「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

とりあえず「完結するまでいつまでも待てる」くらいにはハマっていますw
張り詰めた空気やピリピリした雰囲気を描写するのが上手く、読んでいてハラハラします。
加えて心理描写を読ませるセリフ回しが上手いため、キャラクターの緊張感が非常にリアルに伝わってきます。

ハンター試験やグリードアイランドでのカードの能力、そして念能力などあれだけ凝った内容をパッと出せるのにも脱帽。一人で考えてる・・のかなぁ。

連載がまちまちで載ってる時にありがたみを感じる程になってしまいましたが、とりあえず完結まではさせてほしいです。

※追記
ちょ・・・ゴンさんww
単行本待ちで立ち読みはすまいと思っていたのに・・・あまりの超展開にいよいよ続きが待ちきれない感じになってきました。
休載せずに続いているようなので少しでも早く新刊が出て欲しいです。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-08-25 06:02:23] [修正:2010-05-09 09:51:14] [このレビューのURL]

4コマ漫画ながら、様々な世界を旅するRPGっぽい作品。
なんとなくゲームブックみたいなのを読んでる気分になります。

主人公、ヒロイン、マスコット+ゲストキャラという王道なキャラクター構成。
ヒロインの故郷を探して旅をする中、出会った人と共に旅をしたり、別れたりの繰り返しです。(こう書くと某わっちの作品みたいだな・・笑)
ゲストといっても一人一人の登場期間はそれなりに長いので、別れの時となるととても寂しい感じになります。
4コマなので基本ギャグなのですが、たまにシリアスを混ぜてくるので「ストーリー漫画」としても楽しめます。
しかしそれでも起承転結は崩さない作者の力量が凄い。絶妙なバランスです。
ベテランの4コマ作家だけあって、ネタはどれも安定して面白いですよ。
同作者の「ひまじん」との内容のギャップを対比して読むとより面白いかもしれませんね。

2010.5/7 追記
5巻で8年に渡った連載も無事完結。
全5巻と無駄のない作品でした。7→8にします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-18 03:09:50] [修正:2010-05-07 23:12:32] [このレビューのURL]

読んだ時の年齢で結構受ける印象が変わるのではないかなと思う作品。
自分は登場人物たちより少し年下位でしたが、多々共感できる所がありました。

キャラクターの顔つきも、性格もなんとも現実的な設定がされていて、それも作品への感情移入を容易にさせてくれます。
一巻も前半はのんだらりんと過ごすキャラと同じように退屈な感じで読み進めましたが、後半から2巻の終わりまでは続きが気になって一気に読んでしまいました。

芽衣子がギターを手にとるシーンでは思わず「こうきたか!」と唸りました。
ストーリーの展開が素晴らしかったです。
青春らしいし、王道でとてもわかりやすいです。
万人に受け入れられる題材・ストーリー展開なので映画化された事も非常に納得。

またライブのシーン、演奏のシーンで高い画力でもって迫力と情熱に溢れた描かれ方をするので、これも読んでいてひき込まれました。

全2巻と短い中で一本のストーリーとしてキチッと描かれているのでお薦めです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-03 02:59:27] [修正:2010-05-03 02:59:27] [このレビューのURL]

スポーツものというよりいわゆる「日常系」に近いのですが、硬式野球部での「何気ない毎日」を描くというより、「何気ない一瞬」を描いている漫画です。
一話あたりのページ数も非常に少なく、セリフも少なめ。
大きくわけて話のつくりは3通りあり、「ザワさん視点の内容」「他の男子部員がザワさんを見た時の内容」「完全な第三者視点からの内容」といった具合で分かれてます。

自分が読んでいて惹かれたのは二つ目の内容です。
自分自身が野球部員だったのもあり、野球部員達の視点から描かれるザワさんを見ていると、ザワさんがとても身近に感じられるというか・・
「ザワさん」を構成する上で男子部員達なしでは話が面白くならないでしょう。
この男子部員達ももう嫌って程ステレオタイプな野球部員で、それはちょっと嫌なんですが逆にリアリティあります。

総じて、(全然総じてない)この漫画は「読者もザワさんのファンになる漫画」みたいな感じだと思います。
クラスメイトも野球部員もただ道であった人が、ザワさんと話したり、あったり、見たりした中で何かしらを感じているように、読者達も漫画の中のザワさんを見ていく間に知らぬ間に惹かれていくんですね。

非常にさっぱりとした作品です。おすすめ。(オススメばっか・・w)

2010,4,29 7→8
オチの付け方が上手くなってきたと思う。
新刊が出るたびに面白くなってる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-10 00:04:37] [修正:2010-04-29 18:39:08] [このレビューのURL]

頭をぶん殴られて福本作品の様に視界が「ぐにゃり」となったと思ったほど衝撃的な結末だった第一部から、数年後を舞台としています。

今回はもういきなりローザンヌという大舞台からスタートです。
六花は数年経って確かに精神的にも大きく成長してるのですが、根本的な性格は変わっていないので相変わらずなんだか読んでいて応援したくなるキャラクターしてると思います。

