「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

主人公の藤村甲子園はものすごい剛速球投手。
相手のバットを折って恋女房の豆タンのミットに直接入るなんて日常茶飯事。

甲子園は前向きを通り越して無鉄砲な性格をしているので、調子がいいときは読んでて爽快なんですが、いったん挫折するとなかなか立ち直りません。
そこで大きな役割を果たすのが美少女や豆タンや片目片腕の丹波左文字といった脇役たちです。
一番は甲子園のおじいさんですが。
あるときは喝を入れたりあるときはものすごく心配してくれたり、甲子園を本当に大切にしているのが伝わります。

凄く泥臭い、現代にはない漫画だと思います。
というか、水島先生の作品はいつもそういう貧乏臭さがあります。
だからキャラクターに感情移入しやすいです。
野球の選手や能力は破天荒で滅茶苦茶もいいところですが、なぜか許せてしまうのです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-30 15:20:13] [修正:2007-05-03 23:01:55] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

児童虐待といった自分達にも身近に起こりうる話をテーマにしている話のため、今までとは大分話の雰囲気が違ってきています。

その為、今章のヒロインである沙都子や主人公の圭一への感情移入が一層しやすく、読んでいて辛くなります。

突然いなくなってしまった兄の帰りをただ待っている沙都子の健気な姿を作画の鈴木次郎先生はとてもうまくかけていると思います。
心理描写が全体的に秀逸です。

後半の展開の数々は全く解らないというわけではありませんでしたが、やはり謎だらけでとても不気味です。

最後はデウスエクスマキナ的な展開でまったく予測不可能な終わり方をします。
これが後の章にいったいどう関係するのか、楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-04-05 22:41:03] [修正:2007-04-05 22:41:03] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

「ひぐらし」シリーズ第二章です。ネタバレ注意?
他の章と比べて恋愛要素が強い話で、作画の方條先生の絵と内容がうまくマッチしてました。(若干少女漫画っぽい感じ?)

方條先生のキャラクターの造形や表情・演出などは「ひぐらし」シリーズの中でも一番上手で雰囲気が出ていると思います。

話自体にはある「陰湿なワナ」があり、話の難易度自体は「鬼隠し」編よりも低くてもそのワナひとつで見事に話を予測不可能なものにしています。
(当然、園崎姉妹による「入れ替わり」トリックだと思いますが…まだわかりません)

電話のシーンや終盤の急展開の連続にのめりこみました。
なかなか終わりの見えてこない話で読み応えありです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-03-21 23:26:09] [修正:2007-03-21 23:26:09] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

漠然とネットで「怖い」ということだけは知っていて、「別に自ら怖い思いなんてしたくないしなぁ」とあえて避けていた作品。
が、近所の本屋が閉店するということで最後に記念にとなんとなく手にとってしまった作品。

まずインパクトが大!!
メインキャラたちの普段のかわいさと、豹変したときのギャップに驚かされっぱなし。
もともとはサウンドノベルですが、鈴羅木先生は「漫画」という利点をうまく生かしていると思いました。
例えば先ほど述べたキャラの「豹変」も、「ページをめくったら急に…」といった風になっていて非常に効果的。
大ゴマの使い方も上手でした。
全体的な画力はまだまだですが。

また、作品に秘められた「謎」が非常に気になる!
「鬼隠し編」は「ひぐらしのなく頃に」の第一章に当たります。
「鬼隠し編」を読んだだけではただただ怖いだけで、謎だらけ。
「なんでああなっちゃったのか」
「アレは一体なんだったのか」
「えーー!こんな終わり方なの!」

「こんな謎だらけなままでは続きを読まずにはいられない!」
そういう気持ちにさせられました。
「最後にはこの謎も解ける」と解っているからこそ続きが買えたんですが…(単に怖いだけなら売ってしまっていたかも…)

