「kiki」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月23日

ギリシャ神話に出てくる神々が気の抜けたギャグをおりなしている作品。
これ学生時代に読んだら色々名前覚えやすくってよかっただろうなぁ。
一応それぞれの神の力に応じたキャラにしてあります。
ギャグも大笑いするというより脱力系でくだらない感じが個人的にツボでした。

ただ雑誌などでちょこちょこ読むのに適しているかと。

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[投稿:2013-07-16 23:34:44] [修正:2013-07-16 23:34:44] [このレビューのURL]

ヤマザキマリさんの自伝的作品で、中二でヨーロッパ一人旅の部分を期待して読んだのですがヨーロッパ出発前の話の方が面白かったです。
一人で空港に降り立った時どう思ったとかエッセイ的なのを期待して読んでしまったのがまずかったと思います。
色々な国でのエピソードをそれぞれいい感じの短編に仕上がっててそれはそれでいいのですが、パンチが弱く感じました。

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[投稿:2013-07-16 23:24:41] [修正:2013-07-16 23:24:41] [このレビューのURL]

見やすく美しめの絵柄での奈良時代の宮廷物語。
物語の冒頭の釘が刺さった仏像でツカミはOK。
「大化の改新」は一般的には蘇我氏が悪い方にされているけど、実は違うんじゃないか?
という前提で織り成されるストーリーは興味深くていいです。

ただこの時代の歴史をほとんど覚えてなかったので、分かっていることが前提で描かれている気がし、人物関係が分かりにくかったです。自分で後で調べるはめに。

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[投稿:2013-07-16 23:13:30] [修正:2013-07-16 23:13:30] [このレビューのURL]

サラリーマンが週一で全国各地からお取り寄せをテンション高く楽しんでいる漫画。
お取り寄せ先も聞いたことないものが多く、種類も多岐にわたっているし、また絵もそこそこ上手で美味しそうだし自分もお取り寄せしたくはなります。

ただ他のストーリー部分があってないようなものに感じるし、フーンと食べ物には感心するけど漫画自体続巻を読もうとは思えませんでした。
雑誌で時々読むにはいい漫画かも。

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[投稿:2013-07-03 23:19:16] [修正:2013-07-03 23:19:16] [このレビューのURL]

人間のみを食べる見た目は人間と同じグール(人食人種)が存在する世の中、内気な大学生である主人公はとある事件がきっかけで半分だけグールになってしまって…という物語。

普通の人間だっただけに人間を食べることができず、でも食べないと生きていけないという葛藤を描いた前半部分は色々稚拙さを感じつつも面白く読めました。
冬目景っぽいシンシンとした暗めの作風もいいと思います。

ただ途中からテコ入れしだしてのでしょうか?
登場人物をどんどん増やして出してからは私の中では逆に微妙になってきたかな。

戦闘シーンが何が起こっているのか分かりにくいのも残念だし、
警察にグールを分別する機械があったり検査で分かるのに、いくら時間かかりそうでも人間を食べるだなんてかなりの脅威なんだから普通無理やり全住人の検査するのでは?と気になりました。

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[投稿:2013-07-03 22:19:33] [修正:2013-07-03 22:19:33] [このレビューのURL]

19世紀パリが舞台の有名画家フィンセント・ファン・ゴッホの弟、テオドルスが主役の物語。
天才画商と言われるテオドルスが上流階級のものである芸術を民衆に解放しようとする話で、まだ1巻しか出ていないので物語はまだ序章という感じ。
ワクワクする話ではないけどクールな感じで描かれた話の運びは大人な漫画という感じです。


話題作「式の前日」と同じく画力やコマ割り、エピソードの魅せ方は相変わらず上手い。
その時代の空気がよく表現されていると思います。

ただたまにフラッシュバックさせる過去の描き方は(過去の憧憬を引きずっての現在の想い)は前作の短編と似たような感じで、またそのパターン?と思ってしまいました。

とりあえず続きが楽しみです。

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[投稿:2013-06-25 01:18:41] [修正:2013-06-25 01:20:30] [このレビューのURL]

