「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

7点 麻酔科医ハナ
麻酔科医という地味なところに焦点を当てながら医療お仕事漫画として十分な水準に達しています。
画力もそれなりで手術や説明が分かりやすい。医療薀蓄も想像以上に過酷な麻酔医という視点から焦点を当てて、豊富で勉強になるところが多いです。女性主人公ですが嫌味がない可愛い性格なので感情移入出来る部分も良いかと。おそらく最初は1巻完結予定だったのか、そこで話は纏まっているところもあるので興味が薄い人もまず1巻だけという読み方も出来ると思います。そこから連載が続いてい上記の良さは出ているのですが、話が暗に傾く比重が多く1巻の方が楽しく読めていたなと。作者自身もあとがきで苦しみを吐露しており、連載ペースがかなり遅くなっているところが気がかりです。連載8年目ですがようやく5巻が来月に出る予定の模様。もう少し過酷でもそれをネタで笑い飛ばすようなところもあった初期の路線に戻って欲しいなと思いつつ、楽しめているのも確かなので風呂敷を畳んで出来るだけ早期かつ綺麗に終わることを期待しています。
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[投稿:2015-01-31 23:04:58] [修正:2015-01-31 23:04:58] [このレビューのURL]
5点 機動公務員かもしか!
公務員主人公で実際あった「なんでもやる課」をモデルにした珍しい漫画。コンセプト自体は良いと思います。ただ実際打ち切りを喰らったように受けなかった訳ですが、少年誌じゃなく青年誌で現実寄りの公務員要素を多くしてやるべきではなかったのかと思います。話を派手にするような脚色話が少年向けには物足りず、青年向きには突飛に見えるという半端な感じになっているように思えました。作者が実力のある人なので破綻せずになんとか読めるのは流石ですが。
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[投稿:2015-01-23 19:57:22] [修正:2015-01-23 19:57:22] [このレビューのURL]
7点 横浜線ドッペルゲンガー
ドッペルゲンガー現象・タイムスリップを利用して、現在と過去の自分同士をコンビとして自らに罪を着せられた連続殺人事件の謎を解くという物語。SF満載なので推理要素なんてあまりない結論に至るのではと思っていたら、終わってみると本質はミステリー作品だったと呼べるくらい推理部分が丁寧に出来ていました(事件を難解にする登場人物の突飛な心理や行動を、芸術至上主義を芸術家同士の身内事件というところで随所に適用してフォロー出来ている)。
だからこそ上記SF要素が独自のスパイスになった感じでしたし。真犯人発覚時は驚きました。てっきり他未来の自分自身が犯人だろうと匂わせるようなミスリードに自分は乗ってしまいましたから。絵柄に癖がある、終わり方が後味悪いなと思ってしまいましたが、全4巻で過不足を感じずに纏めたところが良かったです。作者にとって初連載らしいですが次回作にも期待します。
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[投稿:2015-01-22 02:19:49] [修正:2015-01-22 02:19:49] [このレビューのURL]
8点 おとぎ奉り
和風退魔アクション系漫画。当初はコテコテの物語スタート、ステレオタイプなキャラ、画力はあるのに安定しない絵などで正直外れかなって感じだったです。
そこからいろりという女の子の仲間キャラ(変な関西弁だけどヒロインよりバトルして、可愛さもあり存在感がある)が出て来てから面白くなって来て、六臣家の因縁・敵の目的など物語全体の構図が明らかになったと同時に、警察や自衛隊が出撃する大事になってから目が離せずに最後まで一気に読めました。最初から妖怪の迫力は素晴らしかったのですが、それが中盤以降の話のスケールの大きさに伴い活きて来て、画力の向上・安定が重なり、なかなか見れない画力レベルでの妖怪バトルアクション漫画になりました。一見の価値があります。話も編ごとに進めるやり方が分かりやすく、それを重ねて進み終わってみれば上手に展開して畳んだと思います(神道信奉者は引っ掛かるかもしれませんが、作中の神は態度がやたら傲慢なので自分としては納得の終わり方です)。
自分が買ったのは豪華版全8冊で全台詞の見直し、結末の修正がなされているようですが、台詞回しがしっかりしており、結末も痛みを残しつつカタルシスを感じる良いバランスでした。ステレオと前述しましたが途中でヒロインに彼氏がいることが発覚したり、主人公に好意を寄せてくれる幼馴染が存在感を発揮したりして、その中で惹かれ合う主人公とヒロインの関係が興味深くなり、結末もハッキリとは明示しなかったのも余韻がありました(今後結ばれるんでしょうが上記二人の存在もあるので、あの時点では正解な演出でしょう)。
次回作で現在連載中の「BTOOOM!」も完結したら読んでみたいと思いました。こちらの方がマイナー作品ですがもしかすると出来が良いのではと思うほど隠れた良作だと思います。
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[投稿:2015-01-18 14:45:18] [修正:2015-01-18 14:45:18] [このレビューのURL]
4点 おちけん
落語に知識を持ちたくて全1巻で手頃なので読んだのですが、漫画媒体であっても、関心が薄い人間ってのもあり、かなり厳しい感じでした。どうしてもテキストの羅列感があって苦痛を感じてしまいました。女の子は可愛いし良く描けているのですが。
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[投稿:2015-01-16 19:55:00] [修正:2015-01-16 19:55:00] [このレビューのURL]
8点 幽麗塔
