「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

大体のキャラが「今日から俺は」とモロに被るのと絵柄も過渡期
なのか安定感がないですね。
たまに入るギャグは面白いのとブツ切りで
良いシーンはありますが、コテコテで世界観も最後までハッキリ
しないのが残念です。
話も全4巻しかないので常に急展開で進んであっさり終わります。
ヒロイン死亡という展開だけは衝撃でした(元の世界でのヒロイン似
の女の子が生まれ変わり的なものとして救済はあります)。
西森作品ということで期待して読んでみましたが
個人的には残念な出来でした。

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[投稿:2012-01-25 04:42:04] [修正:2012-01-25 04:42:04] [このレビューのURL]

西森節は健在ですね。話自体は暴力
不良要素ありでも、落ち着いた話で好感が持てる一方で、
個人的にインパクト不足かなとは読んでいて思いました。

そこを部長卒業後でももっと掘り下げられないかと思いましたが、
脱不良漫画になっている以上厳しかったのでしょうね
(単なる茶道漫画では先生の作品の魅力を引き出すのは難しい)。
マーくん、山田、部長、夏帆などキャラ面
では印象に残る人物が多かったですし、画力の向上
を感じたためキャラに絵的に惹かれる部分も多かったです。
総じて良作の全10巻レベルで手軽に読める作品だと思います。


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[投稿:2012-01-20 05:17:19] [修正:2012-01-20 05:17:19] [このレビューのURL]

西森先生らしいギャグは相変わらずセンスが良いです。
道士郎の滅茶苦茶レベルの強さ、腕力がない健介がリーダー
となるという発想も面白かった。
打ち切り説も強い全8巻ですが、一応話を畳んだところも
さすがプロです。

一方でヤクザとやり合うレベルに話がなったのでやたら終盤が
重い展開で解決が安易にも見えるようになったこと
道士郎が人間味がないキャラなのと無敵すぎるので
出番がどんどん減ったところ、それに伴って健介に
比重が偏りすぎて成長の域
じゃ片付けられないほど胆力・知力がつきすぎて二人の
コンビ物語とするにもバランスも悪かったところ、
過去2作に比べると仲間周辺の絆(そもそも道士郎と
健助すら怪しい。丁寧なのは恋愛面での健介とエリカ
の方になった)が薄いため健助的「力なきリーダー」像を
自然な形で描くには粗くなったなど欠点が過去
2作よりも巻数の都合もあるが違和感をおぼえる
ところが目立ちました。

全体的には良作の範囲ではあると思いますが、過去2作より
落ちるのは否めません。全8巻なので手頃さはあると
思います。

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[投稿:2012-01-18 02:01:36] [修正:2012-01-18 02:02:14] [このレビューのURL]

男から女に変えられたとされる女性
主人公めぐの可愛さを活かしたキャラ設定、周辺の仲間達、
前作「今日から俺は」にはない大きな物語としての伏線
とその回収、相変わらずところどころのギャグの巧さ
などは良かったですね。全体的には良作ではあると思いますし、
作者の幅の広さは感じました。

ただ全体的にテンションが低めなのと(今日から
俺はに比べて明らかに重い雰囲気の話がある)
、「今日から俺は」と違い
敵キャラの個性が薄いためバトル展開になると面白みが落ちた
気がしました。岳山や柳沢は敵としても
面白みの薄いキャラでしたし。
もっと魔本の秘密関係の比重を重くした方が面白
かったのではないかと思うのですが。小悪魔とやり合って
痛い目を見たり、秘密を探る時が一番面白かったですね。

話の理解のために最終巻だけ外伝込みの完全版だけは買った
方が良いと思います(単行本19、20が全部重なる部分です)。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-14 07:20:22] [修正:2012-01-14 07:22:30] [このレビューのURL]

手塚先生の偉大さは誰もが知っているところでこの漫画
もそこはちゃんと抑えているが、同時にダークサイドも
オブラートに包みつつ示しているところに好感が持てる
作品。絵が個性的だが漫画としてのレベルもまずまず高いです。
手塚先生、漫画製作の舞台裏に興味がある人、全1巻
での面白い作品を探している人にお薦め出来ます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-10 20:31:52] [修正:2012-01-11 00:07:58] [このレビューのURL]

不良漫画ってことで敬遠していたことを後悔
するくらいの名作だと思います。不良漫画色もありますが、格闘ギャグ漫画色、恋愛含めた青春漫画色が薄めている方かと。
主人公達も言うほどの不良活動はしていませんし。

作者のセンスが巧みで、ギャグ&シリアスがしっかり出来ている
から読んでて飽きません。ギャグはたまに抱腹ものがあります
、シリアスも胸が熱くなるシーンがあります。

キャラの個性が素晴らしく、主人公コンビはもちろん、ギャグ
でいつも笑わせて、たまにキメる時は感動
さえさえてくれる名脇役の今井のようなキャラ
まで輩出していますし(彼主役の外伝話も作られましたしね)。

10巻入るくらいまではまずまず面白いかくらいだったのですが、
そこから最後まで勢いがついて最後まで失速することなく、綺麗
に38巻を完走したのは稀な作品でしょう。
不良漫画苦手って人にもおすすめしたい名作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-10 20:49:31] [修正:2012-01-10 20:49:31] [このレビューのURL]

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