「臼井健士」さんのページ
- ユーザ情報
- 1975年生まれ(性別:男性)
- Webサイト
- http://xconrmi.seesaa.net/?1276940820
- アクセス数
- 448061
- 自己紹介
- ---

8点 ハイスクール!奇面組
ギャグ漫画として私が他人に薦められる数少ない作品のひとつ。
とにかくギャグ漫画で、ある意味常識になっている「下手な下ネタに走って、(主に)小さな男の子に気に入られようとする」作風が全く見受けられない。これは作者様のポリシーだと信じているのだが、貫徹しているギャグ漫画がいくつあるのか?。
所謂、一般人とは少々毛色の違った「個性的な登場人物たち」を「属性」ごとにいくつかのチームに振り分けて登場させ、それぞれの集団同士もしくはその集団と一般人たちとの間に巻き起こる「騒動の顛末のおかしさ」を学園を舞台に展開させていくというスタイルがヒットの理由だったと思う。
問題に挙がっている「最終回」の実は・・・これまでのお話は全部、中学時代の唯ちゃんの空想だった・・・は誰も予想もしていなかったラスト。しかししかし、私はこのラストのコマは「奇面組」の登場へと続く布石だと考えます。つまり空想・・・だと思っていたけれど、廊下を曲がったら「空想と同じように」奇面組の面々と出会いました・・・・っていう明るい未来(楽しい未来)を暗示した終わり方だ。決して「あんな楽しい面々」も実は存在していなかったんです・・・・なんていう絶望的な雰囲気では有り得ない。
「ギャグ漫画の終わり方」ってストーリー漫画以上に難しいと思う。それを考えるとラストシーンもなかなかの締め方ではなかったかな、と。まあ奇面組は正確には「ストーリーギャグ漫画」でしたか。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-08-03 22:19:46] [修正:2013-08-03 22:19:46] [このレビューのURL]
久米田先生の初期の長期連載作品。
但し、今の作風からは想像も付かないような「下ネタ」&ダジャレのオンパレード作品。当初はスポーツ漫画として始まったはずだが、いつの間にやらシフトして最早競技はどうでも良くなった(大汗)
下ネタで売っているうちはどう考えても「三流漫画家」です。
でも、久米田先生の凄さはここから「改蔵」→「絶望先生」と大幅な進化を遂げたところ。
漫画界広しといえども、ここまでの進歩を目にすることはまずないだろう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-07-30 05:23:36] [修正:2013-07-30 05:23:36] [このレビューのURL]
6点 信長のシェフ
記憶を失った現代人が過去へタイムスリップして、現代技術を駆使して活躍するという展開で、「料理版」とも言うべき作品。
戦国時代で織田信長に召抱えられるという流れのため、天下統一へ向けてのイベントの数々に主人公は立ち会うことになり、それぞれのイベント毎に料理を以て事件を解決していかなければならなくなるというわけだ。
「料理」自体は「駆け引きの手段」という位置付けで、所謂「ウンチク」の類を長々と披露し続けるような作品に非ず。
むしろ、秀吉・家康・信長は勿論の事、足利義昭・浅井長政といった戦国の世の著名人たちとの交流という大きな流れが話の肝。
主人公が何故記憶を失っているのか?
料理の技術はどこで学んだのか?
歴史オタクなのか?(笑)
という横軸の謎も「長期連載」のための必要事項である。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-07-27 02:58:14] [修正:2013-07-27 02:58:14] [このレビューのURL]
掲載誌であった「スーパージャンプ」の廃刊に伴い、連載作品の多くが打ち切り終了となった中で、掲載雑誌を移籍しての続編刊行となった。
その煽りで物語上、フリーの仕立て屋であった悠がマルコとセルジュの弟子2人を加えて工房を立ち上げて独立。
一国一城の主感が強くなってきました。
さらに物語に華を添えるのがジラソーレ社の面々。
この作品、初期のハードボイルド的な雰囲気から、ジラソーレ社の女性陣が多数登場するようになってから面白くなって長期連載に繋がった。
特にラウラの登場時のクールキャラ→いじられキャラへのチェンジはお見事!
