「臼井健士」さんのページ

総レビュー数: 439レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年06月18日

7点 YAWARA!

女子柔道を題材にした最も有名な漫画であり、浦沢先生の作品の中で最も知名度が高く、メジャーな漫画と言ってよい。

主人公が最初から「最強」であるため、周囲のライバルたちが主人公に積極的に絡んでくるという流れ。主人公の柔はむしろ受身で話が進む。
年頃の女の子だから柔道なんて汗臭いものはしたくないし、オシャレだってしたいし、遊びたいし・・・・という葛藤がある。

そんな柔だが、祖父の意向もあって結局は柔道の世界で頂点を極めるような道を進まなければならなくなり、つまりはその軌跡である。
全体的には「明るいスポ根漫画」であることには変わりなく、巨人の星よろしく父親がライバルのコーチに就任とかある意味「王道作品」。

出来は当然によく、浦沢先生の名を一気にメジャーにした。

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[投稿:2012-01-07 08:42:43] [修正:2012-01-07 08:42:43] [このレビューのURL]

簡単にいうと「陸奥圓明流の歴史上の著名人との共演作品」。
歴史上の事件と宮本武蔵や織田信長、坂本竜馬といった人物を、それぞれの時代の「陸奥圓明流の継承者」と戦わせるという展開。

歴史上の実在の人物が絡んでくる分だけ、本編よりは面白いかもしれない。
「織田信長の義弟」にも当たっていたという展開は驚き。

但し、本編と同じく初期編は「絵が下手」。

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[投稿:2012-01-07 08:32:23] [修正:2012-01-07 08:32:23] [このレビューのURL]

「癒し系にゃんこ漫画」です。簡単に言うと。
お母さん猫と散歩中に、他の事に気を取られて迷子になってしまった呑気な仔猫が、ペット禁止のマンションに住む家族に拾われて巻き起こる珍騒動。

不満はコミックスが高いということ。
オールカラーで豪華・・・は、ページ数が少ないため価格と釣り合っていない。
1冊「800円台」は無いでしょう。せめて500円台ですよ。どう考えても。
評価は勿論「良い側」だが、この価格に釣り合う内容かどうか漫画喫茶等でためし読みしてから購入がオススメ。

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[投稿:2012-01-07 08:04:55] [修正:2012-01-07 08:04:55] [このレビューのURL]

初期の必殺仕置き人的な様々なゲームをする話のほうが良かったのだが、それだと長期連載が出来なかったためか、いつの間にやら「カードバトル漫画」にシフト。

結果として「それオンリー」になったが、メディア展開にカードゲーム化で大ヒットを記録し、相乗効果で作者はウハウハ状態になったことだろう。

そうなってくると・・・もう作品としての出来云々よりも優先されるのは
「金儲け」であるのは推して知るべし。

40巻近くも継続するような漫画では本来ないはず。

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[投稿:2012-01-07 00:19:31] [修正:2012-01-07 00:19:31] [このレビューのURL]

1点 涼風

「絵」が好みではないというのもあるのだけれど、それを置いたとしても
「ヒロインが妊娠する漫画」を少年誌でやるのはいかがなものか?

主人公の言動にも大きな矛盾を感じます。
「本当にヒロインが大切なら避妊はするでしょう?」
それをしないで「大切」だとか力説したり、他者と喧嘩しても説得力がない。

で・・妊娠の可能性も考慮せずに行為に及んでうろたえるのは見苦しいです。
この主人公に付いて行こうとするのだから、ヒロインのほうも違う意味合いで主人公と
「お似合い」です。

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[投稿:2012-01-07 00:13:45] [修正:2012-01-07 00:13:44] [このレビューのURL]

展開がワンパターンですね。
「敵が出現」→「危機に陥る」→「負けるもんか!で新たな力が目覚める」→「アッサリ逆転勝利」→「以下、最初に戻って繰り返す」(笑)。

CLAMPお得意の「どんでん返し」もなかよし連載では、結局ハッピーエンドで収めなければならないので肩透かしにも等しい。
2部では1部で登場しなかった新キャラが大量追加されるも、大半は登場の意味も無いような扱いしか受けられず。
そもそも話の展開も早すぎて「大エピソード」から「大エピソード」へと飛び移って、間に場幕のエピソードを入れていないので目まぐるしい。
黒幕がモコナ・・・・も結局のところ「モコナ」は審判者であり「倒すべき悪役」では無い(心情的には味方だ)。
侵攻してきた3国もその点では同じで、誰もセフィーロを破滅させようとは考えておらず、主人公たちも読者も敵に「憎たらしさ」を感じることが出来ていない。どの国も本当の意味での「主人公たちの宿敵」という立ち位置にないのだ。
最後の最後で「明確な攻撃目標」を欠いてしまっているからこそ、主人公たち自身が倒したザガートとエメロード姫を除いて1人も死者が出ないという展開が許され、結論として「結局、み?んな仲良し」なのである。

