「臼井健士」さんのページ
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3点 HAPPY!
ヒットメーカーの作者にしては珍しい駄作です。
「YAWARA!」にイジメとか、誤解からくる非難とか、主人公の貧乏に借金・・・と「負のイメージばかり」を注入した劣化作品。そんな展開だから読んでて気分が良くない。
で、誤解が解けたら「手の平を返したように反省し、(主人公を)見直す周囲」ってのがこういう話のパターンだけれど、そういう展開では残念ながら「爽快感」は感じられない。
むしろ「自分の真実を見抜く目の無さ」を棚上げして、コロコロ旗色を変えようとする節操の無さに怒髪天を衝く!・・・と思います。
同タイトルで(文字が英語かカタカナかの違いだけ)で「盲導犬を題材にしたファミリー漫画」がありますが、読むならそちらの方にすべきでしょう。
『Happy!』よりも『ハッピー!』・・と覚えておきましょう。
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[投稿:2010-11-27 11:16:34] [修正:2010-11-27 11:16:34] [このレビューのURL]
3点 けいおん!
アニメが大ヒットし、ヤフーのトップにまで最終回のニュースに嘆くファンの話が載るほど。
が・・・原作は?
アニメから入った方は見て驚くと思われるが・・・この作品四コマ漫画なのである。
だから、一貫したストーリー漫画と違い、連続したお話であるはずなのにそれがイチイチ
四コマ目で途切れるので非常にテンポが悪いと目に映るのである。
絵もさして上手いとは思えないし、ホント同人作家レベルだと思う。
何よりも「音楽」を題材としながら、アニメに比して音が出ないのは痛すぎる。
これは何も「耳から聞きとれないこと」を言っているわけではなく、
他の音楽を題材にした作品は「紙面上から作者の力量で音を感じさせるような構成」になっているのです。
が、この作家にはまだそんな技量はありません(涙)。
アニメ観てる方、ワザワザ買ってまで読む必要はないです。
アニメのほうが原作より絵が綺麗で、音楽が良くて、テンポがいいのなら原作読む意味は
「アニメの制作スタッフの力量の高さを知ろう」
以外はないと思います。
基本的にアニメが原作を超えるなんてことはまずないと思うのですよね。
過去の作品群を鑑みても。
これはその「数少ない例外作品」に挙げていいでしょう。
作者はアニメのスタッフに感謝するべきかと。
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[投稿:2010-09-11 18:05:42] [修正:2010-09-11 18:05:42] [このレビューのURL]
3点 宙のまにまに
本屋の店頭で並んでいたので、「アニメ化決定」の帯と、
絵の可愛らしさで「読んでみようか・・・」という気になって買ってみました。
が・・・・正直、話は面白くなかった。失敗でしたね。
高校生になり、昔住んでいた町に戻ってきた主人公。
しかし、思い出すのは昔自分を散々に振り回した1歳年上の星好きの幼馴染。
正に悪夢のような出来事で思い出すのもツライトラウマになっていた。
入学した高校であろうことがその幼馴染と再会したことから始まる受難の日々。
人数不足で活動もままならない天文部をスタートさせるのだが・・・・・?
・・・・・・・物語があまりにも「軽過ぎ」!コメディ路線が過ぎる!