案の定気がつけば最近発売したPS2版を購入していました。
ストーリーとキャラクターがとにかく面白い作品です。
追い追い他の章のレビューもしていきたいと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-03-19 04:02:54] [修正:2007-03-19 04:02:54] [このレビューのURL]

この中にある原作のアニメ、ひとつも観た事ありません。
でもそれなりに楽しめてしまいました。
ついでにどんなキャラクターなのか覚えてしまいました(汗
結構沢山収録されていて100円とかなら損はしないともいます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-09 04:34:52] [修正:2007-02-09 04:34:52] [このレビューのURL]

アニメも「READ OR DIE」っていうもうひとつの「R.O.D」作品も見たことが無いんですが絵がかわいらしかったので買いました。

毎回本がらみの話で楽しませてくれますが、全体的には普通。
3姉妹の紙を使う能力もそこまでアクションが多いわけでもないのであまり活用されません。
「READ OR DIE」の方はアクションが多そうな感じです。
2巻くらいからミシェールがトラブルメーカーとしての才能(?)をjどんどん発揮させてきます。

※追記
アニメ見ました
アニメ「R.O.D-THE TV-」の漫画版。となっていますがアニメはストーリーも登場キャラクターも全然別物です。
どちらかというとアニメのほうが面白いかと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-12-20 23:01:59] [修正:2007-02-09 04:30:54] [このレビューのURL]

原作を知らずにこの漫画を読もうとする方は要注意です。
この漫画では「うたわれるもの」本編のストーリーはほとんど描かれず、本編の合間にあったであろうコメディチックなサイドストーリーが中心となっています。
原作を知らないと「いつのまにこうなったの?」「こいついつの間に仲間に?」みたいな感じになります。
なので原作では話のキーである主人公ハクオロの過去などは一切明かされず(というか、そこまで話が進みません)、ヒロインのエルルゥの方が主人公級の活躍を見せます。ハクオロは影が薄いです。
その肝心の中身はというと、うたわれるもののキャラクター達が好きな人ならまぁ楽しめるんじゃないかなぁといった内容です。

ただ、キャラクターの表情のパターンが少なかったり、アクションシーンがド下手だったりとどうもアンソロジーっぽい感じから抜け出せていない印象を受けました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-09 04:09:22] [修正:2007-02-09 04:09:22] [このレビューのURL]

終盤からラストにかけてとても印象に残っている作品ですが、詳しい話は忘れてしまいました。
しかし、とても面白い話が多かったことは覚えています。
ブラックジャックと同じく手塚治虫のストーリー作りの巧さに感嘆しました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-08 06:41:57] [修正:2007-02-08 06:41:57] [このレビューのURL]

タイトルからして今回で「チンミ」はいよいよ最終章なんじゃないかと思ったのですが、読んでみて思ったことは
「え、こんなのが最後の話なの?」って感じです。
弟子のグンテとの二人旅っていうのは面白そうですが、
肝心の話の内容が無印時代なら1,2巻くらいで終わってしまいそうな簡単な話なのですが…

果たして今後どういう話に展開するのか、に期待します。

若干チンミが「新」よりも顔が幼くなった印象を受けましたが、気のせいでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-22 17:12:56] [修正:2007-01-22 17:15:03] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

「ガン治療編」「小児科編」「NICU編」など主人公・斉藤の研修先が変わるたびに話が変わっていきます。

ひとつの病気、患者に対してさまざまな人(患者自身、その家族、担当医、そして斉藤自身など)の苦悩と葛藤を描くのがとてもうまいと思います。

一番最近話が終わった「精神科編」では自分自身がもっていた「精神病患者」に対する偏見といったものがいかにおかしいかハッとさせられました。
作中では新聞記者がその「偏見」をなくす為に奮闘し、最終的には新聞の記事として載せることに成功します。
作者の伝えたい事が漫画の中の新聞記事を通すことでよりリアルに伝わってきました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-05 18:19:56] [修正:2007-01-05 18:19:56] [このレビューのURL]

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