「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

作者の印象が多少は変わる、と思います。
一冊通じて最後まで楽しめた短編集でした。

でも流石に長編作品のインパクトが強いので、どの作品読んでてもどこか油断できない気持ちで読んでました(汗
でもこれが作者の持ち味なのでしょう。

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[投稿:2010-08-10 00:10:32] [修正:2010-08-10 00:10:32] [このレビューのURL]

今回は原作者なし、という事で作者の実力が改めて問われる作品。
ちょっと説明不足感がしますが、「文字」という題材は面白いと思います。

絵柄と舞台設定はとてもマッチしていて良いです。
シュトヘルのおどろおどろしい感じも迫力あって魅力的。
あと9割5分はシリアスな内容なので、ちょっとした笑いが入るだけでキャラにとても愛着がわきますね。

※8/4追記
6→7
そういえば現代と繋がりがある話なんだった、と3巻読むまで忘れてました(汗
現代とのリンクのさせ方がうまくいけば一風変わったオリジナリティを持った作品となるのではないでしょうか。

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[投稿:2010-05-03 02:08:24] [修正:2010-08-04 22:02:35] [このレビューのURL]

「GA 芸術科アートデザインクラス」は1巻で個人的に会わなくて読むのを止めてしまっていたのですが、この「棺担ぎのクロ」を読んで「GA」の続きを読んでみたくなりました。

ちょぴりダークなファンタジーもので、4コマ形式でありながらしっかりとしたストーリーがあります。
オチを4コマで必ずつける訳でもないですし、別に笑いをとってくる内容でもありません。
世界を旅して様々な人・町・世界と出会っていく訳ですが、不思議と惹き込まれる良い世界観をしていると思います。
ページの枠を全部黒にしているのも雰囲気づくりに一役買ってくれています。
絵柄もファンタジーがとても合っていて、なんだか絵本を読んでいる様な気分になりました。

休載中と知ってちょっと残念です。

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[投稿:2010-07-20 23:38:40] [修正:2010-07-20 23:38:40] [このレビューのURL]

「狼の口 ヴォルフスムント」を連載中の久慈先生の短編集。
表紙の通り、主に戦国時代を舞台としたハードな内容の短編がメインです。

絵の迫力、台詞まわしなどは良いと思うのですが話のまとめ方が「ん?」と思う様な少し変わったところで終わるものが多かった印象。

そして読んでいて驚いたのは途中で突然アニメ版「エマ」第二幕の公式サイトで連載していた (今でも読めます)「舞子の部屋」になって雰囲気ががらっと変わるところ。
短編集ならではですが「どうしてここにこれを挟んだのか」と疑問でした。
しかし、読んでみると作者の短編からのパロディネタが含まれているんですね。(しかも未発表作品の)
絵も「エマ」にどことなく似ていて凄いです。「エマ」ファン、森先生ファンの方は是非。

分厚くて値段も割高ですが割と楽しめました。

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[投稿:2010-07-19 23:35:23] [修正:2010-07-19 23:35:23] [このレビューのURL]

ハルオのキャラがいかにも女性作者が作ったキャラだなぁという風に感じましたが、それ以外はほのぼのと楽しめる作品です。
デフォルメが利いた読みやすい画風で、背景も丁寧に描かれています。
しかし動きのある絵は相変わらず苦手な様。

しかしこのまま二人があっさり結ばれたり・・なんて事にはならないでほしいし、ならないでしょうね。

あのFellows!で連載中という事で、この作品をきっかけにより多くの方に作者を知ってもらえたら良いなぁ…と勝手に思ってます。

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[投稿:2010-07-18 06:47:18] [修正:2010-07-18 06:47:18] [このレビューのURL]

遂に原作も完結。
館尾冽版「フルメタル・パニック!」で描かれた「揺れるイントゥ・ザ・ブルー」よりも後の原作の続きを漫画化。作画者交替に伴いタイトルも装丁も一新されてます。
(「ポケスペ」なんかは作画の先生が代わってもタイトルを変えずに続いてますが、この作品は完全に絵が別物なので仕方ないです)