普通に描けば人物も綺麗に可愛らしく描けるのだが、この作品が前述の路線のため、
「人物の顔がしょっちゅう崩れてギャグ顔になる」
ため、綺麗な絵である場面のほうがむしろ少ない(大汗)。
ちゃんとした人物絵が見れるのは・・・表紙とか・・・表紙とか・・・表紙とか・・・・。
しかも話の内容もあって無きが如し。
コメディ路線ばっかりだから真剣に論じるような話ではそもそもがないし。
同じ宇宙・空・天体をテーマにした作品なら「ふたつのスピカ」のほうをオススメしたい。
1巻だけ読んで、この路線が合わないと感じた方は手を引くようにしたほうがいいです。
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[投稿:2010-09-11 18:03:48] [修正:2010-09-11 18:03:48] [このレビューのURL]
3点 耳をすませば
ジブリのアニメ版の原作だが・・・・宮崎さんも言っていたが「連載作品としては中途半端」。
話も映画とは全然違う。映画も特別起伏のある話では無かったが、こちらは雫が幼すぎる上に映画よりもさらに「何もない」・・。
だから実質、打ち切り扱いだし宮崎さんが拾ってくれなかったら、誰も知らないまま歴史の片隅に埋もれていった作品だと思う。
あおい先生は絵は上手いのだが、話の作り方がイマイチで総合的には並・もしくはそれ以下になってしまうのは惜しい。
続編が短編として後に描かれたのだが、それだって映画化が無かったら有り得なかったことだ。
もっとも、宮崎アニメの大ファンというあおい先生にしてみれば「棚からボタ餅」どころの話ではなかっただろう。
何度も言うが、映画化されてなければとっくの昔に絶版作品だと思う。
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[投稿:2010-07-16 06:34:05] [修正:2010-07-16 06:34:05] [このレビューのURL]
3点 オトメン
白泉社の漫画雑誌で連載されている作品は、少女マンガに位置しながら「男子が主人公」のものも多い。
少女マンガで男子が主役って、「りぼん」とか「ちゃお」とかではかなり異端というか、
有り得ないくらいの設定になってしまうのだけれど、「花とゆめ」や「LaLa」では普通。
つまりその分、男性が読んでも読みやすい作品というか、共感しやすい作品が多いのだとも言える。
そんな中、昨今増えている漫画のジャンルに
・「女の子っポイ男の子・女装する男の子」をテーマにした作品というのがある。
このジャンルはここ数年で急速に広まったジャンルで、「オトメン」もこのジャンルの作品に位置していると
考えていいだろう。
それで、このジャンルの作品を描く上で予想できるのは、「主人公が周囲の人たちに比して異端」と扱われ、
軋轢や対立、さらには精神の「女性」と肉体の「男性」という相反する性に葛藤したり苦しんだりするという展開。
普通に真っ当に描けば、この問題を避けて通ることは出来ないはずだ。
しかし、多くの作品群は上記をしっかりと描いてはいない。
なぜか皆「女装や精神的な女性部分が周囲の人たちに違和感なく受け入れられてしまうというコメディ調の展開」に終始してしまう。
出る作品、出る作品なぜか皆同じである。
それは、真剣に上記の課題を描こうとすると、どうしても展開が重苦しくなり、とても読み続けられないことが予想されるからであろう。
だから、皆それを避けようとする。そうすると必然的に雰囲気・展開がコメディ調になり、軽く読み流せる半面底が浅く、物語に深みがなくなる。
よって長期連載できるほどお話が続けられず、短命に終わるという結末。
この漫画の主人公男子「正宗飛鳥」も料理や家事が得意という女性のような面と、外面の男らしさとのギャップに苦しむ姿は一応は描かれている。
だが・・・・描き方がどうにも軽いというか、やはり「コメディ寄りの苦しみ方」(表現の底が浅い)のような気がしてならない。
しかも年齢が高校生に達しているので、思春期は既に過ぎて精神的には既に一山も二山も越えてしまっているような印象を受けるのが難点。
このテーマで描くならば年齢設定は「中学生」が妥当だと思う。高校生だと歳をとり過ぎ。
後、絵柄もやはり「コメディ系の絵柄」だと思いますね。シリアス展開させようとしても絵とミスマッチのように感じました。
ドラマ化されたのに全然当たらなかったという訳が分かるような気がします。
主人公は「精神的に女性な男子」ではなく「少女趣味の男子」です。
男らしく!などと思う必要もなく、精神的には8割以上男子。女性部分は2割くらいでしょう。
これがもし逆なら全然違う雰囲気の作品になっていたはず。読みたいのはむしろそちらのほうです。残念でした。
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[投稿:2010-06-19 18:41:12] [修正:2010-06-19 18:41:12] [このレビューのURL]
2点 ロケットでつきぬけろ!
週刊少年ジャンプ打ち切り漫画作品の中で「斬(ざん)」程は酷くはないが有名なのはタイトルのせいかも。
レースを題材とした作品だが、絵がとにかく未熟で背景が少なく描きこみ不足が顕著。
ジャンプの読者層ともレースという題材がミスマッチのような気がするし、実力不足は顕著。
これで連載させるのは人材が育っていなかった証拠ですかね?
