「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 638レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

6作収録されていますが、個性ある作品だらけ。
短編の中でも特に短い「下層戦略 鏡打ち」「制服は脱げない」はギャグのテンションで。
その他の作品は比較的シリアスに展開しますが、どれも「最後のどんでん返し」が凄いと思います。

印象に残る台詞も多かったです。canさんがあげている「一人でいれば聖女に見え、群れていれば豚に見える それが女子高生」とかもそうですが、一番印象に残ったのは「シズルキネマ」の中の「人のやる事なす事に『中二』とか言って悦に入ってる連中が一番何も作り出せない層なんだよ!バ―――カ!!」ですね。

様々な作品をしっかり面白く描ける作者の力量を改めて思い知らされました。

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[投稿:2010-03-30 00:22:24] [修正:2010-03-30 00:22:24] [このレビューのURL]

良質な短編集。
吉田聡先生の作品は初めて読みましたが、なんとなくもっていた先入観以上に絵がとても上手。
キャラの顔から背景までしっかり描きこまれているなと思いました。

ストーリーは3編収録されています。
ギャグとシリアスでのメリハリが効いていて良いです。(ギャグ顔はちょっと人選ぶと思いますが…)
恋とか友情とか青春らしいテーマをどれも扱っていて、皆良い後味を残してくれます。
個人的に好きなのは表題作の「Birdman Rally」。

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[投稿:2010-03-30 00:21:08] [修正:2010-03-30 00:21:08] [このレビューのURL]

8点 リアル

井上先生が「またバスケの漫画をやってる」と聞いて非常に喜んだのが中学の時だったと思います。
「SLAM DUNK」の様にまたアツい漫画を期待して1巻を読んだら、驚きました。
今となっては「同じ作者が同じ様な作品をまた描く」事はあまりないと理解していますが当時は作風の変化に戸惑いました。
絵の雰囲気も変わっていたし、バスケの描写自体がメインではなくなってるのがよくわかりました。

不定期連載ということで単行本のペースは一年に一冊。(まぁ、今は一年に一冊とはいえしっかり刊行されるだけマシと思っていますが)
ですが、この作品を今まで買い続けて正解だったなぁと思っています。
3人の主人公を立て、それぞれ自分の「現実(リアル)」と向き合っていく内容は、「感動した」とか「泣ける」とか軽く言葉で言い表せない様な厳しいものとなっています。
とんとん拍子で進まない展開も正に「リアル」だと思いますし、だからといって展開が遅いとかテンポが悪いとも思いません。(不定期連載なのを除けば)

そんな内容でもやっぱりギャグ部分はセンスが良くて面白いし「SLAM DUNK」から変わってなくてホッとします。
ドラマチックに見えるから現実味がないのか、現実味があるからよりドラマチックに見えるのか、自分では判断しかねますが毎年一年待って新刊を読むたびに「やっぱり面白いなぁ」と思っています。

完結してないので8点としてますが、作者補正を抜いても大好きな作品です。

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[投稿:2010-03-23 00:36:30] [修正:2010-03-23 00:36:30] [このレビューのURL]

どんなものでも箸でつまめる大きさにして食べてしまう地球外生命体の美少女ヒヨスによるギャグ漫画。
食べたモノを吐き出すとそれまでに食べたモノが変形・合体してしまうというとんでもない能力を持っていて、その吐き出したものの内容はとにかくカオス。酷いw無駄に絵がうまいのがまた良い。

同作者の「おひっこし」がツボにはまったのできっと楽しめるだろうと思って購入しましたが予想通りでした。
無表情で食いしん坊な女の子キャラってのは割と良くある設定だと思いますが、そのヒロインに吐かせまくる漫画はそうそうないと思います。
ギャグ系で久しぶりに好きな作家さんができました。(ほんとは「無限の住人」とかあぁいう作品の方が代表作なのでしょうが…)

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[投稿:2010-03-23 00:35:09] [修正:2010-03-23 00:35:09] [このレビューのURL]

「ハチミツとクローバー」が割と面白かったので購入。まだ完結してませんが、現時点ではこちらの方が好みにはあってました。
家族をはじめとした人との繋がり、団らんの描き方がとても良いです。ワンピースの様な扉絵マンガも好きです。
ゴチャっとした印象だったコマ内の情報の多さも、前作より読みやすくなっていると思います。
あと体の描き方が妙にエロくなった気がするのはやっぱり掲載誌の影響でしょうか・・・w

香子や後藤というハチクロでは見たこと無いような悪い面したキャラもこの作品のインパクトをより強くしています。

将棋に関しては素人なので「5八飛」とか言われてもピンとこないし頭のなかで想像しながら読むこともできませんが、どの様な戦略で勝つ/負けるよりもその時の心理描写を重視した結果の勝敗となっているので特に問題なく読めました。
辛い過去を持ち、若さ故に才能がありながらも葛藤する主人公の成長をこれからもっと読んでみたいと思える良作。

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[投稿:2010-03-23 00:34:13] [修正:2010-03-23 00:34:13] [このレビューのURL]

