「臼井健士」さんのページ

総レビュー数: 439レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年06月18日

少年誌の料理漫画の定番とも言える作品。
天才少年料理人が大人の地位も名誉も得ている料理人たちを次々とアイデアと工夫で打ち破っていくという展開は爽快かもしれない。しかし・・・アニメ版と比較すると面白さでは劣りますな。
アニメ版の突き抜け方は尋常じゃありません(笑)。陽一の工夫した料理を実際に作ることが出来るのか?という疑問と、本当に美味しいのか?という疑問は漫画版では出てくるのだが、アニメ版では出てこない(笑)。
て言うか考えられませんよ、アニメ版では。アニメ版で味皇様が「美味い」と言えば(勿論、例のオバーアクションでです)「そりゃ、味呈様が美味しいとおっしゃるんだから、美味しいんですよ!」と納得してしまいます(笑)。
その点でパワー不足かな。後、「必ず陽一のほうが後から料理を出す」=「後に料理を出したほうが勝利」という方式が確立されてしまっていて、陽一が先に出していたら展開違うのでは・・・などとついつい突っ込んでしまいます。このパターンは結局、崩せなかったですよね。
続編が連載されているようですが、そのあたりはどうなんでしょう。

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[投稿:2012-03-04 14:41:01] [修正:2012-03-04 14:41:01] [このレビューのURL]

「放浪息子」「青い花」で知られる志村貴子先生の初期連載作品のひとつ。
「放浪息子」のアニメ化に便乗する形で新装版として発売されました。

大家族に生まれた長女がプロレスラーとなったものの、好きな男が出来て失踪。
そして5年後に子連れで舞い戻ったところから話はスタートする。

入籍はしていなかったので未婚の母。子供は女の子。
「またプロレスやり直したい」って言っても周囲の目は冷たく下働きからやり直すハメになった。
男とも絆が切れたわけでなく、その後も度々舞い戻る始末で情けなさ全開。
家族も彼女に輪を掛けてのちゃらんぽらんさで話は「なあなあ」「流され」で進行する。

女子プロを題材にした漫画は珍しく、しかも作者唯一のスポーツ漫画(?)でもある点が注目です。
しかしながら、試合のシーンはやはり描写にイマイチ迫力がなく、その辺はあまり成功しているとは言い難いです。

アニメ化なんて話が巻末で出ていますが・・・・当たらないでしょ(汗)

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[投稿:2012-01-29 00:14:57] [修正:2012-01-29 00:14:57] [このレビューのURL]

描写はかなりきわどいものが多かったという印象。
「ヤングジャンプ」連載だったはずだが、今やろうとしても連載できないのでは?

どこが良いとか悪いとか語るに困るような漫画。

ストーリーらしいストーリーもなく、主人公の女子高校生と友人2人の日常が語られ、そして「幼馴染の彼氏」との初体験を迎えて・・・・
以降はただ「セックスをするだけ」の漫画になったと言えなくもない。と、言っても描写は少ないが。
特筆すべき点も無い代わりに特に「酷い」という点もないという限りなく「普通」の評価が付く、そんな漫画。

三田村先生は結局何だったのだろうか?メダカと最後まで行きそうになりながらも、ケースケに取られてさっさと保険医の女性と結婚」してしまったが・・・。

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[投稿:2012-01-15 12:42:36] [修正:2012-01-15 12:42:36] [このレビューのURL]

著者はいろいろなスポーツ漫画に手を出したものの、結局のところ
「キャプテン翼」しかヒットを出していません。ご本人もその事が分ったのか、完結した翼に戻ってきて続編をしつこく描いて「食い繋いでいます」が、正直見苦しいです。

これはその最初の「無印」とでも言うべきシリーズで、一応は出来はシリーズの中では一番いいです。
但し、中学生編以降は「只のロングシュート」が
・タイガーショット
・隼シュート
・イーグルショット
・ドライブシュート
・ファイヤーショット
・キャノンショット
等の「必殺シュートのオンパレード」となり下がりました。

さらに著者の画力はキャラの見分けがつき難い。
「少年漫画」というより「少女漫画との中間のような作風」です。

展開はとにかく主人公のいる「翼」のいるチームが負けなさ過ぎ。
困難に遭ってもアッサリ立ち直り克服。以下、その繰り返し。
後に全日本になってからはそれが「日本チーム」に引き継がれて、
不自然なまでの「1点差勝ちゲーム」ばかりの展開になります。

作者の日本びいきが強すぎますよ。
それが後の続編制作の過程でも「駄作化」に拍車が掛かったと思われます。

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[投稿:2012-01-09 14:52:20] [修正:2012-01-09 14:52:20] [このレビューのURL]

