「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

少女漫画風ながらもそれに偏ってない感じの絵、主人公の容姿は良かったのですが、アメリカの闇を扱うタイトルにもなっているテーマに踏み込んでない感があります。その肩透かし感が常に漂いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-10-19 19:45:49] [修正:2016-10-19 19:45:49] [このレビューのURL]

7点 少年Y

前半正解のない命の選択をテーマに、後半はグッズと呼ばれる特殊道具を使用した、デスゲームを扱った作品。最近の急増しているデスゲーム作品は開始は面白く、すぐに迷走して最後は投げるような作品が多い印象です。しかし、本作については前半が面白く(決め台詞「チョチョイノチョイス」は印象的。読者に考えさせる深みがあった)、後半ややグダりつつも粘りながら、最後は小さい風呂敷ながらそれなりに畳んだと思います。絵や演出(グロいシーン含め)も良い補助になっていました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-10-18 21:20:13] [修正:2016-10-18 21:20:13] [このレビューのURL]

世界観は悪くないし、冒険バトルみたいなのをやりたいのは分かりますが、どこか滑っている感が拭えない作品。主人公が頑固バカな感じで、肉体バトルが得意なのに女の子という辺りが象徴している気がします。絵は良い方だし、バトルも見やすいですが、キャラも能力バトルも面白みが乏しいし、ストーリーも盛りあがりや緊張感に欠けます。最初からハマって行けずに途中でギブアップという感じでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-10-14 00:33:21] [修正:2016-10-14 00:33:21] [このレビューのURL]

小学生の女子に大学生の男が拉致監禁という異常な状態から始まる物語。途中まではサイコホラー気味、真相が分かって来てからは切ない人情ものという感じです。
絵に雰囲気と迫力がありますし、テンポ良く読めて続きが気になりました。怖いなとしか思えないヒロインUに妙にかわいげを感じて来れるようになる辺りが良かったです。
正直西尾維新作品は苦手な部類に入るのですが、本コミカライズはその西尾的な部分を和らげて一般向きにしている感じがします。悪い意味での技巧やしつこさを抑えて、「異端」に対するメッセージとしても分かりやすさと説得力がありました。
伏線が分かりやすい故に比較的早期に真相が読める、リアリティ重視の中で最後がちょっと出来過ぎでは(Uの更生はほぼ厳しいという見方があったので。濁した形の方がとは思った)と気になる箇所もありましたが、全3巻ものとしてかなりの良作だったと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-10-13 00:31:28] [修正:2016-10-13 00:31:28] [このレビューのURL]

全体は日常&ウンチクの良くある漫画です。しかし、この作品の素晴らしいのは工科大学という難しい舞台設定をしながら、ザックリと分かりやすい科学概念解説(文字だらけで学術書的にもなっていない漫画ならではの分かりやすさ)、科学史と伝記のような聖人君子ではない偉大な科学者達の横顔紹介です。そこに驚き、笑いで惹きつけられました(各話後の解説、おまけのバーに集結漫画も必見)。絵に癖がなく、キャラも個性はともかく嫌味な人間はいないのも読みやすかったです。
工科大学だから特に地味な普段の生活(と恋の行方)、勝手にやっている生活実験があまり面白みを感じず、半分近くを占める概念と歴史ウンチクばかりで行っても飽きそうですし、全3巻ですがキリ良く終わったのではと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-10-05 22:23:40] [修正:2016-10-05 22:23:40] [このレビューのURL]

まさかこの作品が完結する日が来るとは…。惰性でもなんでも続くと思っていたので衝撃でした。序盤は絵を見ても定まってない感じがありましたが、次第に一話完結漫画として至高的な面白さがあったと思います。連載がいつまでも続き、絵の変遷、さすがにネタの苦しさ、マンネリなどが生じて、それがこのサイト含めてネット上での点数評価等を大きく下げているのも事実だと思います(自分も途中からかなりの部分を読んでない。たまに見かけると読む程度)。

しかし、連載の継続でキャラクターが生き続けていました。連載が終わると作中死のうが生きようが全キャラがある意味死んでしまい思い出の存在になります。その意味で過去の本作は良かったなあと語る意味合いが、連載中の生きいているキャラを語るのと、完全に思い出になるとは違って、本作が前者を長く長く保ったことは改めて感慨深いですし、ついに後者になったことへの寂しさも感じます。純粋に作品の完成度を評価する時は否定的にならざるを得ませんが、それでも上記思い入れや作品の功績を考えるとこの点数未満はつけられないかなと思います。もし今まで未読だった人には全部とはとても言えませんが、自分が面白いと感じる部分だけでも是非読んで欲しい作品です(一話完結を徹底してどこからでもたまに読めるので)。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-10-03 00:36:11] [修正:2016-10-03 00:36:11] [このレビューのURL]

月別のレビュー表示