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[投稿:2022-05-06 13:48:49] [修正:2022-05-06 13:48:49] [このレビューのURL]
2点 ロックマンシリーズ
「カプコン」の人気アクションゲーム「ロックマン」の漫画版。
絵は上手くて非常に見やすい。
しかし・・・ストーリーというか展開が「只の攻略本の漫画化」に過ぎないような気がしてならない。
漫画としての見せ方というかドラマというものに大きく欠けているように思えるのだ。
画力があるのだから、単なる「子供向け」で終わらせず、もっと踏み込んだ展開にすればいいのだが。
余談だが、ロックマンって、アトムによく似ているなと思う。
アトムの「七つの力」に対してロックマンはいくつかの「武器」を敵から奪って使用できたりとか。
ひょっとして、ロックマンの製作者のドクター・ライトは手塚先生のファンか?
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[投稿:2012-08-17 21:20:28] [修正:2012-08-17 21:20:28] [このレビューのURL]
大御所のかつてのヒット作を別の漫画家がリメイクしたり続編を描いたりするというのは最近の流行らしい。
で、「黄金聖闘士」にテーマを絞ったこの話の主役は誰かというと、獅子座のアイオリア。
射手座の兄・アイオロスが聖域を裏切ったということで「裏切り者の弟」という汚名を受けて、辛酸を嘗めさせられている。
確かに主役を張れると言えば、12人の中ではアイオリアしかいないような気もする。
アイオロスは殺害されるし、水瓶座のカミュはクールすぎる。牡牛座のアルデバランは武骨な印象で主役には向かない。後は蠍座のミロか乙女座のシャカ・牡羊座のムウともに綺麗すぎるのでやはり主役には無理。デスマスク・アフロディテは本編(車田先生版)の情けなさを見れば問題外。
車田版で「技の名前を叫べば敵が吹っ飛ぶ」方式が確立されましたが、こちらでは車田版以上に技の名前がクローズアップされております。漢字に変換されたりもして。ライトニング・ボルトを「雷光放電」と訳していたような・・・。
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[投稿:2012-08-09 17:55:45] [修正:2012-08-09 17:55:45] [このレビューのURL]
2点 太臓もて王サーガ
絵も下手だし、ギャグもパロディー中心でさして面白いものとは思えなかった。
ギャグ漫画で「絵」が上手い・・・・というのは滅多にないから、その辺は許容範囲とはいえ、下ネタで笑いを取ろうとしているうちは100年経っても「所詮は三流漫画家」ですよ。
ギャグ漫画で一流と言われている作品は「いずれも下ネタを排除している」という事実に着目しましょう。
下ネタで喜ぶのはせいぜい「小学校低学年の男子」までですね。
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[投稿:2012-03-10 10:43:50] [修正:2012-03-10 10:43:50] [このレビューのURL]
2点 鬼神童子ZENKI
可愛い女の子と普段は「ガキ」の姿のZENKIがコンビを組んでの悪霊退治ですが・・・やはりお色気が強すぎます。
ストーリー上、全く不要なものではありませんか。
後にアニメ化されたそうですが、アニメは見ていません。でも原作の絵はいかにも「アニメ系」の絵柄ですね。
上手いと言えば上手いのですが・・・ストーリーがイマイチでは意味が無いです。
打ち切りを何度も喰らって、ストーリーがマズイことを反省しての「原作者」を付けての分業・・・・だったんでしょうが、確かに「最悪」は脱したものの、いきなり「最高」には出来ませんな。
ただ、もっと優秀な原作者が付いていたら全く違う展開になっていた可能性もあるので、運が悪かった面もあるのかも。
今の作者の絵は違ってしまっている(悪くなってしまっている)ので、浮上のチャンスはもう与えられまい。
過ぎ去った時間は二度と戻らず、汚名を雪ぐことも出来ない作者の不幸を嘆く者さえも・・・たぶんあまりいない。寂しい話だ。
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[投稿:2012-03-08 09:09:12] [修正:2012-03-08 09:09:12] [このレビューのURL]
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