「kiki」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月23日

友情物語に、恋愛、自分の夢探し、父親探し、きらびやかな芸能界…
3巻という短い間にてんこ盛りでメロドラマみたいに状況がドンドン
変わりテンポがいいのですが、やはりりぼんに掲載されてただけあって
大人になってから読むと物足りなかったです。
子供の頃(特に思春期)に読めばファッショナブルだし、ちょっと
背伸びした感じもして夢中になっただろうなぁ。

一条ゆかりの漫画って展開も早く読みやすいんだけど、菜乃の色々な
悩みも普通でなんか表面的な描かれ方でハッとする奥深さがないように
感じました。

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[投稿:2011-10-07 11:07:18] [修正:2011-10-07 11:07:18] [このレビューのURL]

小奇麗なホームレスが頭蓋骨に穴開けて奇妙なモノが見える
ようになったという出だしはグッとひきつけられました。
その描写は本当にありそうな気さえしてきます。

が、最初のヤクザ辺りまでは新鮮でよかったけど、後のホムンクルスの
描写がうさったい程長すぎる。「え、またこの似たような描写?」と
思わずそのシーンは読み飛ばしてしまいました。
人の夢の話を長々と聞かされているようで面白くない。

ラストも物語の到達点としては悪くなかったけど、己や自分の過去に
回帰してうんぬんってありがち過ぎて目新しさはなかったかな。
まぁ描写はキモさ加減が凄く、さすがと感心しましたが。
途中もっとコンパクトにまとめたらよかったのになぁ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-02 16:27:08] [修正:2011-10-02 16:57:40] [このレビューのURL]

「学ぶこと」を期待して読んだら当てがはずれますね。
思ったよりもギャグが盛りだくさんで、心療内科の敷居を
低くすることには成功はしているかな。

あまりにボケとツッコミの応酬が激しいので、コミックとして
連続で読むとお腹いっぱいな感じになりました。
雑誌などで時々読む方が面白いかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-02 16:38:14] [修正:2011-10-02 16:38:14] [このレビューのURL]

うーん、期待しすぎちゃったのかなぁ。
確かに語りつくされた感のある織田信長に現代っ子でひょうひょうと
したサブローを当てはめたのは意外と合ってて斬新だと思うけど…
あっさり作風が苦手なせいか熱中する程は楽しめなかったです。

もちろん歴史とかけあわせて様々な出来事をサブローのノリで
こなすのは興味深いし、物語のテンポも早くていいです。
そしてやはり本能寺の変は気になりますしね。
個人的にはあの人物がアノ人だったことからなんとなく想像は
つくのですが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-26 01:11:31] [修正:2011-09-26 01:11:31] [このレビューのURL]

作者の作品にしては短いからかメッセージ色はなく、
絵柄も見やすいしテンポもいいので誰でも楽しくサラリと
読めるかと。
でも読んだ後私は何も残らず、数年ぶりに読み返したけど
内容何一つ覚えてませんでした…。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-22 18:50:34] [修正:2011-09-22 18:50:34] [このレビューのURL]

人とのつながりの温かさ、家庭のほんわかさ、主人公の自分探し、
将棋界の面白い奇人・奇行っぷり、将棋世界のハウツー、勝負の
厳しさ…ちょっとてんこ盛りすぎてごちゃごちゃした感じに
なってる気がします。

リリカルさや奇人達とのやりとりのおかしさ、青春バンザイな
テイストはハチクロと同じ感じで楽しめるけど、以前からあった
作者のキャラ作り込み度が空回りしすぎに感じ、前作品ほど夢中には
読めないかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-18 15:01:25] [修正:2011-09-18 15:14:51] [このレビューのURL]

「坂道のアポロン」でたまに載ってた短編が面白かったので、
短編集を読んでみましたが…絵はデビュー当時から上手いけど
内容は微妙かなと思いました。
発想や展開はたまにキラリと光るものはあるけど物足りなかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-29 12:14:29] [修正:2011-08-29 12:14:29] [このレビューのURL]

原作の田辺聖子さんって「男はアホや。ま、女もアホやけどな。
そんなアホさかげんがかわいくってたまらんねんけどね。」
と人生の達人のように感じさせられます。
この漫画も読んでるとその達人に少し近づけた気になれます。

田辺聖子作品を上手いことアレンジしてて現代風味にしてあり、
鴨居さんの味に仕上がってると思いました。

が、ラストの「夢笛」は友達以上、恋人未満な二人の軽妙なテンポの
会話が売りの作品なのですが、セリフがそのままだとやはり違和感
がありました。「来たったで、お助け兄さんが」で田辺聖子作品が
バーっとフラッシュバックしちゃったかな。
まぁ田辺聖子作品って私の年代でも読んでる人少ないから問題ないと
思いますが。

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[投稿:2011-08-25 23:35:46] [修正:2011-08-25 23:35:46] [このレビューのURL]

お酒弱いんだけど飲んで酔っ払うの大好きです。
だから二ノ宮さん達の酔っ払いっぷりは憧れます。
あんなワケ分からん言動&行動する前に寝てしまう自分が悲しい。
いいなぁ楽しそうで。

読んでてクスリと笑えるけど
ただの酔っ払ってこんな武勇伝&失敗をってなエッセイ漫画なので
一気読みだとダレてしまったかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-14 00:12:56] [修正:2011-08-14 00:12:56] [このレビューのURL]

地球にかかる土星のわっかのような居住区で窓拭きをする少年
ってなんてメルヘンチックな設定!惹かれて読んでみました。
SFでかわいい絵柄でほのぼのした話かなと期待したのですが、
く、暗い…。

居住区の上層部と下層部に住む人々の間に階級差別があって
窓拭きも底辺の仕事だと思われてる世界。
全てが暗いわけではなく、希望をともすようないい話もあるん
だけど、そことなく漂う重い雰囲気が読んでてメランコリックな
気分になりました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-09 16:56:23] [修正:2011-08-09 16:56:23] [このレビューのURL]