「kiki」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月23日

ええっレビュー数5人って少なっ!
面白い漫画なのに驚きました…。

ヤクザに潜入捜査をする警察官の話ですが、笑いあり、シリアスありでB級娯楽漫画としては素晴らしい出来。「静かなるドン」と似た感じです。ギャグやそんなん無理やろーってな荒唐無稽な展開で進むところがあるし、絵柄がギトギトした感じでもあるので好みが分れるでしょうけど私は好きです。

特にパピヨンが最高!主人公より恰好いい兄貴…ジョジョでいうとブチャラティです!! 途中ゴルフが始まった時は「ネタに困っての展開?ちょっとなぁ…」と思いましたが、パピヨンのあのショットには目がハートになってしまいました。最後二人がどう対決するのか楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-07 02:11:51] [修正:2015-02-07 02:11:51] [このレビューのURL]

東村アキコさんはフィクション作品よりも彼女の自分語りの方が
面白いなと思ってたのですが、その彼女の自伝的物語、やはり面白いです。

1巻のメインは主人公の明子と絵画が教室の先生なのですが、
先生も破天荒なんだけれども、明子の考え方や実行力も
突拍子でバカバカしい物が多くて笑わせてもらいました。
いいなぁこんな青春。

この話ってどこまで描くんでしょうか?
今のところ美大受験記でしたが、それは一巻で終わったし
漫画家になるまでかな?
続きを楽しみにしています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-29 11:20:54] [修正:2014-10-28 14:17:16] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

一番最初若い時に読んだ時は幽霊が出てくるバタバタコメディかぁ。
他人との調和が上手な主人公がまわりの人や出来事に振り回されてあんまり他の作品(同居コメディ)と変わらないなぁ。てか美少女アイドルの幽霊にとりつかれるってw
てぐらいにしか思ってなかったのですが・・・
年取って読みなおすとラストほんとにジーンとくるようになりました。星里さんの作品の中では一番好きかも。

「もし自分がハッピーだったらすみれちゃんに出会えなかった」って泣けるセリフですねぇ。
結局主人公は幽霊と出会う前よりも家族関係の緩和と仕事の認められという改善はあったものの、ハッピー度合いについてはそんなに変わってない。彼をハッピーにしようと幽霊はでてきたのに・・・
それでも彼はちぐはぐなハッピーさで人生を乗り切らないといけないと実感し、彼女にもそう告げて物語は終わる・・・切なーー。

一生懸命働く人(特にサラリーマン)に捧げられた良作ですね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-02-17 11:56:03] [修正:2014-07-13 19:28:03] [このレビューのURL]

文芸誌編集に携わる離婚も経験した40代の女性の久々に舞い降りた恋愛物語。
+都都逸とチェコ料理。

これは掲載誌の関係もあるけど、完璧中年以降向けの恋愛ものですね。
恋愛における面倒さととまどい、うんリアルだなぁ。素敵な物語でした。
このシリーズを3冊読んで正直感動したのは初めてでした。ラストの方なんかホロリときちゃいましたよ!
年とっても色々ありますねぇ。さすが小池田マヤさん!

恋愛面と都都逸の解説はよかったけど、今回前二作と比べてお料理がイマイチ?
今回チェコ料理三昧でしたが、私はチェコを少し旅したことがあるので、カルロディバリで炭酸ワッフル食べたな?とかクネドリーキって自分で作れるんだ!とか楽しめたのですが、家人がチェコ料理を食べたことも見たこともないので絵を見てもいつものように「食べてみたい」という感情が沸き起こらなかった模様。カバーなどでカラー写真があればもう少し想像できたのにとぼやいてました。
マジョラムが手に入ったら作ってみようかな、チェコ料理。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-07-02 22:34:28] [修正:2014-07-02 22:39:44] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

文化的視点から描いた戦国時代もの。
焼き物がより気になる存在になること請け合い(!?)
個性的なキャラ達、ダイナミックな構図、笑いあり泣きなりな独特なストーリー展開、よく題材にされているこの時代をいかにも漫画ならではの表現でかなり面白く仕上げていると思います。

史実にこだわる人にはえー?なエピソード盛り沢山だけど、私は笑えて好きです。具志堅用高とか草間彌生部屋とか。
安土城からの夜景シーンや秀吉の最期なんてのは感動しましたし、作者さんシーン作るの本当に上手!