絵が見やすくて登場人物みんなカッコいいしかわいい。
田舎娘の女子高生すずめちゃんが都会に出てきて恋に友情にジタバタする話でありきたりなんだけど、作者さんのセンスがいいのかポップに面白く仕上がっててついグイグイ読んでしまいました。

ただ楽しく読みやすいんだけど正直今のところ何も残らない漫画なイメージです。
主人公以外の登場人物の考えが軽いイメージだからかな。

あと先生。何やってんのアンタ!と思わずツッコんでしまいますw

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[投稿:2013-06-19 22:52:10] [修正:2013-06-19 22:52:10] [このレビューのURL]

緊張してすぐにテンパってしまい、異常にどもったり挙動不審になってしまうヒロイン、小川今日子。
家族や周りの人々から疎んじられた彼女にとって大学時代に出会った星名さんは唯一心が許せる人で、彼にのめり込むも結局は残虐な仕打ちに合いトラウマになっていた。
OLになって合コンで出合ったクールで自分を持った吉崎に惹かれ過去を決別しようと奮闘するオガちゃん・・・

なんかもう読んでてこっちまで「うわあああ!」ってなってしまいました。
空回りし続けるけど克服しようと頑張るオガちゃんには胸が締め付けられます。
星名さんのクズっぷりやオガちゃんの星名さんへの態度にイライラもしますが、作者さんの描き方が上手いんだろうなあ。

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[投稿:2013-06-10 00:08:30] [修正:2013-06-10 00:08:30] [このレビューのURL]

平安貴族物の男女入れ替え物語。
というと30年近く前に山内直実さんが連載された「ざ・ちぇんじ!」がありましたね。山内さんの絵柄はかわいらしい感じだしかなりなコメディタッチだったのと比べると、さいとうさんのしっとりと華やかな絵柄で物語のトーンを暗めに描かれてて全然雰囲気が違って面白いです。
まだ1巻しか出てないのに結構違う感じにお話が進んでて描く人によって物語ってこんなに違うんだなと感心。
続きが楽しみです。

ただ1巻のあとがきで「源氏物語」の漫画化は結構あるんだと思ったと書いてあるのですが、当たり前だけど「ざ・ちぇんじ!」には触れず。
少女漫画内では結構有名な方の作品だと思うので連載にあたって目に入らないってことはないと思うのですが…。その辺ちょっともにょっとしました。

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[投稿:2013-06-09 23:48:02] [修正:2013-06-09 23:48:02] [このレビューのURL]

連載が終わってもつい読み返してしまう作品。
短?中編で成り立っているので、壮大な物語を読む感じではないのですが、死人がほとんど出ないほのぼの系な(事件の当本人にとっては重めなんだけど)探偵ものなので、肩肘はらずに読めて楽しめる作品かと。
どちらかというとコメディですね。

5巻ぐらいまでは探偵のまわりに清純、お色気、ロリなどの女性を配した萌え系のライトな探偵ものかと思ってたのですが、私の中でこの作品の肝は”日常における自分勝手さやマナー違反などでイライラさせる人物達の成敗”と途中で気がついてからは大好きになりました。

万引き犯、盗撮犯、家庭内DV加害者、いじめ加害者などが小気味良く成敗されていったり、小心者ゆえに周りから様々な理不尽を押し付けられるいい人達がむくわれていくのには心底スッキリします。
多分作者さんがイラっとするのをこうやっつけたら気持ちいいだろうなと考えて描いてる感がすごく出てるし、非常に共感しやすいです。

それだけでなく探偵側も悪役もキャラがたってて面白いし、予想外のストーリー展開や、適度なラブコメさも秀逸かと。

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[投稿:2013-06-06 00:52:33] [修正:2013-06-06 00:52:33] [このレビューのURL]