「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

他のレビューの方が言うスレイヤーズという感じが
上手く出ている作品で出来は悪くないですね。
可愛らしい絵柄で独自の世界観も作れています。

でもすっきりしないのが終盤です。謎・伏線がどうしても
未回収のまま投げた感じがあります(ザードが「俺は魔物を
殺してない」
とか言ってたのは何だったのか、ザードは現在どうなっているのか、
シオンは実子だったようだがあの血統で魔力扱えた理由はなんだった
のか、いきなり出てきたラスボスの出自はなんだったのか等)。
続編も未完結なようで読み終わった
感想がモヤモヤしたものだったのは否めません。

オチが結構ショッキングだったのはこの作風からすると驚き
ではありました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-21 01:01:03] [修正:2012-09-21 01:01:03] [このレビューのURL]

絵は変わらず良いんですけど、同作者達の
心療内科と違って終始ボケてるだけ
で薀蓄も乏しいために読むのすぐにやめました。
この作品をみると心療内科が無茶しながらも、破綻しそうでしない
絶妙な線で頑張っているのが良く分かりましたね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-19 10:09:56] [修正:2012-09-19 10:09:56] [このレビューのURL]

6点 海猿

画力も演出も凄まじく緊張感のある展開が続きます。
海上保安庁職員の仕事の内容、厳しさはこれ以上ないくらい
描いているところは長所だと思います。
ただ、面白いことは面白いですが、最初の方をのぞくとすっきり
しない結末の事件ばかり続いてレスキューものが持つカタルシスがやたら薄く感じました。同作者の「ブラックジャックによろしく」
と違いギリギリで踏みとどまりますが主人公は
途中から終始苦悩してばかりです。

恋愛面にも結構ページ割いているわけですが、結婚を
前提にした婚約者(これがお人良しの好人物だけに心が
痛みます)がいる
ヒロインが主人公に寝取られる系でそこへの裏切り
も強調され当然ですが作中でも殴られるほど非難されて、そっち
の方で後ろめたさや重さが抜けないのも作品を救命を
関係なくやたら重くした要因に感じました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-19 07:43:23] [修正:2012-09-19 07:43:23] [このレビューのURL]

西森作品じゃ初めて読んでてつまらないな、寒いな
、キャラ個性が薄いなと感じる場面が多い作品でした。
「なんでも屋」から復活していく御曹司の成り上がり
物語かと思いきやそこは全然進まずに、婚約者周辺関係をダラダラ
やって、最終回がいきなりヒロインとの恋愛関係だけの
解決になって唐突に終わった印象が拭えなかったです。
ひょっとしたら西森先生は途中で飽きた
のではないかと邪推するほどでした。次回作に期待したいですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-18 17:48:44] [修正:2012-09-18 17:48:44] [このレビューのURL]

7点 赤龍王

途中から明らかに駆け足でしたが秦滅亡から楚漢合戦に関しては
最高の漫画だと思います。
全9巻でまずまず要点は纏めている方かと。淡々と史実を語る
だけにならずにインパクトや熱さがある
演出が随所にされています。
劉邦と項羽の性格の違いや単純能力じゃ劣る
劉邦が勝る部分も作中人物に言わせていますし。
現在連載中の「キングダム」直後の時代なのでセットで読める
くらい作風に親和性もありますし、漫画の出来は良いです。

有名な虞美人を二人の英雄を挟む
三角関係にもって来たオリジナルが強引で消化し切れて
ない感じだったこと、劉邦の即位場面がないほど
最後は項羽主役みたいな終わり方でタイトルとやや
一貫欠いたかなというのが残念ではありました。
項羽が自害の後殺し合いになるほど、遺体を八つ裂きにして
漢軍が奪いあったという史実シーンは入れて欲しかったですね。
この戦いを一番象徴する場面だったと思います。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2012-09-18 12:32:02] [修正:2012-09-18 12:33:15] [このレビューのURL]

異色の心療内科ギャグ漫画。テーマごとに一話完結が基本
まず絵柄が表紙を見れば
分かる通り良いので読み易いのと女性キャラがエロさや可愛さ
もあります。
ギャグのキレやテンポも基本的に上手く、
心療内科の話としての毎回薀蓄も盛り込んで、シリアスな場面に
入るとちゃんと悪ノリしないでやってくれるのでそこも好印象
(ここでの遼先生の名言の格好よさとナースの「分かりました」
のかわいさは印象的)。

話の作りはワンパターン気味ですが、話題・薀蓄やキャラへの愛着の安定感で面白さはそんな変わらずに読めます。新キャラを投入してこいつ大丈夫かと思ってもそれなりに馴染んでしまう不思議さ
もあります。欠点としては下ネタがやたら濃いのと突っ込みが
過剰気味なのと時々寒すぎるギャグがあるところでしょうか
(この辺はギャグ漫画ものならつきものな点はありますが)
あとあくまで入門漫画的でこれに専門的なことを期待しても
駄目でしょう(作中でもメンタル(病院)へ!って毎回投げて
ます)
今後も話題を拡大するなりしてこの安定感を維持して欲しいところ
です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-15 04:14:29] [修正:2012-09-15 04:14:29] [このレビューのURL]

9点 ARIA

一話完結の未来異星世界を舞台にした日常系癒やし漫画。
前作「AQUA」を読んでいる時から面白いとは思ったのですが、
こっちの方がパワーアップしていますね。コマ割り、
台詞回し、風景描写とかこの漫画センスが高いなと自信を持って言えます。ただの延々と続く日常ものじゃなく、成長や移り行く時を描写しているのが印象的ですし、
一本の筋が通った形で終わりました。前半で独特の世界観、イベントの説明を終了した感じで、後半はキャラの掘り下げや成長を描写していますがそれが非常に上手いです。ただの綺麗な物語で終わらずブラック面にも足を突っ込みますが、深刻にならないで
説教臭くならないように優しい雰囲気は維持されています。画力は相変わらず高いだけじゃなく、最後に行くまでさらに加速して、丁寧なのに劇画的にはならない良い塩梅で終わった稀有な作品かと。
ダラダラやれそうなのにこの巻数で収めたのも良かったですね。
日常系の一話完結話や女性漫画家の作品では合わないのが多い自分でも楽しめた辺り幅が広い作品で人に勧めやすそうです。前作「AQUA」は読まなくても楽しめますが、読んだ方が終盤に繋げてくるので感慨が違って来ます。唯一主人公灯里(彼女の魅力は本作
の長所で強く描かれる)の師匠・先輩のアリシアが引退はともかく作中出てこない誰かと結婚までしたのは釈然としませんでした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-09-10 06:46:57] [修正:2012-09-10 06:58:50] [このレビューのURL]

7点 AQUA

物語、漫画の地力にも「ARIA」の導入編といった感じですね。画力がこの頃からかなり高いのは安心して読めます。ここで合うか
どうかがこの漫画のポイントなので全2巻ってのもとっつき易い
入門編でリトマス紙になりそうです。「ARIA」から入った人も本作を読んだ方が「ARIA」終盤は感慨がひとしおだと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-09-10 06:53:53] [修正:2012-09-10 06:53:53] [このレビューのURL]

キャラ絵が可愛くて惹かれる以外はただの4コマ漫画ですね。
ノリが合うかの勝負でつまらなく感じたので、
途中で読むのをやめてしまいました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-08 23:36:42] [修正:2012-09-08 23:36:42] [このレビューのURL]

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