「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

SF入った下町の生活ギャグ漫画ってところ
でしょうか。

嵌る人はとことん嵌りそうだけど、人を選ぶという
厳めの意見に同意です。
序盤で合わないと最後まで合わないのじゃないのかなと。

自分は合わなかった方ですね。絵はそれなりに上手いし、
女の子も可愛いんですが。
ギャグがイマイチ合わないのと、この作品のSFなどはミスマッチ
には感じました。
(そういうの入れないととても連載が続かないのも分かりますが)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-25 12:46:14] [修正:2010-12-25 12:46:14] [このレビューのURL]

7点 ブッダ

火の鳥ブッタ編的な作品。
明るさがない、途中までブッタの影が薄い(オリ
キャラなど他キャラ
の描写を後半の伏線貼りとしてやる)
ので読んでて疲れるタイプの漫画
だと思いますが、中身がぎっしり詰まってる
良作かと。
後半の方が前半の伏線が効いて、どんどんその良さ
を感じて面白く感じました。
何よりブッタという神格レベル人物を漫画化して、この
巻数で一生を纏めたという功績は
大きいと思います。

改変は色々あるんですけど、史実(仏伝)の方にも
それなりに配慮して、ある程度は抑えています。
違った部分は調べて行くと面白いですし、その興味
を持たせてくれる作品です。
仏教の考えも、そんなに前面には出してませんが(その手の
解説本でもないのだから、それで良いと思います)、要所
で絡めて提示してくれて考えさせられます(手塚
先生なりの解釈が入ってるそうですが)。

超能力やら非現実要素がかなり多いこと(仏伝自体
そういうところありますが)、手塚ギャグがこの作品
には特に合ってないな、邪魔だなと思ったこと(これが
一番キツかったです)、冒頭挙げた部分など含めて欠点
もありますが、総合的には長所が勝った、「タメになる」
漫画だと思います。
来年映画化でどう料理するかが楽しみです。





ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-25 05:55:04] [修正:2010-12-25 05:55:04] [このレビューのURL]

古代中国舞台のバトル系ファンタジー漫画ですかね。
絵が綺麗ですし、普通に面白かったです。
シリアスとギャグのバランスも良かったですね。
原作は未読ですけど、史実要素を軸にして、そこを
ファンタジー要素で埋めてという形が良い塩梅で
出来ていたと思います。

ジャンプ漫画なのに引き伸ばし感が薄く綺麗に纏まって
終わったかなりの良作かと。

終盤はインフレやSF的にとんでもないところまで行った
のがやや残念でしたが。

ラスト太公望がはじめて後ろを振り返っているシーンで作品
の終わりを明示してたのにはグッと来ました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-22 02:49:20] [修正:2010-12-22 02:49:20] [このレビューのURL]

この作品は初レビューですし、色々ある作品
なので詳しく書きます。
おそらく知名度は高いヒーロー系の藤子F作品です。
巻数が一般的な虫コミで7巻です。話としては旧作、新作と二つを繋げて、最後に旧作の最終回
を持って来ているという一本に纏めた構成で、
上手くつなげましたが、絵柄、作風の違いなどあります。

ちょっと違いを纏めてみると

旧作・・・F先生初期の絵柄、等身など低い。しかし、話は
     子供向けなのに深い場合が多い。
     海外に行くことも多い本格的な少年
     ヒーロー漫画になっている。主人公が結構命を張る

新作・・・絵柄が完成されている。ご近所ヒーローものになってい
     る。全悪連やマド博士などコミカルな悪役
     (旧作では彼らもガチ殺しで来るような連中だったが)
     パー子=星野スミレ(アイドル)が明確になっている
     ので、彼女に焦点を当てた話が結構ある(後述でさらに
     述べたい)

話は旧作の方が良いと思います。「パーマンは
つらいよ」とかはメッセージ性に溢れた話ですし、今でもグッ
と来ます。新作はどっちかというとスミレに焦点あてた話が
多くそれ自体は出来が良いですが、話はスケールが小さく
なったのは残念です。

新作は、恋愛はあまり描かない先生が、さりげなくですが、パー子(スミレ)→パーマン→みち子という構図でその要素を描いている
のが面白いです。
これは旧作、新作の途中にある、「ドラえもん」での後日談で、
パーマン最終回後
のスミレが大人になって出る話(虫コミ「ドラえもん」
19巻、24巻の話)から還元したのですが、
それが感動的です。最終回後の後日談を別作品
でやったということに、F先生への「パーマン」、星野スミレ
への特別な思い入れが見えます。
(余談ですが、「中年スーパーマン左江内氏」【これもおススメ。
少し大人向け】の方で成長した脇キャラのパーやんも最終回
で出ます。)