悠との恋に目覚める・・・・のか?今後に期待!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-07-20 12:10:50] [修正:2013-07-20 12:10:50] [このレビューのURL]
スタイリッシュかつクールな男子高校生・坂本くんの日常を描く漫画。
何事にもキマル坂本くんと、周囲の人とのギャップが笑えるか笑えないかというところで評価は分かれることでしょう。
分類的には「ギャグ漫画」に属するのか?
但し、作品として「テルマエ・ロマエ」と似た匂いがします。
つまり、短編としてはそれなりだけど、長編連載するにはネタとしてツライのではないかという。
「一発屋」的な雰囲気ですね。
テルマエも映画化までして、連載が長期化したら本来の「お風呂漫画」の主旨が薄れてしまった。
書店でやたらとプッシュされているのは今後のメディア展開への布石なのか?
テルマエと同じ失敗を繰り返しそうで怖いです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-07-20 11:43:20] [修正:2013-07-20 11:43:20] [このレビューのURL]
4点 暗殺教室
進学校の落ちこぼれクラスの生徒たちが、地球を滅ぼすと予告しているタコ型宇宙人担任を殺そうとする話。
日々繰り返される暗殺行動は、マッハ20の速さで動ける担任には全てかわされる。
タイムリミットは来年の3月まで。それまでに殺さなければ地球は滅亡する。
人類滅亡を背負わされながらも、生徒たちには日々悲壮感もなく、未来がないはずなのに、
「担任が生徒の悩みに答える」などの激励を受けて話は進む。
ちなみにこのクラスは校舎も生活の場も他のクラスとは隔離されたような扱いになっているため、
一部の人間を除いて誰もそのことを知らないのである。
学園漫画でたまに見られる「落ちこぼれクラスの隔離」。合法なのかな?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-01-18 14:50:42] [修正:2013-06-30 20:03:30] [このレビューのURL]
3点 KAPPEI
世紀末の世を救うべく暗殺拳を身に付けた最強の格闘家たち。
だが、世界の終末は訪れず、中途半端な形で戦士たちは世に放り出された。
格闘しか知らない男たちが日本の大都会に出て一体何をするのか・・・・?
見て分る通りの「北斗の拳」のパロです。
ですが、やたらと下ネタに走る作風は苦手な人にはいただけないことこの上ない。
下ネタで喜ぶのは小学生男子だけですよ。
それで描いているうちはギャグ漫画家とも言えないと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-06-30 20:02:18] [修正:2013-06-30 20:02:18] [このレビューのURL]
6点 千と万
父子家庭で中学生の娘と父親の日常を描く。
冒頭の1話からいきなり娘が「初潮」を迎えるなど衝撃の展開。
お母さんがいない父子家庭のため、思春期の娘と父親の衝突が必然。
何気ない日常の中にも事件はあり、そこにドラマがあるのだと知れる。第一巻はまだプロローグ的な人物紹介が主。
今後の続巻に大いに期待が出来ると思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-06-30 19:59:25] [修正:2013-06-30 19:59:25] [このレビューのURL]
6点 デビルサバイバー
デビルサバイバーの漫画版です。
主人公の従兄弟の青年から贈られた「悪魔召喚プログラム」を起動させたことから、数々の事件に巻き込まれていく少年・少女の戦いを描く。
街のあちこちで起きる奇怪な事件の数々。噂は広がり、やがて自衛隊による山手線圏内の封鎖が始まる。
テロか?悪魔か?訳も分らないまま悪魔たちと戦うことになる主人公たち。
第1巻では初日から2日めまでを描いております。
全体で7日間の出来事になるので早過ぎず、遅過ぎずでテンポはこれくらいがいいのかもしれません。
ライトノベルの挿絵風の絵柄も原作ゲームに準拠しており、違和感が少ない。
