「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

7点 かぶく者
世にも珍しい歌舞伎業界を扱った漫画。画力と演出はなかなか素晴らしいもので、歌舞伎知識や業界の裏みたいなのも描かれており、勉強になった作品です。ただ李園の血統絶対主義を批判的に描いていた一方で、主人公も結局そういう産まれだから芸が上手いというモヤモヤした感覚。その勝手なヤンチャぶりが激しく作中で芝居壊しと呼ばれる台本無視を連発して、かなり引く部分があったのも事実です(脚本への敬意皆無でアドリブの域ではない)。この辺がまだ抑え気味で初期ストリートで色々やってた頃が一番面白かったかなと。打ち切りされてしまうほど人気が厳しかったのも納得です。題材のマイナーさはあんまり言い訳できないかなと思います。それでも長所が勝り、安定した話作り、打ち切りで第一部完ですがさほど尻切れ感はなく話を一応畳んだことは評価したいです。一読の価値がある良作だと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-03-23 23:50:39] [修正:2015-03-23 23:50:39] [このレビューのURL]
9点 CLAYMORE
同作者の「エンジェル伝説」時代より画力は連載中格段にあがって行きながら、独自のファンタジー世界観に合致しています。あの当時からのシリアス面でのグッと来る描写、熱い描写はこっちでも健在で、ダークファンタジーの中希望の灯を感じる根は王道という素晴らしい作品です。バトル漫画でもありますが、迫力があって描き込みが多いのに見やすいのも助かります。ストーリーの最初は「評判ほどか?」という感じですが、テレサ編衝撃の結末から一変します。そこから出発したと言って良いほどで魅力的な仲間達、話の広がり、随所になされる豊富な伏線の回収など目が離せませんでした。少しはダレかけましたが一気読みだと大丈夫なレベルでした。これだけ過酷かつ色々あっても、終盤が秀逸展開(主人公以外がラスボスを倒すのに喜びを感じる意味でも凄い)かつ大団円なのも読後感が良かったです。連載がとても長かったですが(13年程度はやや長すぎ感はあるが)絵はスタミナ切れしない、話も綺麗に纏まるという意味で少ない作品です。ここでの評価が高いのにも納得で自分もまた一票を投じたい名作だと思います。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2015-03-13 05:01:26] [修正:2015-03-13 05:01:26] [このレビューのURL]
3点 深夜食堂
まず絵が生理的に駄目でした。正直気持ち悪いという感じです。女性なんて美人設定でも全然分かりません。話もこの手の1話完結ものにしてはとても短く、他作品以上に山なし落ちなしが酷かったです。人情ものとしてもベタベタだし、職業的な薀蓄がある訳でもなし。ドラマ化、映画化もされているようですが何が良いのか分かりません。絵がアレなので実写の方が良いとは思いますが。試し読みしていきなり大人買いしないで本当に良かったと感じました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-03-07 17:24:00] [修正:2015-03-07 17:24:00] [このレビューのURL]
7点 武田勝頼
超有名で今も武名が轟く武田信玄亡き後、それを勝頼が継いでたった10年で滅んでしまった衝撃的な事実。普通のドラマでは信玄死亡、途中で長篠敗北・武田滅亡とあっさりになりがちな行間を描いた稀有な作品です。結果論から導かれる通俗的な勝頼が暗愚で無能だったからという部分を否定しながらも、美化擁護というほどの演出にはなっていない(武将として信長や家康が恐れる優れた部分を描きながら、跡目を継いでも身内を纏めたり、抑え込めず勝機を逃したり、改革を先送りにしている部分などは可哀想の一言では済まない)ところには中立性を感じて評価出来ます。他は横山漫画の長所や短所を含めて同じですが題材の良さに個性を感じる作品です。展開に考えさせられつつ実質戦うことさえも出来ないでドミノ倒しみたいに武田が滅んで行く終盤の物悲しさは心に来るものがありました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-02-28 20:27:31] [修正:2015-03-01 06:54:19] [このレビューのURL]
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