「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

ちょっと下ネタやホモネタをギャグとはいえ多用し過ぎではと思うクセはありつつも(ギャグセンスは高くシリアスとの調和も上手い)、逆に言えばそれでも各種漫画賞を獲得して、現在をリードする作品の一角になるだけはあります。

和風闇鍋ウエスタンと公式で紹介されているのが言い得て妙かなと。アイヌを中心とした本格的な歴史ロマンやバトルアクション、「山賊ダイアリー」を彷彿とする狩猟とグルメ、金塊を巡る謎や騙し合いなど良素材が調和したごった煮感が独特。
男臭い作品ながらヒロインが凛々しくかわいいのも光ります。

あとはメインストーリーが金塊争奪戦でキーマンが死亡、舞台が北海道から樺太になった現在はそこまで引っ張れる感じではないと思いますが、そこは人気作品にありがちな事態にならないことを祈るばかりです。今後を注視したいと思います。





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[投稿:2018-06-30 06:11:57] [修正:2018-06-30 06:11:57] [このレビューのURL]

これ単体だけで出れば自伝要素ありゲーマーとしての懐古と青春ラブコメのミックスで印象が違ったのだろうと思いますが、「ピコピコ少年」で自虐ギャグ調な原型(悲惨な現実)を知ってしまってるのが痛いです。
作者による神の手で分岐させてる程度で近似してるのをどうにか工夫出来なかったのでしょうか。どうにもチラついて集中出来ないのが残念。

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[投稿:2018-06-27 19:51:11] [修正:2018-06-27 19:51:11] [このレビューのURL]

長編なのにサクっと読めてしまって、漫画的ハッタリが効いて熱量があります。そこで押し切ってそうに見えますが、大食いを競技とした理論や駆け引きがあって(少年誌の「てんむす」よりも明らかに深い)、出てくる料理は美味しそうで、庶民的かつ種類が豊富で練られていました。最後ら辺は世界戦になってしまいまた大会かよという気持ちはありましたが、その試合も面白かったです(出来れば野試合や単発イベントに戻って欲しかったが。試合続きなので幕間な話も見たかった)。
現在漫画図書館Zにて合法に無料で読めます。大食いに嫌悪がなければおすすめの作品です。

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[投稿:2018-06-25 19:20:53] [修正:2018-06-25 19:22:09] [このレビューのURL]

実在の世界観と歴史をモチーフにしながら(神聖ローマ帝国というのがシブい)、バトルアクションや作者作品で何度も話題になった正義をテーマにして、今のところは「シュウマのガゴウ」が進化したような感覚です。
第一話のラストナレに目的が示されているので、そこに向けて着実に進んで行くことを期待します。


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[投稿:2018-06-20 17:51:34] [修正:2018-06-20 17:52:22] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ダークミステリーというか完全に腐りきった警察や権力の陰謀論みたいな調子になって、殺しと騙し合い(それ自体は面白い)に入り込めないのが残念。三億円事件(他未解決とされる事件郡も)の犯人も警察の関係者でバレると不都合だから国家ぐるみで隠蔽して金は警官達への手当に使ったとかキバヤシ(MMR)辺りが言ってそうなことでネタ作品としても読める作りでもないので冷めた目で見てしまいました。

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[投稿:2018-06-18 18:10:55] [修正:2018-06-18 18:10:55] [このレビューのURL]

5巻まで既読。原作未読。人の死なないミステリとして原作が最近有名になって来ている作品。鑑定でタメになる知識と推理があって、突っ込みどころはあれど面白いです。画力が高いってほどじゃないですが、原作挿絵にキャラデザが近く主人公の美人度が引き立つのも良いですね。「原作読むのが面倒だから漫画で」と思っている自分には内容も画があるからこそ理解しやすい面もあって評価が高いです。原作を全部漫画化すると膨大な量になりそうですし、結構事件が飛び飛びらしいので、そろそろキリが良いところで終わるのではという部分だけが心配です。出来るだけ長くやって欲しいですね。

追記  8→6点に変更
完結まで。キリの良いところで終わりましたね。主人公コンビの関係も将来を暗示する感じでした(原作でも最後に結婚した模様)。ただ後半は絵が荒れているような箇所が増えたのが残念でした。話も前半の方が面白くて比例的に落ちて行きました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-12-14 09:34:05] [修正:2018-06-18 17:45:04] [このレビューのURL]

クセがあってギャグも滑ってる所はありつつも独特の作品でした。次第に駆け足になりましたが、後半の方がかえって面白くなった気がします。細かい伏線を拾って、最後には読後感が良かったです(自分クローンがヒロインで結ばれるという前代未聞をやってるのにこれしかないと思える)。SF世界観やバトル作品というジャンルを考えるともう少し画力があればとは思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-06-16 20:43:31] [修正:2018-06-16 20:44:15] [このレビューのURL]

島原の乱と言えば宗教戦争的なイメージで、勿論本作でもそういう側面はありますが、それよりも悪政への抵抗という部分を強調しているのが新解釈的で良かったと思います。最も大事な反乱への背景や端緒は良く描けているし、聖人を演じなければならなかった主人公からすれば「胡散臭いガキ」天草四郎も人間臭くて良かったです。テーマについてはある程度語られたとは思いつつも、打ち切りは間違いなく申し訳程度にやっと描いた反乱収束に向けての畳み方でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-06-14 19:46:08] [修正:2018-06-14 19:46:08] [このレビューのURL]

現役医師作家による最新情勢を踏まえて、軽く読めつつ本格さもある医療ミステリーとして面白かったです。原作キャラクター原案を踏まえつつ大人っぽい絵柄で漫画としてのクオリティもしっかりしていました。癖あれどツンデレヒロインな主人公に愛着も湧いて来ます。人気的には分野を考えても厳しかったのか第一部完的な終わり方が残念でした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-06-13 21:46:22] [修正:2018-06-13 21:46:22] [このレビューのURL]

時代劇としてもミステリとしてもかなりの良作で読み応えがあります。最後の事件がまとめとしてイマイチだったのとどの事件もやたら性が濃いのは食傷でしたが。スッキリとした絵が緩衝材だったと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-06-10 08:45:53] [修正:2018-06-10 08:45:53] [このレビューのURL]

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