「臼井健士」さんのページ

総レビュー数: 439レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年06月18日

3点 龍狼伝

三国志漫画の中でも異色だ。現代に生きる少年と少女がタイムスリップして「三国志」の世界に行くという展開は他の三国志ものとは一線を画すと思う。
思う・・・・が、しかし・・・・主人公が変わりすぎだ。善良な少年が拳法を学び戦闘力をつけたと思ったら「超人化」しての活躍。最後・・・現代に帰るのかと思っていたのだが、今のままで帰ったら周囲と比して不自然過ぎる。かと言って「ずっと残る」のも終わり方としていいものではなさそう。
とすると、後考えられるのは、全てが「幻のような夢」だった・・・とかか?
だんだんと「この漫画独自」の展開になってきたので、先が読めないという点ではいいのかもしれないが、読者の期待を上回るような展開を用意しておかないと、墓穴を掘ることになりそうだ。

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[投稿:2013-08-28 23:52:08] [修正:2013-08-28 23:52:08] [このレビューのURL]

3点 KAPPEI

世紀末の世を救うべく暗殺拳を身に付けた最強の格闘家たち。
だが、世界の終末は訪れず、中途半端な形で戦士たちは世に放り出された。

格闘しか知らない男たちが日本の大都会に出て一体何をするのか・・・・?

見て分る通りの「北斗の拳」のパロです。
ですが、やたらと下ネタに走る作風は苦手な人にはいただけないことこの上ない。
下ネタで喜ぶのは小学生男子だけですよ。
それで描いているうちはギャグ漫画家とも言えないと思います。

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[投稿:2013-06-30 20:02:18] [修正:2013-06-30 20:02:18] [このレビューのURL]

38巻にも及んだ「ネギま!」も最終巻を迎え、グランドフィナーレかと思いきや、何かおかしい。
最終話は巻頭カラーも飾れず、かつての盛り上がりは「最早何処へ?」状態。

しかも、謎ばかりが残って「張っていた物語の伏線」の多くは未解決のまま。

原作の未回収の謎をザッと挙げると

・造物主との戦い
・ネギの本命と結婚相手
・ネギの故郷の石化した人達の蘇生
・あの雪の日のナギの行動と発言
・アリカ姫のその後
・明日菜のオッドアイ
・ネギが復讐の為に習得した高位の魔物を完全に消滅させる超高等呪文
・ゼクトの詳細とその後
・ザジとポヨちゃんの詳細
・龍宮の過去
・超の変えたかった出来事
・本契約の詳細
・エヴァンジェリンの登校地獄解除
・さよが地縛霊になった理由と幻灯のサーカス受けて見た夢の中のリーゼント
・美空とココネの関係
・タカミチの生まれつき呪文詠唱ができない理由
・いいんちょのアーティファクトの真価
・ヘルマンさん再見
・のどかのフェイトへの美味しいコーヒー屋さん紹介
・夕映のアリアドネー留学
・偉大なる魔法使いを目指した小太郎のその後
・明らかに魔法の事を知っているしずな先生の素性
・亜子の傷の原因
・フェイトと桜子の恋愛フラグ
・月詠のその後
・桜子の謎の幸運
・白い羽を持った故に苦労したらしい刹那の幼少時代

大風呂敷を広げ過ぎて収集が付かなくなったか?
作者は以前に作品のかなり細部まで詰めているようなことをコメントしていたが、これがその結果か?
31人ものヒロインの大半は使い捨てとなり、魔法世界編に来てから人気はピークを過ぎて下降線。
「このラストシーン」が連載当初から予定されていたというのは「おかしい」。

わざわざ伏線を無数に張っておいて、投げ出す理由が不明。
38巻にも渡って付き合わせてこの結果。
ファンほどに普通に激怒していいレベルだと思います。

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[投稿:2012-06-17 21:55:43] [修正:2012-06-17 21:55:43] [このレビューのURL]

中学3年生の2学期の開始の席替えで変人と言われている「鳴海空大」と隣になった桃花。
良く知りもしないくせに噂を信じて最悪だと思っていたら・・・・マラソンの最中で「初潮になって」
動けないところを鳴海に助けられて保健室まで運んでもらいました。

で、鳴海のことを好きになる・・・って、凄い恋の始まり方だ。
この生理事件はその後はサラッと流されて、仲良くなっていく。

確かに「助けてもらった」のかもしれないが、こんな恋の開始でいいのか?

