「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

藤田和日郎の中でも比較的最近の短編(最早最近ではないけど^^;)を集めたもの。

二つ目の短編集という事で描かれた作品はどれもまず画力はかなり向上しているのが一目でわかります。
また、短編としての話の構成も起承転結やまとめがしっかりしていて読みやすくなっています。
「美食王の到着」の演出は藤田和日郎らしさ全開という感じでおすすめです。
「夜の歌」とセットで見比べて作者の成長を感じて下さい。

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[投稿:2009-12-19 18:16:04] [修正:2009-12-19 18:16:04] [このレビューのURL]

高校文化部ものとして是非おすすめな作品。
平和で楽しい高校生活って感じが伝わってきますねー
キャラ達のテンションの高さとか、女性作家らしいなぁーと思います。

絵も線がはっきりしていて読みやすく、安定しています。個人的に好み。
空をみあげたくなるような、しんみりしてほっとする様な話づくりなのですが、
ストーリーに起伏が少ない作品なので退屈とも言えなくも無いですね。

あと6巻からの新入生の扱いが空気で扱いに困っている感じがします。
それでも面白いとは思います。これからも期待です。

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[投稿:2009-12-14 02:33:44] [修正:2009-12-14 02:33:44] [このレビューのURL]

入江亜季先生の短編集。(短編作品を集めたものではなく、短編ストーリーの連載)
短編といっても数話にわたるシリーズもあります。

どれも短く面白くまとめられていて、かつ絵の書き込みが華やかで惹きこまれます。短編集でここまで面白いのは初めてでした。
同じエンターブレインの森薫先生とは何か師弟関係などがあるのか知りませんが、作風も絵の雰囲気も似ていると感じました。ので、森薫先生が好きな方なら絶対におすすめです。

個人的に好きな話は3兄弟と母親のエピソード。

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[投稿:2009-11-29 03:56:36] [修正:2009-11-29 03:56:36] [このレビューのURL]

連載初期は髪型が現在と全く違うため戸惑いました(すぐ現在のキャラ造形になりましたが)。

絵は線がはっきりしていて読みやすく、背景もしっかり描かれていて上手い。
キャラも「かわいいは正義」の通りどんな事をしてもかわいいと思える様に描けている。(美羽みたいなのが身近にいたら絶対にイヤだけど笑)
自分の個人的な好みもありますが作画は不満が特にみつからない程好きです。

内容としては日常をネタとしたミニドラマとかコントの様な漫画です。
巻が進んでも世界観が広がる様な事がありません。
あずまんが大王を彷彿とさせる様な「間」の取り方が上手く、普通に笑えます。
ボケとツッコミがしっかり分担されているのが良い感じ。

単行本派なのでそこまで感じませんが、遅筆なのがネックでしょうか。

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[投稿:2009-11-26 04:23:21] [修正:2009-11-26 04:23:21] [このレビューのURL]

「マテリアル・パズル」物語全体の中で「繋ぎ」として描かれた内容の為、突然に且つ謎を遺して終わります。
バトルは面白いですが、あの結末は予想できませんでした。

作画については相変わらず不安定。トーンの使い方が変わった印象をうけました。
今のままでは謎すぎるので早く土塚先生に続き(第四章)を描いてほしいです。

また「マテリアル・パズル」で描かれなかったキャラの外伝などもあります。今後の伏線となるキャラもあれば、本編の補完として描かれるものもあったりします。

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[投稿:2009-11-24 03:49:07] [修正:2009-11-24 03:49:07] [このレビューのURL]

短いのが非常〜に残念。これしかいえない。
フィクションの歴史ものながら、どこかリアリティを感じられる。
攻城戦はとても面白かった。

同作者のヒストリエが好きな方にはお薦め。
(いや、むしろその逆が正しいのですかねw)

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[投稿:2009-11-14 04:30:05] [修正:2009-11-14 04:30:05] [このレビューのURL]

冬目先生の漫画は実はあまり沢山読んでいないので、カラーページを初めて読みました。カラーページがとてもいいですね〜

ストーリーは・・あんまりないですねw
家庭と自分の恋愛と学業などの悩みを抱えたももちゃんの話です。
もう皆書かれていますがももちゃんがひたすら可愛いです。
絵も作品の雰囲気もどこか他作品と比べて垢ぬけていて、明るいです。

1巻で終わるので短い。。
とても面白く読めたので、もっとももちゃんの話を読みたかったというのが正直な所です。良作。

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[投稿:2009-11-13 03:44:00] [修正:2009-11-13 03:44:00] [このレビューのURL]

インターネット上(特にニコニコ動画)では割と有名な同人STGゲーム「東方Project」からのスピンオフという感じの漫画。

この「東方三月精」は、漫画オリジナルのキャラクター光の三妖精を主人公としたものであり、原作ゲームの様な弾幕アクションや長編ストーリーを題材としたものではありません。
主なストーリーは三妖精による悪戯と騒動を描いていて、シリアスとは無縁な平和な幻想郷の日常を伺えます。

東方Projectを原作としながら、主人公が原作にないキャラクターであったりする為、原作を知らない人にはお薦めできませんが東方Projectが好きな方ならかなり楽しめると思います。
また、原作のゲームが主に「異変解決」でありそれ以外の場面でのキャラクターの生活等はなかなか公式な内容で見る機会は少ない為、この作品のお陰でより幻想郷の世界観をリアルに感じる事ができました。(そもそもSTGにそれが必要なのかはともかく、ファンとしては楽しめました)

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[投稿:2009-11-08 05:04:42] [修正:2009-11-08 05:04:42] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

原作未読。

引き篭りの兄と生活していくために社会的に自立するという『実弾』を欲するなぎさと、過酷な家庭環境の所為で自己を保つ為に「自分は人魚なんだ」という空想を作り出してその世界『砂糖菓子の弾丸』を撃っている(様にみえる)藻屑。

この二人の主要人物の設定や、伏線をしっかり張られたストーリー展開は面白かったです。(面白いってのはここでは楽しいとかそういう意味での面白いではなく、「素晴らしい」に近い意味です)
作画も綺麗で文句なし。
特に藻屑の表情はどれも印象的でした。

タイトルの意味が明らかになるにつれ、なんて悲しいタイトルなのだと思いました。
また近いうち読み直したいなぁ。

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[投稿:2009-11-07 05:54:22] [修正:2009-11-07 05:54:22] [このレビューのURL]

サスペンス+アクションって感じで24を連想させる内容。
次々とやらねばならない事が出てきて、スピーディーに話が展開していきます。

あまりにベタな秘密組織の存在とか、殺し屋と戦うのに弓矢とか持ち出された時は失笑だったのですが、3巻くらいから敵組織やスパイとの心理戦・アクション共に面白くなってきます。

主人公が天才ハッカーというのは正直チートすぎて現実味も何もないのですが、それ故に想像を超える事をたびたびやってくれるので爽快感があります。

絵は・・下手ではないですが特徴も少ないいかにもマガジンぽい絵だなぁというのが第一印象。
でも1巻と11巻で見比べると大分上達されてます。

ストーリー終盤の展開が若干駆け足気味だった(特に対雀蜂とか酷い)のは作者も認めている事で、少し拍子抜けでしたが第二部があるのでそちらに期待するとします・・
最近のマガジンの中ではお薦めかなぁ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-02 07:05:22] [修正:2009-11-02 07:05:22] [このレビューのURL]

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