最近漫画好きな方の間で非常に話題にあがっていたので買ってみました。
あらすじからぶっ飛んでいて、こんな設定をよく思いついたなと感心しました。

1巻の時点では話の構成は毎回同じでワンパですが、それでも面白い。内容が斬新すぎます。
少しずつですがローマの時代の方では話が展開していて、1巻でもう皇帝とか出るところまで出ちゃったんですがこれからどうするんでしょうね。
お風呂って生活の中でこんなに画期的で重要なモノだったとは・・・
もう風呂に毎日入っているのが当たり前な現代だからこそ、この作品は面白いのだと思います。

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[投稿:2010-03-14 23:30:43] [修正:2010-03-14 23:30:43] [このレビューのURL]

アニメ化・映画化・ドラマ化など大ヒットしていたのでもちろん存在は前々から知っていました。
その割に案外巻数が短くまとまっているな、と思って購入。

「人気のある少女漫画は大抵ギャグも面白い」という謎の先入観を持っていたのですが、この作品のギャグパートの長さ、テンションの高さは予想以上でした。何度も笑いました。
全体通すと半々か6:4くらいでギャグの方が多いんじゃないかと思います。
特にトラブルメーカーの森田と、「酒乱」「料理下手」「格闘技」等持つ属性が濃い山田は面白かったです。

しかしながら各メインキャラの抱える悩みも丁寧に書いています。ポエムの多さも凄いと思いましたが・・^^;
ポエム(心理描写)が縦と横で同時に二つ書かれる事が頻繁にあるのですが、(それにセリフまで加わると)どっからどう読めばいいのか混乱する事が多々ありました。
大学を卒業し、これからの将来どう自分は生きたいのか、という悩みは時期的に今の自分と非常にシンクロする部分もあり感情移入できました。
自己の芸術の才能に対する葛藤も、恋愛の悩みも結局は「自分はどう生きたいか」にかかってきてると思います。
各キャラクターが片思いという設定はその為じゃないでしょうか。
あ、恋愛面での決着の付き方はひとつは完全に予想外でした・・・山田と同じ心境でしたw

そして適当に付けたタイトルといっていたのにラストにあぁ持ってくるとはやられました。感動しました。

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[投稿:2010-03-14 23:29:52] [修正:2010-03-14 23:29:52] [このレビューのURL]

同作者の「寄生獣」などと比較してしまうとどうしても地味な印象を持ってしまいますが、とても綺麗にまとまっている良作です。
序盤からの謎・伏線がしっかり解き明かされていく様は読んでいて爽快でした。

改めて読んでみるとキャラクターのインパクトが主人公やその周りのキャラに若干足りないですが、ストーリー構成が良いのでそこまで気にする程でもありません。

SF漫画好きな方には寄生獣をまず薦めますが、そこから「もっとSFの漫画が読みたい」あるいは「岩明先生の漫画が読みたい」と思った方に薦めます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-03-14 23:28:34] [修正:2010-03-14 23:28:34] [このレビューのURL]

「同じ作者でぜんっぜん作風が違う!」というのは、「げんしけん」と「四年生・五年生」と「ぢごぷり」を描いた木尾士目先生や「神戸在住」と「巨娘」と「からん」を描いた木村紺先生などでびっくりさせられましたが、この「おひっこし」のギャップもなかなか凄かったです。

でもこの「おひっこし」のそのギャップはプラスになりました。こっちの方が楽しめました。
シリアスしかない「ブラッドハーレーの馬車」と一転して日本の大学生を主役としたギャグ・ラブコメです。
ジョジョとか頭文字Dとかパロディも多く、わかる人ほど笑える内容となっています。
パロディを抜いても、内容に対するツッコミが細かく配置されていてとにかく笑わされます。
特にイタリア人の件は良い意味で暴走してる気がしますw
あと個人的にヒロインの一人の小春川が可愛すぎる。
ショートカットで小柄で幼馴染でバンドやってて・・服装もかわいいw
沙村さんの絵が一層好きになりました。

もう一作の「涙のランチョン日記」は波乱万丈な人生をこれもギャグ寄りなテンションで描いた内容となっています。こちらもなかなか楽しめました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-08 03:50:21] [修正:2010-03-08 03:50:21] [このレビューのURL]

前作と作風のギャップが違う事はよくある事ですが、この「カブのイサキ」の雰囲気は作者の前作「ヨコハマ買い出し紀行」と特に変わっている印象は受けませんでした。
よって、前作のファンにもお薦めできる内容。

絵柄は若干変化しましたが、表現している事は変わっていないので違和感は少ないです。
地面が10倍の広さになって主に飛行機が活躍する話なのですが、もっともっと地面が広い様子が描いてもらえるとより楽しめそうだなと思ってます。

とはいえこのオチを投げっぱなした様な描き方・間のとり方は、一見何がしたいのかわからないですが、ハマってしまうと最高にまったりできますね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-08 03:49:18] [修正:2010-03-08 03:49:18] [このレビューのURL]

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