02:51] [このレビューのURL]

作者の博先生の作品は、以前に「アクアリウム」を表紙買いした経験があり、この「ゆめくり」も同じ作者とは知らずにまた表紙買いしました。
同じ人を2度表紙買いしてしまったと後でわかって、自分は博先生の絵が本当に好きなんだなぁと自覚しました。
女の子がとにかく可愛らしく、仕草や表情がとても丁寧に書かれています。
特にヒロインの神様こと白羽ゆりの可愛さが反則的です。
とにかく絵だけでも読む価値ありと思います。
画風は5巻の中で結構試行錯誤されていて、線の太さなんかが大分かわりますが、キャラが可愛くかけているところはかわりません。

ストーリー部分や、主人公のキャラクターなどはイマイチに感じる所もありますが、3巻からの展開は驚かされましたし、最後はハッピーエンドで、綺麗に終わっています。
掲載誌のせいなのか、イマイチ知名度の低い作品ですが、人気があればアニメにでもなったのかなぁ、

最新作の「明日ちゃんのセーラー服」は、より綿密な絵でよりフェチにこだわり抜いたような作品となっていて、長所を活かした感じに進化していると感じました。この作品が好きな方は是非こちらも。

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[投稿:2018-09-17 00:03:57] [修正:2018-09-17 00:03:57] [このレビューのURL]

外伝とついてますけど、実質的には36巻目。最終回の後の後日談まるまる一冊です。
「その後の話」だけを最終回にしたくない、という作者の意向でこうなってるようですが、ここまで読むべきです。
やり残されていた様な事もほぼ消化され、思い残すことはありません。

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[投稿:2018-05-16 21:55:12] [修正:2018-05-16 21:55:12] [このレビューのURL]

最近一番繰り返し読んでいる作品。
バジリスクもY十Mも読みましたが、個人的にはそれ以上に面白い。
宮本武蔵や荒木又右衛門といった剣豪達が忍法 魔界転生によって蘇り、主人公柳生十兵衛に立ちはだかり、それを仲間と協力し打ち破っていくという感じ。
Fateの元ネタであるといわれる作品であり、山田風太郎のアイディアは今読んでも色褪せないてすね。
せがわまさきの画力もいっそう磨きがかかっていて、十兵衛は渋くて格好いいし、転生衆は凶々しく奇抜なデザインで個性豊か。


柳生十兵衛の登場は3巻からと遅く、それまでは転生衆が出来るまでを丁寧に書かれます。
十兵衛登場からが更に面白くなるのですが、事前に転生衆の掘り下げがされているので、十兵衛と転生衆の戦いは意外にもあっさり勝負がついたりします。
また、他の山田風太郎&せがわ作品と同じく、女性の扱いは酷いし、人はバンバン死にます。
敵も味方も徐々に人数が減ってきて、人数的にはもう終盤。
はやく続きを読みたいです。

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[投稿:2017-11-23 11:26:46] [修正:2017-11-23 11:26:46] [このレビューのURL]

8点 Dr.STONE

少年ジャンプで久しぶりに気に入ってる作品。
テーマは「科学」!
突如人間が皆石になり、3700年経過した世界で石化から蘇った天才科学少年、千空がその科学力と知恵で文明を復活させるというサバイバル的な漫画です。
バトルや冒険やスポーツがなくっても、ここまで男の子が「ワクワク」させられるテーマがまだあるんだな、と感心しました。

また、特徴としてとにかくテンポが良い点があげられます。
少々都合よく行きすぎじゃないか、と感じるかもしれませんが、
メリハリが効いていて飽きずにスラスラ読めますし、読後感が良いです。

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[投稿:2017-10-16 22:09:24] [修正:2017-10-16 22:09:24] [このレビューのURL]

同名のアニメのコミカライズではなく、オリジナルのサイドストーリーを描いた作品。
TVアニメ版から劇場版2作分までの時間軸、キャラクターがあるので幅広く楽しめ、アニメのファンであった人は続編を読んでいるような気分になれるのでは。
フルメタル・パニックの時から作画担当の上田さんの絵が好きでした。画力があってバトルもキャラクターも魅力的にかけていたと思います。
アニメでは掘り下げきれなかったキャラクターを主役とした話も多く、楽しめました。
気が付けば本編コミカライズ版より、こっちの作品の方が好きになっていました。完結して残念です。

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[投稿:2016-12-03 02:49:50] [修正:2016-12-03 02:49:50] [このレビューのURL]

福祉事務所で「生活保護」にかかわる新人ケースワーカー・義経えみるや同課のメンバーの奮闘を描く作品。

なんというか、幸い未だに自分自身には縁のない「生活保護」ですが、生活保護を申請に来るような事情のある人々の実に様々な人生に触れていくっていう事が、
読んでいてリアリティを感じて非常に面白いです。
新入社員でこんな人のプライバシーに深くかかわっていかねばならない苦労とはどれほどの物なのでしょう。
生活保護のしくみそのものもあまり知らなかったのでへぇと思わされることも。

主人公の義経もどことなく憎めないキャラクターだし、その他の職員も魅力あるキャラクターばかりです。

一時休載していて題材として若干の旬を過ぎた感はありますが、今続きがもっとも待ち遠しい作品の一つです。

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[投稿:2016-10-02 09:42:00] [修正:2016-10-02 09:42:00] [このレビューのURL]

前作「からん」も打ち切られて終わりましたが、その半分の巻数で今度も打ち切られてしまい、とても残念です。
最終巻の途中から一気に話を畳みに入り始めて、そこも面白かっただけに惜しい。
「からん」は最終巻にかなりのページを描き下ろして補完がされましたが、今回はそれもなし。

スポーツもの描くには「からん」と比較して絵柄が簡潔すぎたんじゃないかなと思います。
キャラクターは個性的だし、ボクシングの薀蓄とかは楽しく読めたのですが。

2作続けてスポーツものを打ち切られてしまい、今度はどんな作品をどんな絵柄で描いてくれるのか。ファンとしては期待したいです。
そもそも次の連載があるのかどうかわかりませんが・・

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[投稿:2016-04-17 00:42:04] [修正:2016-04-17 00:43:30] [このレビューのURL]

アニメ化きっかけで読みましたが、自分のツボでした。
主人公の巫女の女子中学生まちと喋る熊のナツの2人を中心としたギャグ漫画なのですが、
とにかくまちとナツが健気だったり純粋だったり馬鹿らしかったりして楽しいです。

都会の学校に憧れるまちが、都会に行くことを認めてもらうために奮闘したり、しなかったりします。
田舎育ちのためまちが極度に都会の常識に疎いのに対し、熊のナツは熊の癖にiPadやらパソコンやらを使いこなしていて、その対比が面白い。
キャラ萌えできる人向けかもしれませんが、今の所中弛みもせず楽しめています。

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[投稿:2016-04-16 23:57:53] [修正:2016-04-16 23:57:53] [このレビューのURL]

巷でよく話題にあがっていたので気になっていました。
作者の漫画は「ゆるゆる」「りとうのうみ」を持っていますが、いわゆる日常もの作品であるそれらとは作風が全く違い、SFファンタジーものとなっています。

結末を予め決めて描いていたということで、話がぶれずテンポ良く展開しますし、綺麗に終わっている。
世界の謎や構造を活用した攻略などが斬新で楽しかったです。

読んでみて評判も納得の面白さてした。最近のオススメ。

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[投稿:2016-01-03 12:09:48] [修正:2016-01-03 12:09:48] [このレビューのURL]

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