内容は原作を忠実に漫画化されていると思います。
多少の省略・簡略化に伴いスピーディーに展開しますが、原作を補完するには十分な内容です。
人気タイトルなだけありラノベの漫画化作品でここまで長期にわたって連載しているのも珍しいと思います。
原作の刊行ペースが遅かった為、最新刊まで内容が追いついてしまうのではないかと心配がありましたが…
その分、外伝のエピソードやギャグ回の作品まで漫画化されていてファンとしては嬉しい。

絵は序盤の3巻位までは作者の絵の癖が残っていて、また館尾版とのイメージの違いから宗介は特に違和感がありましたが、そこからは比較的原作・アニメに近い顔つきになり違和感も無くなります。現在は館尾版よりも好きです。

漫画最新刊で原作最新刊まで追いついてしまっていたので、あと少しで完結。
無事最後まで描き切って欲しいです。

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[投稿:2010-07-17 23:10:40] [修正:2010-07-18 06:31:05] [このレビューのURL]

漫画でロボットものを連載するというのは個人的な先入観かもしれませんが、なかなか大変だと思います。

しかし、この「ブレイクブレイド」はそんな中シャープな線でしっかり動きのある戦闘が描けています。
読みやすいか、というとロボットというのはやはりデザイン性の問題か、どこがどうなっているのかわかりづらい所もありますが・・・
あと銃口と銃弾がとても小さいデザインで描かれるので、それも発想自体は面白いのですが、わかりづらいと思う時もあります。

敵陣営味方陣営どちらもバランス良く描かれ、また退場していくので常にどちらが勝つかわからない緊張感ある戦闘になっています。
また、女性陣はとても可愛く描けていて魅力的。
シリアスな戦争が続く作中でのオアシスとなってます、ホント。

まだまだ話が続きそうなので、主人公ライガットの更なる成長に期待です。

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[投稿:2010-07-04 23:24:50] [修正:2010-07-05 21:19:25] [このレビューのURL]

ぺんぎん版を読了。
表紙の所為で若干一話の展開が読めてしまったので、現在発刊されている版の方が読むときは衝撃度が増す…かも。

普通、主人公っていうのは読者が感情移入する対象です。
この作品は主人公の言動が、実は他の登場人物にどうやって受け止められていたのかという点がキモなので中盤から明かされる「真相」は結構自分はショッキングでした。

短い中でしっかり山場が作れていて面白かったです。

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[投稿:2010-07-01 23:07:47] [修正:2010-07-01 23:07:47] [このレビューのURL]

原作・福本先生による密室劇。
あらすじからとても興味が出て、買ってみました。

全一巻として無難にまとめています。
でも、オチは確かにそこまで意外性があるという程でもないです。
どんどん神経をすり減らしていくのがわかる浅井の表情の変化は見所。

「聞いてしまったあいつが・・・・悪いのだ・・・・!!」
この作品を象徴するセリフですが、使いどころが上手でとても印象に残りました。

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[投稿:2010-06-29 22:31:11] [修正:2010-06-29 22:31:11] [このレビューのURL]

あらすじ通り、中央線沿いに住むキャラクター達がモノローグによって日々の生活を語る4コマです。
自分が割と舞台と身近に住んでいるのもあり、各地の特色を多少は誇張しながらもわかりやすくうまくとらえて描けていると思いました。
絵もベテラン作家なだけあり安定しています。

すべてモノローグで語られるのでたんたんとしてはいますが、その分ゆったりと読める作品。
一気読みするよりは少しづつ読み進める方が良いでしょう。

地元愛というのでしょうか、そういうのが伝わってくる作品です。

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[投稿:2010-06-22 22:54:47] [修正:2010-06-22 22:55:40] [このレビューのURL]

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