「臼井健士」さんのページ
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3点 闘将!!拉麺男
「キン肉マン」の人気キャラであるところのラーメンマンが主役の別ストーリー。
しかし「キン肉マン」と同じく辻褄の合わない矛盾だらけの作品であることは間違いない。
死んだはずのホーガンとか一体、いつ生き返ったのか何の説明もなく再登場していつの間にか「仲間」になってるし(汗)。
玉王も同じく最初に死んだはずでは?。
ホーガンにしてもガンダムにしても本来「悪党」のキャラでしょうに。「仲間」にするには無理がある。
ムエタイ使いの「チャーチャイ」くらいでしょう。登場した最初から仲間キャラだったのは。
この作品に出てくるラーメンマンと「キン肉マン」に出てくるラーメンマンはパラレルワールドの別人と考えたほうが良い。
「世界観」も明らかにおかしい。
まるで古代中国のごとき、そこに「生活する人々の暮らしぶり」。
いくら共産国家の中国と言っても20世紀の中国が舞台とは思えない。
鉄道・飛行機も無く、文明から隔絶されているかのような描写の数々は・・・・不自然過ぎますよ。
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[投稿:2010-12-05 00:08:03] [修正:2010-12-05 00:08:03] [このレビューのURL]
7点 もっと☆心に星の輝きを
平安時代が舞台の漫画って少ないですよね。
「なんて素敵にジャパネスク」「陰陽師」「あさきゆめみし」とこれくらいしか知らない。
その中でも一番平和な漫画といったらおかしいが(笑)、少女漫画っぽい展開。
一応は「平安」な時代ということになっているので、しかも貴族が話の中心となれば事件を起こすほうが難しいが、現実の平安時代は名前のように平安では無かったのでしょうね。地方に行けば飢饉・疫病・貧困などは当たり前のようにあったとは思います。
あっさりすぐ終わるかと思いきや意外や意外、長期連載となってコミックスも通算して8冊出ているまでになりました。天然ボケというか、まだ子供のヒロインが大人へと脱皮していく姿がこの作品の魅力ではないかと思います。絵も上手いですよ。時代考証が正しいかは判りませんが(笑)
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[投稿:2010-12-05 00:02:24] [修正:2010-12-05 00:02:24] [このレビューのURL]
9点 六三四の剣
剣道漫画の最高峰はどう考えてもこれだろう。
他に思い浮かぶのは「しっぷうどとう」「一平」「ポニーテール白書」くらいしかない(笑)
確かに面を付けての試合中にキャラの表情を出すのは難しいと思うから、剣道漫画の数自体が少ないのも仕方ないことなのかもしれない。
ただ、1番の原因は「六三四の剣」の存在ではなかろうか。
いきなりこんな(出来のいい)漫画を描かれたら、同じジャンルで後発の漫画家は勝負できませんよ。
驚きは作者には全く剣道経験が無かったということ。それでよくまあ、あんな迫力のある試合のシーンが描けたものだ。
青春漫画としても文句のない出来ばえ。
ライバルの名前「修羅」ってスゴイ・・・ホントに付けられるのか?