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[投稿:2012-03-14 10:44:10] [修正:2012-03-14 10:44:10] [このレビューのURL]

「現役女子高生が人妻」というテーマで
最初は数ページのカラーイラストみたいな感じで雑誌に掲載されていたので、
話に物語というほどのものはなく、その場限りに「可愛い女の子のイラスト集」みたいな構成になっているのが1巻。

だが、人気が出たのか途中から正式なラブコメ的な連載作品に移行。
キャラだけを前面に押し出していた作風に「設定やら物語やらを後付」しても無理がある。

麻美の「純粋ぶり」があまりにも鼻について不自然だし、教師の旦那を普段「旦那様」なんて呼ぶのもおかしいでしょう。
結婚しているのに「肉体関係が一切ない」っていうことを引っ張って、初体験まで数巻を費やすしか話の組み立てようがない。

さらに双方の両親もほとんど出てこない、麻美の友達が麻美の家に一度も行った事がない(それ故、友人たちは麻美の結婚を知らない)など、あまりにも不自然で設定の粗が目立つ。

長所は正に「絵だけ」というような作品。それ以外に売りがないので物語を後付した時点で既に失敗だったということ。

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[投稿:2012-03-12 17:25:22] [修正:2012-03-12 17:25:22] [このレビューのURL]

画力に関しては新人とは思えないものがあったのが、いかんせん話の組み立てが未熟すぎた。
編集部もこういう新人こそ「ベテランの原作者」を別に付けて勉強させつつ育てるべきなのだが・・・そういうことはしないんだよなあ・・・・。

作者は夭折されたようですね・・・・。「ワン・ピース」の作者・尾田先生のコメントで知りました。
死因は分かりませんが・・・・病死だとしたら「大化けする可能性」が端々に見て取れながら、それを開花させることが出来ずの死はさぞ無念であったろうと推察いたします。

合掌・・・・・・・。

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[投稿:2012-03-08 09:10:32] [修正:2012-03-08 09:10:32] [このレビューのURL]

これも所詮、低学年の男子向けの漫画にすぎないと思います。
とにかく下品。男の子ってこういう漫画を好む傾向にありますよね。
私は例外でしたが。一応、ヒットしていたようなのに、意外に巻数が少ないことに驚いた。
また、よしりんが続編ブームに乗ってやり出さないかが心配な作品のひとつです。

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[投稿:2012-03-04 14:46:17] [修正:2012-03-04 14:46:17] [このレビューのURL]

原作の小説があるそうですが、そちらは読んでいません。いきなり漫画から入りました。

まず思うのは「絵」が漫画の絵ではないということ。
小説の挿絵の如き不完全さ。デッサンをそのまま載せているのかと思いましたよ。
物語としてはお姫様を無名の青年飛行士が飛行機に乗せて、4泊5日で海を越えて目的地へと送り届けるというシンプルなもの。

途中、対立している敵国の妨害があるであろうことがあらかじめ示唆されております。
原作の小説があるせいか、やたらと1・2ページに世界観といいますか、勢力の情報が詰め込まれて
所謂「説明書的なページ」が見受けられます。

1巻はまだ序盤ですので「説明に終始」しているような印象になります。
原作はどうか判りませんが、漫画化した場合はやはり「絵は重要」だと分かりました。

このハッキリしないボヤっとした印象の絵で読み続けるのは正直ツライと思います。

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[投稿:2012-02-29 06:23:14] [修正:2012-02-29 06:23:14] [このレビューのURL]

珍しい「女子サッカー」を描いた・・・イヤ、「描こうとした」スポーツ漫画だったと思うのですが・・・長続きしませんでした。

この絵では「スポーツもの」をやるには向いていないと思うのですよね。
せいぜい「恋愛漫画」(それも良くても二流ランクの)が描けるかなあ・・・っていう程度だと思います。厳しい言い方になってしまうけれど。

「絵」と「ジャンル」の相性を馬鹿にしてはいけないことが分かりました。

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[投稿:2012-02-13 09:04:56] [修正:2012-02-13 09:04:56] [このレビューのURL]

話の大元のゲーム版はゲームとしては面白いし、戦闘システム・キャラも好感なんだが、ストーリーが理解しづらい欠点があった。
漫画版は、自分でキャラを操作して話に介入出来るわけじゃないから、基本的にストーリーがダメなら漫画化するべきではない。
どうせなら「エターニア」ではなく他のテイルズ作品にすれば良かったのだが。
絵は上手いほうだと思う。だから漫画として全くダメってわけではないのだけれど、何ていうのか・・・画面の描き込みが足らないような気がする。
なんかコマを見ても「必要最低限のものしか描いていません」と言いたげな雰囲気が拭えないのだ。
ゲーム版は戦闘が面白いのだが、この漫画は戦闘が迫力がなく淡々としているせいでゲーム未体験の人間には面白さが伝わらない難点がある。
ストーリー自体もページが少ないからか急ぎすぎの印象。10巻持たずに終わってしまいそうだが、オリジナルキャラを登場させたりして漫画版は独自の道を行っても良かったのではないかと思う。同じゲームの漫画化で「ドラゴンクエスト7」の漫画がゲーム版よりも面白くなったという「いい前例」もあることだし。
もともとストーリーに難点があるのでオリジナル路線を行ったほうがゲーム版よりも面白くなった可能性は大だ。ただ・・・作者はこの作品が初連載っぽいので、それに耐え得る漫画家としての実力が無さそう・・・・・・・残念!。

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[投稿:2012-01-10 03:49:03] [修正:2012-01-10 03:49:03] [このレビューのURL]