「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

ネットで評価が高い作品なので期待して読んでみたのですが、とにかく絵が下手です(癖とかそういうものじゃない)。絵柄も仕方ないですが古い感じで、これでバトルするのが余計に厳しく感じました。話も序盤から引きつけが凄いという感じでもなかったので、読み続ける気力が湧かず。伏線、バトルの駆け引きが凄くなるらしいので、序盤に読み続けられるほどついて行けるのかどうか相性次第の作品なのではと思います。

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[投稿:2016-11-27 06:16:52] [修正:2016-11-27 06:18:07] [このレビューのURL]

「無限の住人」に比べると、時代考証が本格的です。ロシア革命後のソビエト連邦を二人の男女を視点としてミステリー風物語として、映画風に良く描けています。史実人も多数絡みますが、物語を一読する上では予備知識はそこまで必要ではないかと。巻末に補足的な人物紹介があり、読了後理解が深まり、練られた話だったのだなと感心。相変わらずの画力の高さは必見です。展開が地味で起伏に乏しいところ、重い描写もありますが、丁寧に伏線を拾いつつ、前向きな読後感が抱ける全1巻の歴史佳作だと思います。

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[投稿:2016-11-25 18:58:29] [修正:2016-11-25 18:58:29] [このレビューのURL]

一巻は面白みを感じたりもしましたが、二巻はここまでやるかの詰め込み過ぎ、ぶっ飛び具合で脳がついていかない、読みにくさにストレスという感じなのが残念。「おひっこし」でもあった悪い部分が顕著になった感じです。なんでも食べる資源回収用擬態異生物(男には保護受けやすい可愛い女の子になる)などの基本SFネタ、「無限の住人」後期の高い画力、女性キャラのかわいさ(特に沙村版メーテルなトリアゾが良かった。全体をヒロインにしたラブコメでも良かった。ヒロインヒヨスは由来といいイマイチ)は良かったのですが。

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[投稿:2016-11-21 20:47:41] [修正:2016-11-21 20:47:41] [このレビューのURL]

「無限の住人」には非常に好きな作品だったのですが、こっちはそのギャップに驚くギャグ漫画(それに贅沢な画力)という意義はあります。しかし個人的にそれ以上のものではなかったですね。浮かんだネタをページ一杯に垂れ流すような感じで読みにくさを感じるのが先行しました。この人のギャグ漫画は合わない感じもあるのかもしれません。

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[投稿:2016-11-21 20:34:14] [修正:2016-11-21 20:34:14] [このレビューのURL]

熱い筆致で百年戦争序盤を有名傭兵の視点から描く歴史漫画。画力があり、内容も傭兵を主人公に据えたため、戦争の現実と大局をしっかり描けています(同陣営の雇い主ながら、当時初陣の若さだった英雄エドワード黒太子との傭兵VS騎士道の関係も見どころ)。ただ打ち切りだったのか、主人公ジョン・ホークウッドの後半生(百年戦争参加後イタリアに渡ってからの活躍)が抜け落ちた格好なのが残念です。戦争の小休止、「騎士道の終わり」のテーマには区切りをつけた一定の終わり方はしていますが。「キングダム」辺りが好きな人には相性の良い近年完結の歴史佳作だとは思います。

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[投稿:2016-11-18 01:43:30] [修正:2016-11-18 01:43:30] [このレビューのURL]

ネオ時代劇と掲げていて、洒落た感じもたまに盛り込んでいますが(奇抜な衣装、武器など)、エログロありのバトル漫画が本分の作品だと思います。作者が美大卒で絵が相応に上手く(女性キャラに独特の妖艶さがあり)、連載中もさらに向上して行くため一見の価値があります。世界観も徳川家斉治世という微妙な時期を選びつつ、その時代だからこその敵勢力の理念や行末などを絡めて、一定の考証が出来ていたのではないかと。滅びの美学的に容赦なくキャラが輝き散って行きますが心に残りました。展開が三つ巴、四つ巴になりときに中だるみや迷走では思うような場面もありましたが、収束して連載20年近い壮大な物語はしっかりと締められて余韻を残しました。来年実写映画化が予定されて(この出来は不安しかないが)、タイムリーな作品でもあるのでしっかり完結した後の今こそ未読の人にも薦められる作品です。

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[投稿:2016-11-12 00:35:39] [修正:2016-11-12 00:35:39] [このレビューのURL]

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