「パーマン」最終回自体は初見で読むと結構衝撃的です。
後日談も切なさがあり、これより後の話は結局F先生は描きませんでしたが、これ以上描くのは野暮と判断してのことだと考えて、読者としては前向きな結末になったと思いたいです。

点数的には後日談の存在、出来も考慮して、作品の古さ・
新旧のバランスの悪さなどありますが、それなりの点数をつけ
たいです。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-20 07:18:47] [修正:2010-12-20 09:41:29] [このレビューのURL]

これも初レビューですね。

12歳で宇宙最高レベルの科法(「魔法」みたいなものですが、
科学の裏打ちがある)の星から、妃殿下に選ばれた少女
のところに、科法
使い「チンプイ」がやってくるという話です。
エリは唐突な話と好きな男の子がもういるので
それを拒んでいるが…。

主人公のエリが可愛いですし、藤子F
作品にしてはあざとくならないレベルで恋愛に
本格挑戦しています
(殿下→エリ→内木)。作品が後期に入ったので絵
といい話の完成度といい高いし、面白かったのですが、
この作品最大の欠点はオチが分からないまま作者死亡
の一点に尽きます。

なんとなく諸描写(予知水晶、未来の自分の里帰り、
、子供が来る)から最終的には星を捨ててでも、向こう
に行くのかなという気はしますが。エリ自身も
殿下の好意やマールの文化に惹かれて行くのを自覚して
はいました。でも、作者死去で結局は藪の中になったのは残念です。

しかし、藤子F先生は魔美といいこれといい少女主人公
も描けて、普通に面白い辺りが凄いですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-20 07:51:21] [修正:2010-12-20 07:51:21] [このレビューのURL]

これも初レビューですね。
21エモン的宇宙冒険話です。
初期作、絵柄・作風も古い、巻数
も短いはずなのに、これはかなり面白いです。
藤子F作品の隠れた名作だと思います。

敵討ち、自殺フェスティバル、シャングリラ(これが一番怖い)
、地球最後の日などブラックで出来の良い短編が、
後半に来ればどんどん増えて来ます。

21エモンのアニメは面白かったですが、この話からの流用
があったからという話も頷けます(逆にモジャ公のアニメ
は大失敗に)。

「ドラえもん」でオットー(アザラシみたいな姿。後半主人公組と絡む異星人。性格が黒い)と同じ種族がゲストで出て来た
話(これも面白い)を、オットー登場で思い出して、笑ってしまいました。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2010-12-20 07:37:12] [修正:2010-12-20 07:37:12] [このレビューのURL]

これもアニメ版の方が面白いですね。
「ドラえもん」の二番煎じ的作品になってしまっています。

巻数も短く結局終わってしまいましたし。
21エモンといい、発案
は面白いのに本編は大したことなかった作品を、アニメで良作化させてくれたスタッフは凄いと思います(今時のアニメは良作原作をちゃんと出来ないのが多い中で)。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-20 06:53:04] [修正:2010-12-20 06:53:04] [このレビューのURL]

アニメ版の方が確実に面白かったと言える作品でしょうね。
手軽ですが、初期作で絵が甘い上に内容も深みはありませんし。
当時はこれでも驚きだったのでしょうけど。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-20 06:49:36] [修正:2010-12-20 06:49:36] [このレビューのURL]

タイムトラベルもので歴史への深い理解・考察、
ブラックな話を隠さず描いてるものとして、今読んでも
かなり面白い作品。

短編完結ものなので話が未完でも助かるけど、主人公
ぼんも成長して行き、相棒が交代
したりして(最初のリームの方が好きだっただけに残念でしたが。
藤子F作品にしては珍しくロングヘアのヒロインでした。再登場の場はあったと思うんですがね。)、「何か大きな話もまだあったのでは?」という心残りは結構あります。

藤子F先生得意の別作品との繋げで「ドラえもん」との共演
も見てみたかったですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-20 06:47:29] [修正:2010-12-20 06:47:29] [このレビューのURL]

藤子F作品の中でも上位に来る完成度じゃないか
と思える作品。

エスパー少女ものじゃこれは漫画を代表するものでしょうし、
話の方も魔美の年齢がのび太らよりは上のために、
普段より対象年齢があがったSF短編寄りの深い話が多い
です。「魔女狩り」の話を出して、異能に対する多数の人間
の嫉妬をパパが語るシーンは恐怖でした。
魔美が最後まで不可抗力の高畑さん以外には隠し通したことからも、その重さが分かります。
絵も後期よりなので綺麗で安定していましたね。

魔美は色々な能力を身に付け、進化させて行きますが、一番の能力が、普段の超能力じゃなく、「どんな状況
でももう駄目だって時に打開してしまう力じゃないか」
という高畑さんの考察には思わず同意しました。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-12-20 06:39:11] [修正:2010-12-20 06:39:11] [このレビューのURL]

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