「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

作者買いしました。
同じ作者の加藤元浩先生の「Q.E.D-証明終了-」が好きだったので同じ作者ということで中古で最近やっとそろえた作品です。そしたらかなりこれにもはまりました!お薦めです!
本当はかなり好きなんですが、点数の基準を見てみるとこれくらいの点数です。
Q.E.Dではみられないようなアクションなどが面白く(迫力はあまりないですけど‥)、ハラハラするシーンが多いです。

葉のパートナーであるRや弥生、情報組織T・Eのトップであるアイエネス、そのボディーガードの紫霞(ジーハ)、他にも葉の両親など、どのキャラクターもいいキャラしてます。
全10巻と長さもちょうどいいくらいです。
1〜3巻が序章、4〜7巻で様々な任務をこなした後、8巻から10巻まで最終章として話をまとめていきます。
絵柄はとてもシンプルな感じで、読みやすいと思います。ぜひ読んでもらいたいです。

残念なところは上記でも述べましたがアクションシーンが下手であったり、終わり方が微妙なところです。もうすこし最後は長く使って欲しかったです。
なんていうか、余韻が欲しかった。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-08-10 01:53:30] [修正:2008-08-10 07:52:47] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ひぐらし全八編の中で一番好きな話なのですが、とても満足いくコミカライズでした。

大ゴマ多かったりコマ割が単調だったりしたところが少し気になりました。
が、キャラとストーリーをよく作者が理解していて、どこを盛り上げるべきかよくわかっていると思いました。
全四巻(鬼隠し編を含めると6巻)の中で画力の上達がすごいです。
鬼隠し編と罪滅し編ではケタ違いにうまくなってます。


・・と「ひぐらしのコミカライズ」という点についてのレビューしかしていませんでした。

肝心の内容なんですが、これは直接的ではないですが「鬼隠し編」の回答編となっています。
正直・・「それはないわ」と思ったものもありました。
しかし罪滅し編は初めて惨劇を回避する(完全にではないですが)話です。
2巻のゴミ山でのシーンや4巻での籠城突破から一騎討ちの流れなど非常に熱く、また感動するストーリーとなっています。
(人によっては「青臭い」とか「ひぐらしのイメージが崩れた」と感じる人もいるようです。ここら辺は好みが分かれる所です)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-07-04 22:55:53] [修正:2008-07-06 06:53:36] [このレビューのURL]

とにかく話がどれもアツイ!

30巻を超える長さの中でその全てを詰めこんだ最終決戦はすばらしいです。
大体なにかしらの妖(バケモノ)と戦ったりして、話が終わると次はまた別の時、場面から次の話が始まるのですが、最後にはそれがまとまるっていうのが凄いです。 
僕はうしおととら、からくりサーカス、短編集とかなり藤田先生の作品が好きなので迫力あるあの絵柄も慣れましたが、初めは抵抗あるかもしれません。が、ハマれば話が展開するにつれあの絵が好きになってく事間違いありません。
関係ない話になりますが、表紙がカッコイイ巻が多いです。

スラムダンクと同じく、ホントは10点でも良いくらいなのですが、初期の画力がアレだったので9点にしました。
とはいえ、作者の連載デビューということもあり、作中での画力の成長振りはすごいです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-08-10 02:20:20] [修正:2008-05-03 13:57:08] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ムドー戦以降の話がゲームとは進み方がかなり変わってしまい、ストーリー展開もはやくなります(ていうかカットされてます)。
そこが残念ですけど連載中にはもう7が出ていたからしょうがないんでしょうね。

バトルは迫力満点で面白いです。
問題なのは月刊だからかボス戦が短すぎて、拍子抜けしまくるところです。ほとんど呪文か必殺技で一撃。
ゲームをやっていればなおさら納得いかないと思います。
呪文の威力がかな〜り強めの描写になっていてバギが小型のハリケーンみたいになってたりヒャドがボスを氷漬けにしたりイオナズン一発で○○がやられてしまったり。

キャラクターはチャモロが自信家だったのを除けばほとんどそのままです。

ラストもゲームと違っているんですが、あれはあれで感動したのでありかなと。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-10-30 03:29:36] [修正:2007-05-03 22:52:16] [このレビューのURL]

「ひぐらし」シリーズ4作目にあたる「暇潰し編」です。

舞台は昭和58年の5年前。
この話は「外伝」とまではいかなくても今までの三作とは明らかに違う雰囲気の作品です。
まず主人公が違うので。
ストーリーも今までのような謎が謎を呼ぶようなストーリーではありません。

赤坂が涙するシーンはアツいです。
大石がなんかかっこよくみえました。


残念なところは絵が唯一「なんか想像とマッチしてない…」と感じたところでうs。
この話のメインキャラである梨花と赤坂に特に違和感を覚えたのは致命的なような。
「鬼隠し」「綿流し」「祟殺し」の作者の方がそれぞれかかれたキャラは皆雰囲気が似ているのですが、この方の梨花だけはなんか変な感じがしました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-05-02 17:26:09] [修正:2007-05-02 17:26:09] [このレビューのURL]

