「臼井健士」さんのページ

総レビュー数: 439レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年06月18日

「250万の乙女の恋の教科書」なんてアオリが連載当時あったような気がします。
勿論、そこまでの作品ではありません。絵は中学生編は描きなれていない印象を受けましたが、高校生編に入ったら随分と安定するようになりました。
作者の初連載作品ということでストーリーも上手く消化しきれていない印象。
中学時代に香澄に告白した男が最後の最後でオマケみたいに登場したのには笑った。
真理子が日野と簡単にくっ付いてあれほど続いた問題がアッサリ解決って・・・・・。
そもそも久住がちゃんと香澄に最初から(昔、会った男だって)言っていたら、問題自体無かったはずだが。
中学時代は特に「乙女チック」路線が強すぎて読み辛いです。中学校の体育祭での香澄の久住に対する心情描写にそれが顕著。
高校に入ったら「年齢相応に」なって流石に乙女チック表現は抑えられましたが。

作者もわりかし早く「りぼん」を去りましたが、雑誌自体の幼児化の波を受けなかったのは幸いだったかも。

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[投稿:2010-07-16 06:31:05] [修正:2010-07-16 06:31:05] [このレビューのURL]

この漫画も何か訳の判らない漫画ですね。
「紅茶の精」が登場することを除けば、「ただの学園漫画」です。
長所はハッキリ言って「画力」だけだと言っていいです。
前作の「オトナになる方法」でも思ったことですが、山田先生は変な設定ばかり採用します。
20巻以上も続けるような漫画ではない。
画力はAランクでもストーリーがCもしくはDランクだとバランス悪過ぎです。
ごく稀にそういう作家がいらっしゃいますが、どうすればいいのでしょうか?

答えは・・・・・原作者だけ別な方にやってもらうことです。「ヒカルの碁」なんかはそのいい「成功例」だと思います。

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[投稿:2010-06-18 22:12:02] [修正:2010-06-18 22:12:02] [このレビューのURL]

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