名作「医龍」の後で話題が被ることなく、よくこれだけの作品が描けたなというミステリー&サスペンス作品。昭和前半の空気、この時代特有のおどろおどろしさが丁寧に表現され作品に引き込まれました。画力、演出は「医龍」同様にハイレベル。本筋の塔に関する事件を動かしながら、移動して他の事件を解決して行く時もあり、先が簡単に読めませんでした。大量殺人者である死番虫の正体には叙述トリック的なのを漫画媒体で上手くやられて見事に騙されました。細かい伏線も丁寧に回収しています。ジェンダー論をテーマに据えていますがそこについても説得力ある論調が出来ていました。
一方でその辺の微妙な問題を深く扱って、悪く言うと性的変態の集いみたいになっているので少々癖が強かったのは否めません。「医龍」に比べると最後までキャラに馴染みにくかったのもあります(変に人気沸騰で引き伸ばし路線に入らないでキッチリ終われて済んだという面もありますが)。あと死番虫に関しては手強さを描き、正体の謎と共に引っ張った割に、簡単に打倒してしまいあっさりです。真ラスボス役登場からの最終盤も面白さはあったのですが、掘り下げ(一応過去は真ラスボスの口から語られているが)や最後まで立ち塞がって欲しかったという気持ちもありました。
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[投稿:2015-01-14 06:16:38] [修正:2015-01-14 06:19:35] [このレビューのURL]
4点 響子と父さん
「ネムルバカ」が好きで繋がりに期待したのもあって読んだのですが、父親の言動が寒すぎるの(オヤジキャラ好きなタイプの自分が読んでて辛いほど)と娘が真面目キャラで突っ込み不足というのもあって面白くなかったですね。繋がりの方もこちらで後日談が分かって綺麗に終わるとか言う訳でもなく消化不良な感じでした。
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[投稿:2015-01-13 02:30:47] [修正:2015-01-13 02:30:47] [このレビューのURL]
5点 描かないマンガ家
描かない漫画家というタイトル通り、口だけで実力皆無の主人公を据えて、漫画界の実態や成長を見せる若手漫画家を描いて行く作品。画力・演出に力があり、前半は独自性もあり面白かった漫画です。主人公に描かせないことを守りながら、シリアスシーンでは決めさせて周囲に助言する格好で漫画界の現実を描きながら後押しをする。一種のパターンですけどギャグもキレて面白かったです。業界ネタも良く描けていた方かと。
途中から主人公が現実的に転落して行きます。それでギャグがなくなりシリアスに描いて、周囲から見放される展開が続いてほぼ最後まで行きます(和解したんだろうなと示唆するコマはある程度)。現実という意味では一定の説得力があるのかもしれません。一方で専門家以外モノを語るなに通じた説教臭く苦痛に感じたのが残念です。確かに熱烈漫画ファン的な主人公の言い分は否定しようと思えば否定出来る。けれども作中で何度も周囲の人物を救った功は立てている訳です。存在しなければ漫画を辞めていた可能性がある人物すら数人います。彼らの成功に主人公の論が役に立ったのは揺るぎない現実だった訳です。それを掌返しみたいに全否定して、忘れたかのように二度と現れるなと遠ざけるのは恩知らずに感じ冷めてしまいます(別に金の催促に来ている訳でもないのに)。後半は周囲が主人公に接触拒否して成功を重ねつつ、各所でワイワイするシーンがある訳ですが全然楽しめないです。
専門学校出で成功しているなんてほぼ皆無との現実を描きつつ、主人公をのぞいて周辺がほぼ成功人みたいになっていた演出が上記のため的に露骨に感じてしまう。成功キャラが出ても他は主人公同様に50歩100歩レベルで馴れ合い、その日暮らしの現実を背負いつつ「ワハハ」、しかし全員でその成功者とも格差を越えた友人関係は続くなどの方が良かったかと。最後まで前半の雰囲気で描いて欲しかったです。主人公は最後に人格変わったレベルで卑屈な努力漫画家になりますが、たまに真理的なこと言って成功者すら対象に周囲のムードメイカー的に役に立つ大法螺吹きのアシスタント的存在に落ち着く(手伝いばかりで自作をなんだかんだで理由をつけて作らない限り「描かない漫画家」のタイトルで一貫する)でも良かったかなと。そういう存在が許されても良いのではないかなと思いました。少なくとも面白さではその前半が圧倒的に感じます。前半が本当に面白かったので惜しかった作品です。
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[投稿:2015-01-10 13:08:44] [修正:2015-01-10 15:25:53] [このレビューのURL]
6点 サユリ
前半はありがちなホラー漫画でしたが、後半は婆さんが覚醒してからそれに抗うという独自性が出て来た感じです。
突出したものはありませんがなかなか良く出来た佳作だと思います。
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[投稿:2015-01-10 03:46:44] [修正:2015-01-10 03:46:44] [このレビューのURL]
7点 椿鬼(ツバキ)
一話(一篇)完結で絵柄に良い意味で合わないバイオレンス欝系な話を積み重ねながら、人と山のために生きるため銃を撃つクール美少女主人公の掘り下げと山を巡る人間の業が描けている良作漫画です。全3巻で一応畳めていますがあとがきでまだやりたい的なことが書かれており、十分続きが作れるし見たいなと思わせられる作品でした。
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[投稿:2015-01-10 03:42:06] [修正:2015-01-10 03:42:06] [このレビューのURL]
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