「臼井健士」さんのページ

ロボットものという感じだが、作中において「レイバー」は自動車と同等の扱いで登場しているので、登場人物には「ロボット」を操って戦っているという認識は希薄だろう。
つまり警棒なんかと同じで「戦うための道具」といった位置付けだろうか。(ただし、主人公の野明はそれ以上の思い入れがあったが)
この漫画の見所は派手な「レイバー」を使っての格闘戦ではなく、首都を守る「お巡りさん」の近未来の日常的風景ではないか。
少年雑誌で女の子が主人公というのも珍しいが、見事に成功している。
右肩あがりで成長してきたバブル期ならではの漫画と言えなくもない。

サンデー連載作品では「うしおととら」が横綱とすれば十分に「大関」の位置を取れる作品。

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[投稿:2010-11-21 19:26:09] [修正:2010-11-21 19:26:09]