「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

6点 アオイホノオ
『吠えろペン』シリーズ同様にホノオ燃が主人公ではあるが、
作者の自伝的要素が強い漫画家になるまでの物語。11巻まで読了。
『吠えろシリーズ』と違い関係者がほぼ実名なため有名な庵野監督はじめガイナックス関係者の青春時代や80年代当時の漫画、アニメ有名作品についての凄さが分かったり勉強になります。
漫画、アニメなどが好きなら知っておけば、今ある作品への見方も違って来るほどです。ギャグを交えて鋭い分析も健在ですし、そこは堅苦しくなく読めます。
ただ主人公が『吠えろペン』シリーズに比べると前日談のため未熟な面が強く、その上やたら偉そうでイライラします。それがダラダラ続きが話が遅いのがマイナスです。これ読んで『吠えろペン』シリーズ読むと同じ人物なのにホノオがやたら格好良く見えてしまうほど。まだまだ完結までかかりそうですが、もう少しペースをあげて漫画家になれるまで描き切って欲しいです。
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[投稿:2014-03-26 12:13:28] [修正:2014-03-26 12:14:38] [このレビューのURL]
2点 バクマン。
画力は高いんだけど最初の意味不明で不愉快な価値観(眼鏡相棒が語る頭良い奴論理、ついでに女性蔑視)と恋愛のために漫画家で成功するという動機とかで途中で読む気なくしてしまいました。
全然頭良いとも思えない主人公同士が「お前頭良いな。他の奴とは違うよ」と互いに持ち上げ合うのが気持ち悪くて。
こういうのが合う人には相性良い作品かもしれませんが。
自分には合わなかったですね。
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[投稿:2014-03-21 01:47:04] [修正:2014-03-21 01:47:04] [このレビューのURL]
8点 新吼えろペン
前作からと内容面は一緒。面白さの質は出来不出来が多少振り幅
が増した感じ。でも面白い話は業界の核心にシリーズ頂点で突っ込んで行く部分があり前作以上でした。前作からシリーズ通して藤田先生絡みの話はあんまり面白くなかったと思います。後述の傑作選でもほとんど除かれていてその通りだなと(からくりサーカスを知っていてもでしたから、知らない人にとっては余計にでしょうね)。
前作シリーズから見ている人にとって、前作最終話で死亡したかのようで、後味悪そうなヒーローというキャラのその後がちゃんと描かれているのは救いでした。ただ、今作最終回でそれまで否定して来たパクり行為を肯定することを編集から言い含められて、格好悪い炎尾燃で終わるのがなんか違うなあと思っていたら(話自体はそこそこ面白いが)、連載を止められた事情を含めて後に出版された傑作選で真最終回があり、そっちの方が相応しい出来かつ格好良い炎尾ですっきり終わるので納得でした。差し替えの事情も漫画で描かれていて、漫画界の業界の厳しさが本当に理解出来ます。値が張りますが傑作選まで含めての評価で長期渡って、それなりに安定して面白く、まずまず綺麗に終わった良シリーズだったと思います。
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[投稿:2014-03-20 09:28:22] [修正:2014-03-20 09:33:24] [このレビューのURL]
7点 吼えろペン
前作『燃えよペン』の特徴(前作の評価に書いています)
は継続したままの基本一話完結の続きシリーズ。前作より架空の話運び(殺し屋や宇宙人が出たりする)が増して、面白くなった部分とつまらなくなった部分が半々ですね。
前作より前半は面白みがあがる話も多かったですが、後半は勢い落ちたかなって話も多かったです。それでも全体的に面白いの範囲でしたが。さらに続くシリーズも読んでみたいと思いました。
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[投稿:2014-03-16 09:36:08] [修正:2014-03-16 09:36:08] [このレビューのURL]
7点 ベルサイユのばら
フランス革命を扱った現在でも唯一の長編名作漫画
少女漫画らしく恋愛の分量は多いながら(ちょく
ちょく恋愛パートに行く)、この作品の凄さは
歴史漫画としての要素が傑出して、この時代を扱う漫画
として唯一のものと言えるからではないか。
読み易さ、わかり易さ、詳しさ、史実としての公平さ(マリー・
アントワネットが主人公格だから美化要素はあるにしても、
彼女の非難されるべき部分もちゃんと描いている等)がありつつ、主人公のオスカルら架空人物を絡めながらの娯楽性も
しっかりしていて、悪い歴史漫画にありがちな事実並べてる
だけには決してなっていないのが大したものかと。
フランス革命を学ぶだけではなく、イメージ
し肉付け出来る漫画ならではの素晴らしさは普遍
だと思います。
絵柄も少女漫画的なものながら画力は高く、個人的には癖が少なかったですね。オスカル、マリー・アントワネットらは普通に美しく思えますし。フランス革命時代と思えばイメージにも