小学生の美少女主人公が、幼い頃に出会った年上の男との恋を成就させるために奮闘する作者の最長期連載作品ですね。

ただ椎名先生も最初の連載作品では高校生を主人公にしていたはず。
しかし、この作品でとうとう小学生にまで主人公の年齢が下がった。
「りぼん」の読者層の低年齢化による連載作品の「幼稚化」の波からは逃れることが出来なかった実例。
絵は上手いのですが・・・話が幼稚化していくとやはり読むに辛いですよね。

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[投稿:2012-01-08 21:54:27] [修正:2012-01-08 21:54:27] [このレビューのURL]

「女子の落語」=「じょしらく」らしいです。
ですが、この漫画は落語は一切やらず、楽屋で女の子たちが毎度毎度しょーもない会話を交わしている姿を見るだけです。

そーです。「けいおん!」に近い漫画で音楽をやらないだけです。
「さよなら絶望先生」の久米田先生が原作ですが、パワーダウンの印象。
別な方が描いている画は荒削り。まだ四コマ漫画にしなかっただけ英断ですが。

作品としては「非常に微妙」。10巻も絶対に続くとは思えないので
様子見が妥当。買っちゃった方は「売り」でいいでしょう。

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[投稿:2012-01-08 18:05:47] [修正:2012-01-08 18:05:47] [このレビューのURL]

海を汚す人類の姿に怒ったイカの姿をした女の子が地上侵略を開始。
たまたま上陸した海岸の「海の家」を侵略の拠点としようと目論んだのだが・・

イカと人間の女の子のハーフ(?)のような主人公が人間社会に溶け込んでいく過程での勘違いから巻き起こす騒動の数々を毎回描くという作風らしい。

コメディ路線なので「絵柄」はむしろこんなものかも。
「けいおん!」なんかと違って四コマ漫画形式でないだけまだ読めます。

但し、面白いかというと微妙。イカ娘のキャラに作品の魅力の大半が依存しているので、イカ娘を気に入らねば評価はおのずとして低くなるだろう。

漫画としては平均か、平均よりやや下。

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[投稿:2012-01-07 16:35:10] [修正:2012-01-07 16:35:10] [このレビューのURL]

「風雲児たち幕末編」とわざわざ差別化する意味がよく分らない漫画。

で、結局のところ前述の漫画のほうに吸収合併されてしまうような流れでは全く意味が無いのではないでしょうか。

作者の力量は風雲児たちでよく知っているのですが、この作品の立ち位置がよく分からないのです。

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[投稿:2012-01-04 22:04:18] [修正:2012-01-04 22:04:56] [このレビューのURL]

5点 COPPELION

近未来の日本・・・・・・。
お台場にある原子力発電所で起きた事故により放射能漏れは関東圏から風に乗って東北まで北上。日本は深刻なダメージを受け、首都は京都に移転した。

それから20年の年月が経過し・・・・なぜか立ち入り禁止の放射能汚染エリアに侵入する3人の女子高生がいた・・・・・。彼女等は放射能を防ぐ防護服を着ることもなく、制服姿で被爆エリアを探索し、生存者の発見に奔走する。

彼女たちこそが政府によって生み出された遺伝子操作による放射能への耐性を持つ存在。
廃墟となった東京を舞台に彼女たちは何処へ向かうのであろうか・・・・・。

退廃的な近未来の都市を舞台にしながらも、絵柄が泥臭くない。
あまり悲惨な雰囲気を感じさせないため、比較的読みやすいですね。

でも・・・人の手が入らないと街ってやはり荒れてしまうのでしょうね。
生い茂る雑草・建物のひび割れ・汚れ・・・・・・etc.

汚染の原因である放射能さえ大丈夫なら探索は問題なし!と思いきやそうではなかった。
異形の怪物がいたり、生き残っていた人間に殺され掛かったりでサバイバル。

作中で読者には馴染みが薄いと思われる放射能に関する説明をしていますが・・・・
なんか「嘘っぽい説明」になってしまっているのが難点。
ベニヤ板で「アルファ線」や「ベータ線」は防げるんだ・・・・・・。全然知りませんでした。
なんかアニメ化されるそうですよ!

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[投稿:2010-09-11 18:00:32] [修正:2012-01-03 10:05:43] [このレビューのURL]

CLAMPの初期作品。最初の頃はまだ現在の4名以外のメンバーもいたせいか、絵柄がぎこちない。

スケールの大きな神々の戦いを描いて、お決まりの「最後のどんでん返し」もあるのだが・・・、結局のところ何が言いたいのかが分からなかった。
世界観も理解しづらい。人名も漢字ばかりだし。

つまらないというわけでは無いが、絵柄以外は特筆すべき点もないかなという感じか。

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[投稿:2010-11-27 11:27:26] [修正:2012-01-03 10:04:22] [このレビューのURL]