将来ひょっとしたらホントにこういう未来になるんじゃないかと思うくらい世界観がリアル。
そんな時代を舞台に描かれるのは「愛」と「宇宙」。

確か、以前にも「読解力がなくてよくわからなかった」って書いたんですが(確かナウシカ・・)、この漫画でもはじめはいくつかあったりしました・・(ネコの話とか)

とにかく台詞やコマの裏に隠されている事を読み取って理解していくとこの漫画が素晴らしいことが分かってきます。
倫理、哲学好きの友達はボロボロになるまで読んで、学校で布教してました。

そういえば、3巻で出てくる「しりとり」は何か元ネタがあるんでしょうか?
お笑いコンビの「スピードワゴン」がこのネタ丸パクリしていたなぁと思って。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-02-21 03:56:25] [修正:2006-02-21 03:56:25] [このレビューのURL]

今年一番完結して悲しかったし、面白かった作品でした。
30代の人に特に刺さる内容です。
自分も30代となり、登場人物達に共感する場面が非常に多かったです。
特に美術系の方は更にあるあるな感じではないかと。
最初は割と淡白な絵柄だったので面白いのかな、という印象でしたが、漫画の作り自体はとても上手く、読みやすいです。

1〜5巻で伏線を張りながら、終盤の6.7巻は今までの「日常」が少しずつ動き出して結末へ向かっていくので、無駄な展開もなく、結末もキレイなので読後感も良いですし、終わるのが悲しかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-12-29 14:13:57] [修正:2021-12-29 14:13:57] [このレビューのURL]

原作「カイジ」シリーズの第1作である「賭博黙示録」を、読み込んでいなくとも、少し読んだことがあればより楽しめますが、読んだことなくても多分大丈夫。
「賭博黙示録」に登場する悪役、利根川を主役としたスピンオフです。
時系列としては「賭博黙示録」より前に、帝愛グループ内で部下の黒服達と奮闘するコメディ漫画です。
絵の雰囲気なんかは非常に福本先生に似ているので、違和感なく読めました。
中間管理職の立場として、会長の兵藤にこき使われたり、見分けがつかないと思っていたのに、意外に(!?)個性豊かな黒服達をまとめるのに苦労したり、まさに「中間管理録」。
利根川の苦労が偲ばれます。
「賭博黙示録」では、カイジの視点からみると憎たらしかった利根川ですが、この作品を読むと、「こんな色々頑張ってたのに、迎える結末はアレ、なのかぁ・・・」と感情移入して同情してしまいました。
少しネタ切れを感じてきたところで、次巻10巻で完結とのこと。ちょうどいい頃合だと思いました。
最後は、「賭博黙示録」本編へと繋がるラストなのでしょう・・?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-01-25 05:58:42] [修正:2020-01-25 05:58:42] [このレビューのURL]

「ゆめくり」の博先生の現在連載中の作品。
前作からまたかなり進化しています。

話としては、お嬢様女子校に入学した主人公の明日ちゃんが、初めて会うクラスメイト達と交友を深めていく、誰も知り合いがいない所からはじまる中学生生活を描く作品です。
徐々に他のクラスメイトを主役とする回も増えて群像劇みたいになってきています。

漫画として実験的な所が多くて新鮮でした。
一つの動作を何コマも何ページにも渡って書いたりと、
作者の女子中学生の動き、仕草に対する拘り、フェチのような物をこれでもかと見せつけています。
この作品の特徴と言える所なので、ここが評価の割れどころ。

もちろん、それだけでなくストーリーも中学生達の成長ら青春物語が上手に描かれているので、この点数です。何より主人公の明日ちゃんのキャラが魅力的。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-12-07 19:54:22] [修正:2019-12-07 19:54:22] [このレビューのURL]

アニメ化きっかけでようやく読むことが出来ました。
序盤 ジャンプ漫画としては異色な絵柄だし、正直上手いとは思えなかったので敬遠しがち。しかし、ストーリー展開は王道だし、努力・友情・勝利がちゃんと描けていてやっぱりジャンプ漫画していました。
また4巻辺りまではほとんどシリアスですが、5巻あたりからテコ入れなのかキャラが増えて急にコメディシーンが増えます。ここら辺からこの作品の見方も変わるし、楽しくなってきます。
複数人が絡んだ複雑なバトルを描かれるのが面白いです。アニメ向きに思いました。
また、絵については、10巻近くまで進むとかなり洗練されて上手になってました。

刀と呼吸を組み合わせた必殺技で鬼を倒していく、というバトルものですが、ハンターハンターの念とかジョジョのスタンド程理屈っぽい能力バトルではありません。
なんでこんな事が出来るのか、とかは気にし過ぎず、こういう設定、と割り切りが必要です。るろ剣みたいな感じ?

ラスボスの存在感も非常にわかりやすく悪者してて今時珍しいくらい。振り切ってる悪役でいいキャラしてると思います。
まだ終わりが見えない所ですが、長くなり過ぎないといいなぁ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-06-28 21:23:47] [修正:2019-06-28 21:23:47] [このレビューのURL]

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