第一部に負けず劣らずのバレエ描写の丁寧さ、心理描写の上手さ。
絵は客観的に見れば人を選ぶタイプと思うのですが、不思議と読ませられてしまいます。面白い。

3巻になって某キャラの正体がまさか!?というところで盛り上がりを見せてきています。
続きが非常に気になってます。
ストーリー作りの上手さに関してはもう信頼しちゃってます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-26 22:59:16] [修正:2010-04-26 23:06:12] [このレビューのURL]

とある関所の話を描いた作品。(すげえ大雑把)

なんとか「狼の口」と呼ばれる関所を通って、外の世界へ逃げたい。
あの手この手でなんとか困難を乗り越え、後少しで幸せを掴めるっていうところで毎回絶望へ落とされる。
読んでいて気持ちのスカッとする様な内容ではありませんが、面白いかって言われると「面白い」って答えます。
ヴォルフラムが読んでいて本当に憎たらしいって思っちゃいます。
石田彰が声を当てたら似合いそうな人を食った表情も良いです。

登場人物の悔しさと絶望感でゆがんだり、唇をかみしめ涙がぶわっとあふれる様な表情の描き方が個性的で好みでした。
割と線は太めでカクカクしてますが、、画力はこれからまだまだ成長しそうな感じがします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-24 23:27:24] [修正:2010-04-24 23:27:24] [このレビューのURL]

いやいや・・・描き込みが異常ですよコレ。
あんな凝った服装や小物を丁寧にリアルに表現できてるその画力にただただ脱帽するのみです。凄い。

「エマ」にも負けないほどの作者の作品への愛情を感じられ、それだけでもなんだか応援したくなってしまいます。

キャラクターの掛け合いとか会話の独特な間は相変わらずで、ストーリーとしては割と普通。
でもなんだかすでに完成された雰囲気が1巻の時点でしていて、非常に高いレベルで安定しています。

当然ながら続きが早く読みたい一作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-22 22:28:47] [修正:2010-04-22 22:28:47] [このレビューのURL]

画風が好みなのもあるけど、バトルが読みやすいし迫力がある。
キャラクターの葛藤・成長もしっかり描けていて、盛り上がる所は盛り上がる。

精霊転化の際の迅火の髪の描き方などはおどろおどろしていて戦国っぽい雰囲気をもつこの作品にとてもあってると思います。
髪の毛からいろんな変化をして能力となる点はなんとなく、「白面の者」を連想しましたけど。

まだ少ない巻数ながら感動させられる場面もあり、「惑星のさみだれ」で作者を好きになった方は、次はこれを読んでみたらどうでしょう?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-18 18:16:30] [修正:2010-04-18 18:16:30] [このレビューのURL]

タイトルから「ナウシカにでてくる巨神兵的なので侵攻する話なのかな」と思って読んだら全然違いました。
巨人に侵攻「される」漫画なんですね。怖っ。

巨人の不気味さからくる恐怖はニコニコ動画で一時期人気だった「青鬼」に非常に近いモノを感じました。
アクションシーンの構図も面白く独特で良い感じです。
人物の掻き分けがまだ未熟な印象ですが。

にしても1巻から凄い設定とストーリーしてると思います。
2巻以降この話どういう風に繋がっていくのか予想できません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-08 23:46:11] [修正:2010-04-08 23:46:11] [このレビューのURL]

凄腕の賞金稼ぎラリー・ビンセントとその相棒で爆弾のスペシャリストミニー・メイの活躍を描くガンアクション漫画。
ガンアクションのみならずカーアクションやカーチェイスも多く描かれます。

一つの事件と次の事件の間にほんの日常話を挟む・・・みたいな事が一切なく、次々と事件を描くノンストップな作品です。そこが良い点でもあり悪い点でもあるかなと思います。
銃や車に関する薀蓄は非常にこだわって書かれていて、作者の趣味が120%詰まっています。
メインキャラは女性が多く、妙にエロいシーンが多いのも特徴。

ラリーはシカゴの銃整備士(ガンスミス)であると同時に賞金稼ぎでもある為、ドラッグだったりニセ札だったりを追っていかにもアメリカ映画らしいマフィア等の組織と戦います。
ラリーの銃、ミニーの爆弾どちらも意表を突く使い方をしてくるので良質なアクション漫画だと思います。

しかしこの作品の特徴は戦うのは自分の正義感からではなくあくまで金の為という所。(一部は違いますが)
ラリー以外も情報屋のベッキーや運び屋のビーンなんかも仕事が危険だからこそ、お金が無いと協力してくれません。
そういう意味ではシビアな職業漫画ともいえます。

絵もとてもとっつき易いのでガンアクション・カーアクションを求めてる方には是非お薦め。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-30 00:23:45] [修正:2010-03-30 00:23:45] [このレビューのURL]

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