「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

8点 エロゲの太陽
タイトルと題材で敬遠されそうなのは間違いないですけど、18禁ゲームに限らない弱小ゲーム会社についての実録(業界ウンチクには感心)を上手くオブラートに包みつつ描かれた作品だと思います。他業種にも当てはまるような哲学を持つお仕事漫画として成立しているだけじゃなく、描き方を間違えると欝になりそうな話ですが、基本明るい方向でカタルシスを与えてくれる技量には感心しました。絵柄もかわいらしいながら画力がしっかりしています(女性キャラがかわいいながらも余計な恋愛要素がないのも好感)。編ごとに話が区切られているのも読みやすかったです。全4巻で短めなのが多少残念ですがまとまって綺麗に完結しています。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-03-30 21:09:16] [修正:2017-03-30 21:09:16] [このレビューのURL]
8点 蟹工船
原作を一度読んだことはあるのですが、古典だけにイメージがあまり沸かないでしばらくすると忘れてしまったというのが正直な
ところでした。この漫画版は画力・演出(絵が綺麗なのが悲惨さを多少は和らげて、演出は熱い)などクオリティが高くて、分かりやすさと物語の面白さを担保しつつ、最近再びブームになっただけの名作である原作が現代に突きつける鋭い問題提起もしっかり表現されているのではないかと。とっつき易く、面白くなったと感じるだけのコミカライズなので思想を越えて多くの人に読んで欲しいと思いました。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2017-03-26 11:47:35] [修正:2017-03-26 11:47:35] [このレビューのURL]
8点 弁護士のくず
読んだの結構前なのですが、ビートたけし似の主人公弁護士の造形が素晴らしく、よくある偽善的じゃないかといって小汚い訳でもないザ・弁護士を描いた秀作だと思います。漫画賞も受賞しています。各話のレベルが高いです。まあ絵が下手で下ネタが事件に関係していないのも多いですが。ヒットしたドラマ「リーガルハイ」にも影響を与えたのではと思えました。何か揉め事が起きたらしく中断がありましたが(たしか勝訴したはず)、続編の二審も機会があれば読みたいです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-03-25 08:24:59] [修正:2017-03-25 08:24:59] [このレビューのURL]
6点 HAL
「大人版まんがサイエンス」という表現で良いかと。嘘を掲げていますが、思ったより科学漫画なのには驚きました。古い作品ですが本作で扱う話は進化が乏しい感じなので今でも読めます。テンポやギャグのキレも良いですし、短すぎるのがもったい無いなと(ラストも唐突にせつない)。旧版の用語解説が嘘(ギャグ)成分を見抜く時に役立つので、それがある旧版を読んだ方が良いのではと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-03-25 08:15:25] [修正:2017-03-25 08:15:25] [このレビューのURL]
7点 なつのロケット
全1冊もので名作に挙げる人が多いのにも納得です。小学生が主人公ながら大人が読んでも深みがある台詞、ノスタルジック感に浸れます。宇宙エンジニアの考証(巻末解説も面白い)により小学生が作れる本格的なロケットが考え抜かれ、分かりやすいウンチクを絡めながら90分映画を意識したとされる締まった作品。強いて言えばもっと過程と分量が見たかったとも思いましたが。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-03-25 08:07:25] [修正:2017-03-25 08:07:25] [このレビューのURL]
7点 リュウマのガゴウ
「リュウマ」という雅号(ガゴウ)を受け継ぐ者達の「風の谷のナウシカ」に似た世界観での群像大河作品。作者の作品はどれも暗さが根底にある中で本作は求められているところに上手く合っていたと思います。最初の時系列や人物がバラバラのオムニバス形式が後から思えば全部伏線と言えるほどだったのは驚きです。
ただそれがおまけ漫画などでも自嘲されているように後から分かってくるという感じで、読んでいる最中には理解しにくい感じはありました。終盤掲載されたストーリーや人物紹介ページは最初からあった方が良かったかと。相変わず画力は高いですが、バトルがややゴチャゴチャして見にくいのも上記難解さを増した感もあります。最後を締める白皮眼リュウマの物語がやや低調に思えるもので、打ち切りを喰らったような駆け足になっているのが残念ですが、全体としては必要な要素は描かれて、読後パズルのピースが嵌り一枚の絵画が出来上がったような感覚は本作独特のものでした。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-03-22 23:22:36] [修正:2017-03-22 23:22:36] [このレビューのURL]
6点 リヴィングストン
画力に助けられている部分は大きいですが、まずまず佳作の怪奇一話完結タイプのヒューマンドラマ。序盤イマイチだなと思いつつ次第に面白みが増して来ました。そこからすぐに畳んだのが残念でもありましたが、話としてはまとまっています。劇団主宰の人が原作なので異色の雰囲気がありますが、明確性には欠けるところがあるのは「魂とは?」と据えられたテーマ性を考えるとやや肩透かしでした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-03-10 17:59:56] [修正:2017-03-10 17:59:56] [このレビューのURL]
時事的にも話題になったコンピューターと将棋というタイムリーさ、宣伝文句の感動巨編には興味を引かれたのですが、突飛さが勝って入り込めなかった感じです。コンピューターがどうであれ、人同士が指す将棋がそれで人気を失い、作中の形で変遷するようにはどうにも思えなかったです(そもそもカンニングしないなら、棋譜の検討を機械でやる棋士は現在でもかなりいるはず。強調すべき話題ではないと思う)。
主要人物が血縁だらけで、ヒロインの中学生大人が白旗プログラマーな女の子はキャラ的にも存在的にも鼻についてしまいました。あと同じブっ飛んだ話でも「ハチワンダイバー」は将棋をしっかり指しているのが伝わりましたが、本作は棋譜や演出など見てもそこはかなりの劣後感が否めません(ハチワンの良さを再確認出来たが)。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-03-07 23:40:39] [修正:2017-03-07 23:40:39] [このレビューのURL]
8点 アカメが斬る!
連載誌の看板にもなったダークファンジーバトル漫画。
悪く言えば良くある世界観ですが、駆け引きありの能力バトル、エグい描写やキャラの容赦ない死など凄惨さを個性に立たせて行った力作だと思います。たまに挟むギャグは面白く、熱血展開にも引き込まれました(根は王道な感じ)。序盤から最強と断言され実際それだけの存在感を放ったラスボスの美人将軍エスデスも印象的(ちゃんと最初に断言された人間がラスボスなのは一貫性があり)。無駄な引き伸ばしもなく程よい巻数でちゃんと終わりました。
何より絵がどんどん向上して、美麗かつ迫力あるものになったのが大きいです(バトルは見やすい)。女性キャラが特にかわいい、美人なキャラデザなのも良かったですし。気になったところはタイトルにもある主人公アカメと彼女より比重があった主人公的存在のタツミのバランスに困った感じですかね。どっちが主人公と言われれば困るかつ二人で一人とも言い難い関係に見えてしまいました(タツミに他の恋人が出来たのもあるが)。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2017-03-05 21:05:24] [修正:2017-03-05 21:05:24] [このレビューのURL]
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