今後の展開に期待が持てます。ゲームの漫画版は大体が元ゲームをなぞっただけだったり、出来損ないだったりして5巻持たずにお茶を濁すような作品のオンパレードなんですが、これはそうはならない気がしますね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-06-08 10:49:54] [修正:2013-06-08 10:49:54] [このレビューのURL]
8点 蒼き鋼のアルペジオ
近未来の地球。温暖化の影響か世界の低地は海に沈み、それにより各地は現在よりももっと海によって分断されていた。
そんな世界に突如として現れた「霧の艦隊」と呼ばれる超兵器を装備した艦隊。
人類は敗北し完全に制海権を握られてしまう。
だが、それから17年後。世界の海を我が物顔で闊歩する霧の艦隊に敢然と立ち向かう潜水艦が一隻あった。
霧の艦隊を離脱・裏切ったイ401艦である。乗り込むのは5人の日本人クルーと、潜水艦の意思の具現化とも言うべき人体化(メンタルモデル)の
千早であった。イ401艦の戦いは続く・・・・・・。
まず乗っけから「海洋戦記もの」として引き込まれる。思えば地球は「水の惑星」なわけで、舞台設定としては「海」はこれ以上ないほど適しているはずなのに、
何故か採用される作品は少ない現実。まさか近未来の時代設定で見られようとは思わなかった。
戦記ものと書くと堅苦しい、「男ばっかりの世界」と連想する人多数かと思うが、この作品は敵方の戦艦が個々に擬人化した
女性形態を取ることで上手く作品の本来持つであろう「堅苦しさ」を中和。
結果としてファンタジー要素を上手く絡めた「海洋SF戦記」として昇華された。
90年代に放送されたTVアニメ「ふしぎの海のナディア」の海戦に近い雰囲気ではないかなとも思う。
1巻から「専門用語連発」なので、意味が分からない箇所多数かと思うが、雰囲気で押し通す力技。
疑問点は「巻末に付属の用語集」をご参照。
アニメ化も決定したようなのでブレイクする年になるようだ。先んじてイ401艦に乗り込んで日本人6番目のクルーとして戦うのならば今しかあるまい。
ね?そう思うでしょ?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-06-08 10:39:14] [修正:2013-06-08 10:39:14] [このレビューのURL]
月別のレビュー表示
- 月指定なし
- 2010年06月 - 32件
- 2010年07月 - 51件
- 2010年09月 - 12件
- 2010年10月 - 2件
- 2010年11月 - 33件
- 2010年12月 - 48件
- 2011年01月 - 3件
- 2011年02月 - 2件
- 2011年04月 - 5件
- 2011年06月 - 2件
- 2011年07月 - 1件
- 2011年08月 - 1件
- 2011年10月 - 8件
- 2011年11月 - 4件
- 2011年12月 - 4件
- 2012年01月 - 76件
- 2012年02月 - 6件
- 2012年03月 - 24件
- 2012年04月 - 2件
- 2012年05月 - 1件
- 2012年06月 - 2件
- 2012年08月 - 9件
- 2012年09月 - 1件
- 2012年11月 - 2件
- 2013年01月 - 1件
- 2013年05月 - 2件
- 2013年06月 - 5件
- 2013年07月 - 4件
- 2013年08月 - 23件
- 2013年09月 - 1件
- 2013年10月 - 6件
- 2013年11月 - 2件
- 2014年01月 - 1件
- 2014年03月 - 1件
- 2014年08月 - 2件
- 2015年01月 - 2件
- 2015年09月 - 2件
- 2016年02月 - 2件
- 2016年04月 - 2件
- 2016年08月 - 2件
- 2016年12月 - 2件
- 2017年07月 - 2件
- 2017年09月 - 2件
- 2019年05月 - 2件
- 2019年06月 - 10件
- 2019年07月 - 1件
- 2019年11月 - 1件
- 2019年12月 - 1件
- 2020年04月 - 2件
- 2021年07月 - 4件
- 2022年05月 - 22件
- 2023年03月 - 1件