そろそろラストも見えてきたけど、古織最後の≪へうげる≫シーンにも期待しています。

(18巻まで既読)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-06-02 16:23:23] [修正:2014-06-02 16:23:23] [このレビューのURL]

古代中国王朝もの。歴史物というより古代中華風の創作物語っぽい。
王からも見捨てられたお姫様が差別されていた外観が西洋人の奴隷と強い絆をもって、成り上がっていく波乱万丈なストーリー。

王朝ものにしては登場人物が少ない。召使や政治も絡ませるのに官僚などがいなさすぎなのは物足りなさを感じる。
が、非道な仇敵や悲しい生い立ちそれに屈せず成り上がっていくヒロインになにより王道の(!?)美しいお姫様に彼女を全身全霊で守る召使の存在に彼らの身分違いの恋物語…ゴックン。よくあると言えばよくありすぎるけど、華麗な中華風の絵柄に上手い様々なシーンにキュンときまくります。
なにより物語がどんどん進んでいくのでワクワク楽しめます。

そして物語のラストはスタート時から決まっているようで、1巻ずつの最初のページに未来からのモノローグが少しずつ書いてあるんだけど、それがラストのもの悲しさを暗示していてあるのが気になります。

続きが楽しみな少女漫画。(9巻まで既読)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-06-02 16:02:25] [修正:2014-06-02 16:02:25] [このレビューのURL]

昭和時代の青森のりんご園で繰り広げられる、妻にウッカリ禁忌のりんごを食べさせ神様の嫁にしてしまった男の物語。
村に伝わる神木やそれに纏わる禁忌などが民俗学チックだし、それに対する村人達の態度もよく描けててまるでドラマや映画をみているような展開で読ませてくれます。

まだ一巻までしか読んでませんが先が楽しみです。


++最後まで読んでの追記 6点から7点に修正。

美しくまとまった素晴らしい物語でした。
田舎ならではのあの雰囲気に村の過去、ストーリーにあったシンシンと降り積もる雪に林檎畑…2人のお互いを思う気持ちにあのラスト。全てがピッタリあったパズルのようで感動しました。
泣けますねぇ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-02-06 00:25:42] [修正:2014-04-17 16:25:48] [このレビューのURL]

藤子不二雄先生達の自伝的物語。
昭和20?30年代当時の一般社会や漫画界の様子、伝説のトキワ荘の生きたエピソード、そして二人の漫画に対する熱い熱い情熱が素敵な話。

A先生が描いているだけあって、ただの漫画バカな話ではなくサラリーマン時代のエピソードがあったり、漫画家になるのを迷ったり、ほのかな恋愛があったりしてより楽しめました。
ただ最後しりきれとんぼに終わっているのには驚きましたが…続編があると知らなかったので、最終巻で「え!?」と固まりました。また読んでみます。

漫画道の話もよかったのですが、下宿事情や当時の漫画の値段や食べ物事情、映画が娯楽の主役な様子なども細かく描かれているのが、より楽しめてよかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-02-11 23:39:42] [修正:2014-02-11 23:39:42] [このレビューのURL]

7点 頭文字D

[ネタバレあり]

今出ている45巻まで一気読みしたら面白かったです。一部も二部も同じぐらい面白いと思います。
ただこれ連載開始時から、いや途中からでも追いかけて読んでたら十何年も決着のつかないプロジェクトにイライラしてしまったと思いますが。
そしてもし物語があと10年とか続くようなら私も評価を下げ、途中で読むのをやめると思います。


ちなみに車には全く興味はありません。
読んだ後でも公道レースってバカじゃないの…ジムカーナするかサーキットにでも行けばいいのに。と思ってしまってます。

ただ漫画として読んだらそのバカバカしさが面白いんですよね。
中学生が車で配達しにくる豆腐屋(旅館やホテル側はつっこまないのか!?)とか、高橋家の小遣い事情(どんなけ自由になるお金を与えてるんだ!)とか、バトル中のテンションやビックリな運転術など。

涼介がラストにプロジェクトDをやってるすごく納得できる理由を聞かせてくれるのを楽しみにしてます。

ってかちゃんと終わるの?箱根で最終決戦であとは拓海と啓介が対決して終わり?でも期間は1年って言ってたし、まだ半年しか稼動してないよね?




++++ラストまで読んで

『D』の意味・・・涼介さん、読んでガクーってなったよ!
お金あるみたいだから普通にチーム立ち上げるとか、スポンサーになって啓介ブチ混むとかすればよかったんじゃ…。いずれにせよロマン大好きなお金持ちの道楽ですね。はいはい。
拓海もゴルファーの彼女どこいったん!?
まぁこんなもんかなとも想像ましたが。うーん。
ラスト以外は面白い作品なんじゃないかと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-14 18:40:18] [修正:2014-02-01 22:49:58] [このレビューのURL]

7点 SLAM DUNK

バスケの試合を天才的にうまい絵と神がかった展開で魅せてくれる作品。
最初の方はヤンキーがバスケを始めて…なよくある漫画なんだけど、途中からもう試合シーンが恰好よすぎてたまらない。試合もマジめな展開ばかりでなく所々に漫画らしいマヌケな描写も入れてて読みやすいし。
ラスト中途半端なところで終わっているのが残念だけど、あんなすごい山王戦描いちゃったらもうあれ超える試合なんて描けないのは分かります。それで終わっちゃったのも理解できます。
作者がその時その時で全力出して描いてたんだろうなぁ。

試合シーンはすごい。これ超えるバスケ漫画はもう出ないと思わせる程。
ただ私に何度も読みたいと思わせる程の物語性はないんですよね。
昔に一度だけ読んでまた機会があってまた読んだんだけど、バスケシーンが最高にかっこいい漫画としか思い出せなかったし。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-10-25 01:13:28] [修正:2013-10-25 01:13:28] [このレビューのURL]