一致するのも有利な点でしょう。欠点を感じたのはアクションシーン、合戦の迫力が足りずにそこが盛り上がらない点でしょうか。そこは時代を感じた部分です(当時の画力水準はあるでしょうが)。あとは恋愛パートで詩のようにしつこく耽美部分があり、そこは食傷してしまいました。
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[投稿:2014-03-16 05:39:40] [修正:2014-03-16 05:39:40] [このレビューのURL]
8点 燃えよペン
古い漫画ですがかなり面白くて驚きました。
一話完結の漫画家漫画なんですが、完全にこれは出る漫画間違えてるだろキャラ揃いの良い意味で昭和の熱血モノ。
絵柄もそんな感じなので一々笑えてしまう。笑わせようとして
いないシーンでも所謂シリアスなギャグになっています。
かといって現在にも通じるであろう漫画家の仕事ぶりや真実、主人公炎に代弁させる作者なりのメッセージについては本気で描かれているのが凄いですね。絵柄の古さは別に画力は相当高いかと。この作品は一巻で完結ですが、ここから新シリーズに移行して長編になったのも納得です。引き続き読んで行きたいと思います。
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[投稿:2014-03-15 05:06:09] [修正:2014-03-15 06:51:17] [このレビューのURL]
3点 結界師
悪い意味で女性が描いた男性受けを
意識した少年バトル漫画って感じでした。
会話のノリやギャグも寒いですし
それが設定した世界観との違和感を感じました。
野球ものですが「大きく振りかぶって」を読んでいる時の
感じに近かったです(絵はあちらより上手いですが)。
料理人エセ関西弁の幽霊が成仏しないで付き纏って
来る辺りからはどうしようもない不快感で切ってしまいました。
漫画賞も獲っているだけに期待があったんですが合わなかった
ですね。
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[投稿:2014-03-15 04:51:35] [修正:2014-03-15 04:51:35] [このレビューのURL]
4点 ろくでなしBLUES
画力は高いし、人情話なんですが、不良がボコボコやっている
漫画の域を個人的に出ない感じです。主人公らがやっている
不良行為も真面目に描かれているので
相当なものでした(日常的に喫煙する等)。
個人的にこれが王道ならば
不良漫画には基本合わないのかもしれません。「今日から
俺は」は非常に面白く感じましたが。
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[投稿:2014-03-14 09:33:54] [修正:2014-03-14 09:35:03] [このレビューのURL]
8点 最強伝説黒沢
序盤は中年主人公黒沢の悲哀を描いたあるあるネタギャグ漫画
でたまに滑りながらもまあ面白いくらいでした。
しかし、それ以降対不良のバトル漫画になってからは盛り
あがって来て、テンポ良く一気に読めました。
ただのバトル漫画じゃなく、強さのみならず
弱さを持った主人公(肉体的にも精神的にも。これがバランスが良いです)、随所に繰り出されるギャンブル漫画でも評価される福本節が相まって、独自の
世界観が出せていたと思います。絵柄はかなり癖あれど画力
自体はある方なんじゃないでしょうか。ただ女性の顔の描き方
は下手だなとは思いますが。
終盤はそのメッセージ性に感動すら覚えました。ただ黒沢が
感動的ながら死亡するというのがこれもまた衝撃的かつ綺麗に
終わったと思ったのに、実は生きてましたで最近続編が始まったのは蛇足感が否めないかと。本作だけ読んでいれば知らないで済む事情なので自分の中ではこれで綺麗に終わったと思って
おきます。
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[投稿:2014-03-06 23:14:24] [修正:2014-03-06 23:14:24] [このレビューのURL]
7点 ダンテ神曲
短いけどコンパクトに超有名なダンテ神曲の原作
をほぼ準拠で纏めていたと思います。
学習用だけじゃなく神話的な死後世界巡り冒険譚として
成り立ってたのは良かったですね。
ドレの絵を動いているように意識したという作りが
成功して雰囲気が良く出ています。
内容面も異教徒はみんな悪で地獄にいたのはビビリましたが、そういうキリスト教の本音部分もちゃんと描写していました(ただ永井先生がこれに批判的なので主人公ダンテには疑問を呈させる
など改変はしています)。たまに述べる現実・神話エピソード
の紹介や哲学的なセリフ(神が作った人間が何故悪事を働くのか、なんで地獄が必要なのか等)には感銘を受けるところがありました。
本当はもっと長い方が嬉しかったですが、これ以上は原典に
当たれってところですかね。一般的にダンテの神曲読んだことあると知ったかぶれる程度の網羅性はあると思います。
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[投稿:2014-03-03 17:17:06] [修正:2014-03-03 17:17:06] [このレビューのURL]
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