「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

少しSF的な一話完結集として確かに質は悪くないのです
が、読んでいて眠くなるなあというのが正直な感想です。

理屈っぽい感じだったり、ときに説教臭さが出たり、強引にハッピーエンドになったりする(必要なブラックさが描けない)のが、絵柄やコンセプトからどうしても比べてしまう藤子F短編に比べると幅や懐で物足りなさを感じてしまいます。

藤子F短編が好きならと薦められることも多い作品ですが、その辺の差異もあるので要注意だと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-29 20:28:23] [修正:2017-08-29 20:28:23] [このレビューのURL]

干潟での活動を題材とした作品ですが、話の焦点がどこにあるのか散漫で浅く、ヒロインはじめ周辺の女性キャラが皆同じ顔立ちだったり実力不足を感じました。それでも表紙を飾るヒロインは可愛いですし、部活のほのぼの感やパロやネットスタングを用いたギャグもそれなりに楽しめるところもありました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-29 20:15:40] [修正:2017-08-29 20:15:40] [このレビューのURL]

美大予備校を舞台にしたスポ根的作品。作中で扱われるのがデッサンだけですが、ライバル(兼指南役)的な指原の怪演的な存在、作者の体験やリサーチを基にしたノウハウなどを盛り込んでなかなか読ませるものがあります。題材的な厳しさは否めずに打ち切られた模様で、なんとか一区切りはつけていますが、美大合格までの続きが読みたかった作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-28 18:09:01] [修正:2017-08-28 18:09:01] [このレビューのURL]

6点 FLIP-FLAP

ピンボールという珍しい題材。ラブコメ要素はありますが、それよりピンボールを中心にした構成が良かったです。ピンボールの魅力、ゲームに熱中する心理や意味についてなど掘り下げて描かれています。巻末にある読み切り版も世界観が同一の補完になっていました。全一巻ものとしておすすめ出来る佳作だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-25 20:30:07] [修正:2017-08-25 20:30:07] [このレビューのURL]

偉人能力を手段とした宇宙侵略者との王道バトル漫画。世界観、ストーリーはどこかで見たような既視感が大きく、雰囲気も重いので「ジャバウオッキー」より面白さではかなり劣るような気がしました。しかし、作者特有のセンスは健在、綺麗な終わり方や後発作品故に絵が見やすくなったり洗練も感じました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-24 20:37:19] [修正:2017-08-24 20:37:19] [このレビューのURL]

慣れるまで多少時間かかりましたが(絵の見にくさはついて回る)、そこから癖になるだけのセンス、上手さのある芸術的とも言える独特な絵。19世紀末の世界史知識を絡めた人間と恐竜人間コンビによるハイセンススパイアクション漫画。

最後が打ち切りめいてるのが残念ですが。ただ作者もあとがきでこれほどの仕事はもう出来ないんじゃないかってほど中盤から最後まで辺りの力作ぶりは凄いものがありました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-16 20:42:24] [修正:2017-08-16 20:42:24] [このレビューのURL]

他の方が指摘されるように絵が見辛く、荒削りさを随所に感じましたが、それなりに読めて「こりゃ化けるかも」というモノも感じました(実際続編「マキシマム」がブレイク)。今時になると逆に多くない王道なSF西部劇、心身両面で苦しみを抱えながら安易ではない不殺を目指す主人公は個性的。表層を覆うコミカルさも息抜きにはなっています。掲載誌の都合で序章完という感じですが、伏線めいたものを貼りつつ、世界観の導入にもなっているのでここから入るべきでしょうね(ここで完全に合わない人は厳しいかも)。続編も読みたいなと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-13 07:21:54] [修正:2017-08-13 07:22:32] [このレビューのURL]

前作「ヨルムンガンド」が好きだったので期待して読んだのですが…。作者の絵柄は独特で癖あれど、女性キャラは魅力的だとは思いますが、それ以外印象に残らないほどストーリー性に欠けたのが残念です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-11 04:56:38] [修正:2017-08-11 04:56:38] [このレビューのURL]

題材として面白いロボットエンジニア漫画。現在のロボット技術と空想で昔から描かれて来たロボットに追いつけない現実(ここは自分の中でもずっとあった疑問)を技術や経営の観点双方から掘り下げているのは良かったです。作者のロボット愛は感じるし、モーニング掲載らしい空気感も悪くなかったのですが、画力・キャラ・熱さ・感動など総合的に物足りない、地味という部分は否めず。

第一章完という感じで打ち切り臭もありますが、ちゃんと話をそこまではまとめていますし、出来れば続きが読みたかったなとは素直に思える佳作でした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-08-05 21:52:30] [修正:2017-08-10 23:23:26] [このレビューのURL]

月別のレビュー表示