その「最終的な攻撃目標」=「黒幕」という分かりやすい図式に改善したのがアニメ版で、こちらは侵攻してきている国々なんて問題にならないほどの邪悪っぷりを披露してくれます(笑)。
脇キャラの出番もそれぞれにあるなどしてますが、アニメ版の1部でも謎を勘ぐられていたモコナについて、結局アニメ版の2部では「謎」についてそれどころでは無くなってしまったので(笑)、語られぬまま終了してしまったという欠点はありますが。
ま、確かに明確なラスボスを出した以上「モコナ」については語れませんね。
でも、それでいいと思います。原作は戦死者も出ず、御都合主義的な側面は否定出来ないでしょう。

「戦闘」における各キャラの特色が打ち出されていないのは残念。
例えば「風」であるが、おそらく主要メンバー中ただ1人の「頭脳派」という設定のはずが、それを全く見せる場面が無い。
全ての戦闘が「心の強さ」で勝つ・・・・・のではなく、「お人よし」の光・「短気な」海・・・が敵の罠にかかり、最後に残った風が「知恵比べ」(ゲームのような舞台が必要)で敵の手から2人を救い出すような展開こそが彼女にとっての本領とも言うべき「見せ場」のはず。
「力押し」だけが戦いにはあらず・・・・・というところを、ぜひとも彼女に他の2人に教える役目を負わせて欲しかったのだが。

戦い方が単調で、頭脳戦を挑むようなシステムを生み出せていない分、海と風は2部は特に影が薄くなっていった。
当時の掲載誌の読者層から考えて、難しすぎるとNGなんだろうか?。

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[投稿:2012-01-07 00:10:29] [修正:2012-01-07 00:10:29] [このレビューのURL]

CLAMPもこの作品辺りから凋落が顕著になったと思います。

それまでの作品に出てきたキャラを一作品に集めてアナザーワールドを展開・・・って。
おいおい、まだ完結してない作品(「エックス」とか「CLOVER」とか)あるのに、そちらをほったらかしにして新連載を始めるなんて、何か違う。

お約束のようにアニメ化を始めとするメディア展開を図るのも、なんかあざとい。
知名度は昔と比較して遥かに大衆に浸透したと思われる彼女たちだが・・・なんか迷走が始まっているような印象が拭えません。

これもキャラの「リサイクル」と言えなくもないが・・・、出来た作品のレヴェルがこれでは「紙資源の無駄遣い」も同じで、全然地球環境に優しくない・・・・・。

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[投稿:2012-01-07 00:07:22] [修正:2012-01-07 00:07:22] [このレビューのURL]

結構好きでした。現代風「ガキ大将漫画」とでも言うべきか。

とにかく主人公の強烈なキャラに魅力を負う部分が大。マンモス校を束ねる「生徒会長」はやはり並大抵
の人間には務まらない・・・ということなんですね。

梧桐がすぐに暴力に訴える点は賛否あるでしょう。ただ、彼は強い信念と覚悟を持って生きているのだということは判ります。チャランポランでいい加減のように見えても、それは彼の所謂「テレ隠し」の部分であって、単に彼の体力的な強靭さだけでは学校を束ねていくことは出来ないはずですし、「その強さを恐れているから」だけでは多数の支持を得ていることの説明は付けられない。半屋の回想シーンから判断するに梧桐は小学校時代からすでに何をするにしても皆の中心的存在として自然と認知されていたようです。「カリスマ」性ありと言い換えてもいいかもしれません。

教育実習にやって来たかつての卒業生の大学生に「情熱を持たない人間に指導された人間がまともに立つはずがない」と諭したシーンは正にそのとおりだと思います。梧桐は「情熱あり」なんでしょう。良くも悪くも。

そんな梧桐の過去が作中では明かされることのないままに終了してしまったのが残念。
全10巻・・・・・はいくら何でも短すぎませんか?

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[投稿:2012-01-07 00:04:56] [修正:2012-01-07 00:04:56] [このレビューのURL]

作者の愚行と作品の内容は分けて考えるべきなのかもしれませんが、絵の汚さは見るに耐えません。

これも「所詮は低年齢向き(それも男の子のみ)」なので、ある程度の年齢を超えた人間が真剣に読むようなものではない。打ち切りは当然で喜ぶべきことだったと思うのだが、何を狂ったのか単行本が再販売され始めた。
あの打ち切りは何だったの?「青少年への影響を考えて」「事件を重大と認識して」が聞いて呆れる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-01-07 00:03:03] [修正:2012-01-07 00:03:03] [このレビューのURL]

ジャンプ連載作品の「恋愛系」で成功したのはこれと「電影少女」だけでは?

優柔不断な主人公の三角関係物語だが、主人公一家を超能力者にしたことでかなり話の幅が広がった作品。
「超能力」で何でもありの展開・・・という逃げ道を残しておきたかったのかもしれないけれど。
しかし・・・・主人公が「情けない男」(外見・性格共に)なので、読んでいてあまりにも共感出来ません。
こんな男よりも・・もっと本当の意味で「かっこいい男」はいくらでもいると思うのですが。

主人公の「優柔不断さ」故に話自体が長く続いたと言えますが、ひかるちゃんは可哀想でしたね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-06 23:41:23] [修正:2012-01-06 23:41:23] [このレビューのURL]