「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

7点 屍鬼

[ネタバレあり]

藤崎作品を読むのは「封神演義」以来です。

まず読んでみて驚いたのは絵の向上具合です!
「封神」の後半は週刊にしてもかなりのクオリティだとは思いましたが、まだまだこんなに進化できるんだと関心しました。


序盤から多くのキャラクターが登場しますが、デフォルメ調な顔だったりリアル調な顔だったりいろいろと描きわけていて、覚えやすいです。

村に蔓延する死・・その原因は何なのか。
謎につつまれたストーリーに非常に惹き込まれました。
先を読んでから読み返してみると伏線がしっかり張られていたのにも気づきます。

4巻までで原因は何か、大分明らかになってきましたが、それでもこれから一体どうすればいいのか・・続きが非常に気になる漫画です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-06 00:51:49] [修正:2009-06-09 17:40:24] [このレビューのURL]

さらにレビュー変更。
QEDとはジャンルのまったく違う題材が扱われるのでそれはそれで面白いです。
構成はほぼ同じですが姉妹作品なので当然っちゃ当然ですよね。

そして主人公とヒロインの関係。
QEDと似ているようで似ていないその違いは
「主人公」が「ヒロイン」に振り回されるのが「QED」
「ヒロイン」が「主人公」に振り回されるのが「CMB」

まぁだからなんだって話ですけれど^^

追加
最近は一巻に4話の短編という形も増えて来ました。
一話あたりに割けるページ数は少なくなるのにしっかりとした謎の提起とその解決を無駄なく織り込んでいる構成のうまさはさすがです。
なによりネタがなくならないのが凄いなぁ…世界は謎だらけって事ですね。
殺人のない小さな事件も題材に出来るっていう強みもあるからでしょうね。

今後も短編メイン時々長編なスタイルをやってくれるなら点をあげたいと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-03-18 21:25:09] [修正:2009-06-09 17:12:32] [このレビューのURL]

7点 D-LIVE!!

好きなところ
・とにかく色んな乗り物が舞エピソード毎にでてきて、活躍する
・全体的な作画(特にマシンや背景)が凄い。
・1エピソードを大抵4話で締めるオムニバス形式のため、単行本ではどの巻から読んでも楽しめる。
・主人公の貧乏、ヘタレっぷりからくる憎めなさと、運転時の頼もしさのギャップ(皆川作品ならおなじみかもしれないが)
・その他個性的なキャラクター達

不満点
・オムニバス形式で話を作り、且つ1エピソードを4話でまとめるため、似たような展開をする話が多い
・コマ割、演出が似たような方法を使うことが多い(皆川作品ならよくある)

買う時は、とりあえず3巻まで読んでみて欲しい。2巻まででも良い。
不満点はあれど、最後まで楽しめる作品だと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-10 04:50:38] [修正:2009-06-06 04:18:22] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

まず、この漫画を楽しむためには他の水島新司の高校野球作品を読むことをオススメします。

僕はたまたまこの漫画の存在を知る前にドカベン以外にも「球道くん」「一球さん」「男どアホウ甲子園」等ほとんど読んでいたため、
「おぉっなんて面白そうなんだ!」と凄い魅かれました。(その分原作からキャラ変わってて違和感覚えるトコもありましたけど)

でも実際読んでみると話の中で出てきた複線がなげっぱなしで終わってしまったり、岩鬼と山田の作者の贔屓がはっきり目立って・・・名訓が主人公だから仕方ないですか。
一球や九朗、才蔵などの敵チームのメインキャラの性格が変わりすぎてショックでした。
横田や文六なども変わりすぎ。

試合は甲子園1回戦が文句なしで面白いと思います。
(ただし相手は過去作品からではなく本作初登場の高校ですが)
見事な逆転勝利。
逆にひどいのは巨人学園戦と決勝戦。

水島新司先生とドカベンが大好きな方は読んでみては?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-02-09 01:00:56] [修正:2009-06-06 03:52:33] [このレビューのURL]

「モンキーターン」でもそうだったが、マイナーなジャンルを描いているという事を作者がよく理解しているので、解説が非常に丁寧でわかりやすい。

主人公とヒロイン共に書道の初心者、主人公に至っては帰国子女で習字すらよくわからない。
こういう設定のおかげで主人公たちと同じ視点になって読むことができ、漫画からいろいろ教えてもらっている感じがします。

また、書道そのものだけでなく、学校の文化部のひとつとしての「書道部」の描き方もリアルで取材をしっかりしてるなぁと思いました。

巻数を重ねて徐々に世界観がひろがってきておもしろくなってきたので一点あげます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-06-08 01:25:59] [修正:2009-01-26 05:05:36] [このレビューのURL]

最後まで安定して面白かったです。
どのレースも読み応えがあります。

競艇なんてなにひとつ知らない状態で読み始めましたが丁寧に解説してくれるおかげで問題なく楽しめました。
主人公、ライバル、仲間、ヒロインなどどれも典型的ですがそのぶん外れがないです。

全30巻と長編なのにラストへのまとめ方が少し・・なのが残念でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-11 16:13:32] [修正:2008-03-11 16:13:32] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

この作品の前に描かれた短編「邪眼は月輪に飛ぶ」より数倍好きです。
というより前作より確実に進化していて素晴らしい。

作品の内容ではないですがまず、カバーのデザインが秀逸です。
前作が私的に微妙だったので購入するか迷っていたのですが、表紙に惹かれて結局買ってしまいました。

特に良かったのは話の読ませ方。
「昔の話の回想」というのは前作と全く同じなのですが、今回は話の「聞き手」である学芸員さんと「語り手」である警部を一話終わるたびに登場させ、「それで、次はどうなったのですか?」といって次の話が始まる。

自分も一緒に話を聞いている気分になり、自然と話にのめりこんでいました。


キャラクターのかっこよさ、かわいさも前作より好きな感じでした。
洋風の方が個人的に良いのかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-10-08 01:03:32] [修正:2007-10-08 01:03:32] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

「ひぐらし」シリーズ第二章です。ネタバレ注意?
他の章と比べて恋愛要素が強い話で、作画の方條先生の絵と内容がうまくマッチしてました。(若干少女漫画っぽい感じ?)

方條先生のキャラクターの造形や表情・演出などは「ひぐらし」シリーズの中でも一番上手で雰囲気が出ていると思います。

話自体にはある「陰湿なワナ」があり、話の難易度自体は「鬼隠し」編よりも低くてもそのワナひとつで見事に話を予測不可能なものにしています。
(当然、園崎姉妹による「入れ替わり」トリックだと思いますが…まだわかりません)

電話のシーンや終盤の急展開の連続にのめりこみました。
なかなか終わりの見えてこない話で読み応えありです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-03-21 23:26:09] [修正:2007-03-21 23:26:09] [このレビューのURL]

終盤からラストにかけてとても印象に残っている作品ですが、詳しい話は忘れてしまいました。
しかし、とても面白い話が多かったことは覚えています。
ブラックジャックと同じく手塚治虫のストーリー作りの巧さに感嘆しました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-08 06:41:57] [修正:2007-02-08 06:41:57] [このレビューのURL]

7点 三国志

60巻もありますが、読み出すと止まらない。

とても読みやすい絵ですが、登場人物が多いので誰だか分からなくなることも。

とにかく沢山出てくる作戦、戦略には脱帽です。
ほんの言葉一つで相手の心理状態を変えさせてしまったり。
真実というわけではありませんが、素直に「頭いいなぁ」と感心してしまいました(笑

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-08-04 18:01:31] [修正:2006-08-04 18:01:31] [このレビューのURL]

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