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[投稿:2010-12-04 23:59:27] [修正:2010-12-04 23:59:27] [このレビューのURL]
7点 内閣総理大臣 織田信長
なんと織田信長が現代日本の内閣総理大臣に・・・・・というトンデモない設定の漫画。
秀吉が参謀で森蘭丸が内閣官房長官を務めている。
昨今の政治不信を反映してなのか無茶苦茶やっているような織田総理だが、意外に支持率は高いらしくて戦後で何番目かの長期政権にまでなった。
好きな話は国連で演説する代わりに歌を歌って世界中の人々にメッセージを伝えた話、そして訪中のときに中国の国家主席に「人を疑うばかりでなく、信じてみることが大切」とさり気なく悟らせた話はお気に入りです。
もっと見ていたかったのに・・・・何故に終了?。全8巻はいくらなんでも少ないでしょうに。
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[投稿:2010-12-04 23:53:57] [修正:2010-12-04 23:53:57] [このレビューのURL]
8点 大正野球娘。
大正14年の日本。ドイツではヒトラーが徐々に台頭せんと気を窺っていた頃。
ちょうど日本では学生野球が始まっていた。
パーティの席上で女であることを馬鹿にされた小笠原晶子は、その相手と野球で勝負することを思い付き、女学校のクラスメイトたちに声を掛ける。
が、そもそも「野球」って何?という感じでメンバーはなかなか揃わなかった・・・。
女子野球という設定は珍しくて新鮮。
原作小説の漫画化ということで小説版の挿絵を描いている方とは別の方による作画。
見やすいのだが、所々「描きなれていないな」と感じさせる箇所もあり。
アニメでは巴や胡蝶は「左打者」として描かれていましたが、野球黎明期の大正時代はまだ左打者は少ない模様で、
漫画版では全員が「右打者」として描かれています。
そして、アニメ・原作に比して「圧倒的にギャグ・コメディの要素が強い」のが漫画版の特徴です。
これが何と言うか絶妙!とにかくアニメ・原作以上に各キャラの差別化・個性付けに貢献していて面白いのです。
「大正野球娘。」は原作をベースとしながらも、漫画版・アニメがそれぞれ「独自路線」を進んでいて、
同じ題材でありながらも、それぞれが独立した展開として楽しめるという点で他作品とは異なります。
いよいよ第5巻から本格的に男子チームとの死闘が繰り広げられる模様。
それにしても最初の試合までこんなに引っ張る野球漫画は珍しい。
付け加えて言うならば、主人公のポジションが投手でない漫画も異色です。
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[投稿:2010-12-04 23:42:58] [修正:2010-12-04 23:42:58] [このレビューのURL]
7点 大正柔術物語KASUMI
凄く期待してた漫画だから「雑誌廃刊」→「そのまま打ち切り」があまりにも悲しかった。
たった「4話」ですよ?
絵も綺麗で見易かったし、大正時代を舞台に活躍する女の子は、浦沢先生の「YAWARA」にも通じるイメージがあって非常に好感を持っていた。
でも・・・・、とにかく連載する雑誌を間違えた。それのみ。
今となっては「森川先生のHP」のみで、その当時の輝きが拝めるのみとなってしまっている。
ただ、森川先生自身はこの作品を再度連載したいという野望を抱いていらっしゃるようなので、僅かな望みを繋いでいきたい。
絵柄から判断するに「週刊少年サンデー」が合うのではないかと思うのだが・・・。
興味のある方は、森川先生の名前で検索して出てくるHP内に画像があるので見て下さい。
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[投稿:2010-12-04 23:37:38] [修正:2010-12-04 23:37:38] [このレビューのURL]
7点 チャイム
水沢めぐみの連載作品でまともに読めたのはこの作品まで。
絵柄もこの次作の変身少女もので「しゃべるぬいぐるみ」だとか出てくるようになったら一気に幼児化した。
展開も一番オーソドックス。「ポニーテール白書」から続いていた主人公の出生の秘密が無くなった。
幼い頃に出会っていた男の子と再会するというパターンはまだしばらく続くのだが、絵柄はこの頃が頂点。
全3巻なので前の2作よりも印象が薄いのだが。
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[投稿:2010-12-04 23:11:42] [修正:2010-12-04 23:11:42] [このレビューのURL]
現在、連載中の唯一の「ドラクエ漫画」であろうか?
少年誌から青年誌に連載が移ったこと。前作でひとつの騒動が終わり、世界に平和が訪れたこと。
などの理由から、前作と比して話のスタートが「極めて静か」な印象を受けます。
異魔神が滅びた世界に起こる異変の数々。その裏側に潜む新たなる動乱の火種を追って、前作の3人の勇者のうち「アラン」と「アステア」夫妻の息子に当たる主人公が記憶を失ったまま旅立つ。
キラとヤオの息子が2人の資質を受け継いで「戦闘熟練者(バトルマスター)」となっているというのも極めて自然な設定。
だが、話がスローペース過ぎるのと、前作ほどの吸引力がないため、
「ドラゴンクエスト」という下地と前作のファンという前提があったとしても読み続けるに辛い作品。
一応は10巻を突破したのですが・・・作品としてあまりにも盛り上がりに欠けます。
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[投稿:2010-12-04 19:02:14] [修正:2010-12-04 19:02:14] [このレビューのURL]
7点 アウターゾーン
この作品がジャンプの後のほうのページにありながらもコミックスで通算して15巻も続いたのは、ひとえに作者の「基本的にはハッピーエンドで物語を終わらせる」という姿勢にあると思う。
確かに読み通してみて気付くのは、最後は「善人が幸せになる」という結末が基本であるということ。
一例を挙げると、男の子が飛び込んだボールを捜して古びた洋館に迷い込むのだが、そこで糸に捕らえられた女の子と出会う。女の子を助けようとする少年だが、謎の女が現れて2人を捕らえようとする。
必死の思いで館を脱出した少年はわれにかえる。館は何処にもなく、少女も女も煙のように消え去っていた。
あれは夢だったのか・・・と思った少年が見付けたのは蜘蛛の巣に引っ掛かってもがいている蝶。
少年が蝶を助けてあげると、蝶は感謝するかのように少年の周りを飛び回って去っていく。
あの館での出来事は囚われた蝶が助かりたい一心で見せた幻だったのだ・・・というラストシーン。
上記の話に作者が自ら「実はラストシーンはもうひとつ考えたものがあった」と明かしている。
それは「少年が館で女に捕らえられ、現実では少年を探しに来た仲間が蜘蛛の巣で蜘蛛に喰われている少年を発見する・・・・・」というものだったらしい。
けれど、そのラストシーンは採用されなかった。作者は続けて書いている。
「そんな(悲惨な)ラストに何の意味があるだろう?」
「自分は読者にそんな思い(後味の悪い気持ち)を抱かせたくはなかった」と。
・・・・この姿勢は作品を通してほぼ貫かれていくのだが、「成功」の要因もそこにあったんだろう。
たまにミザリィの不思議グッズを悪党が手に入れて、悪用したりするのだけれど、最終的にはいずれも例外なく「上手く使いこなすことができず、悲惨な末路を迎える」。
バッドエンドの話もあるのだが、悪い目に遭うのは「悪党のみ」で「善人は悲惨な目に遭うことは基本的になし」。
怒らせると怖い案内人の「ミザリィ」も、悪人には強烈なお仕置きを食らわせても、善人を陥れたりは決してしていない。
このハッピーエンドと、たまに挿入されるバッドエンドの話の比率が「7対3」もしくは「8対2」くらいの印象で、「匙加減」が絶妙だった。
大体の読者は物語は「ハッピーエンド」のほうが好印象を抱く傾向にあるというデータも出ている。
「バッドエンド」のほうが印象は強烈なものとなって心に刻み込まれるものらしい。
ただ、バッドエンドだと読後感は当然良くはならないので、ある程度の批判や悪評も覚悟せねばならないだろう。
漫画に限らず映画でもゲームでもドラマでも制作する側は「この事実」を良く認識して制作をすると、好評を得られる作品を作りやすいのではないかと思う。
この作品は上記を実践して、「実際に成功を収めたモデルケース」と自分は考えています。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-12-04 18:53:45] [修正:2010-12-04 18:53:45] [このレビューのURL]
10点 風雲児たち
歴史大河ギャグ漫画とでも呼ぶべきか。
「幕末の英雄たちの活躍を描くために」その原因となった大本を辿っていくことからスタートしたら関ヶ原の戦いからになってしまった(笑)
「関ヶ原の戦い」以降の日本史の登場人物たちを全員ギャグキャラにしてコテコテのお笑いを連発させる手段が冴え渡る。
内容は深謀にして詳細。ハッキリ言って実在の人間の歴史的事実をここまで詳しく描けた書物を他に知らない。
特に他の歴史漫画ではまず扱わないであろう「田沼時代からペリー来航の直前まで」の詳しい描写には舌を巻くばかりだ。
全部のギャグの元ネタが判ったらスゴイが、判らなくても楽しめるのはもっとスゴイ。
日本史好きは必読と断言します。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-12-04 15:27:53] [修正:2010-12-04 15:27:53] [このレビューのURL]
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