「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

未読ですが現在「弱虫ペダル」でヒットしている作者なので、「ああ探偵事務所」的なものを期待して読みました。これは打ち切られたらしいですが仕方ないなという感じです。ゴチャゴチャしてコメディとしても面白いと言えるものでもなく、最低限の探偵もやってない状態ですから。ラブコメ要素も盛り込んで来てましたが半端で終わりましたし。ただ絵が上手い訳でもなく、癖もあるのですが引きつけるものはありました。その辺が後のヒットにつながったのではと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-05-29 03:00:48] [修正:2016-05-29 03:00:48] [このレビューのURL]

一般市民に逮捕権を警察が任せる制度をテスト運用する話です。明らかに裁判員制度を意識したコンセプトなのですが、やっぱり相当無理があるなと話にハマれず。そこに変にリアル感与えようと基本シリアスな空気で進みますが、スッキリしないまま話が進みます。画力や作者の力量は感じるのですが、根っこのキャラも話も平坦と言った感じです。一番存在感があったのが不気味な警察責任者本間さんでしたけど、彼女も何考えてるか分からない変人キャラで終わったのが残念でしたね。立ち読みしたこともある同作者の「正義警官モンジュ」はそれなりに面白かった記憶があったんですが(雰囲気が基本明るいのが良かったのかも。機会があれば一気読みするかもしれない)。

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[投稿:2016-05-28 02:04:20] [修正:2016-05-28 02:04:20] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

完結後の評価になります。近年増えてるデスゲーム系作品。絵が非常に綺麗なのが印象的。ただオチはやっぱり実はこの世界は作られた系に該当しちゃいましたね(現実との一定のリンクはあるにせよ)。前半はゲームがシンプルながら運動系含めて種類が豊富で緊張感もありました。世界観もビザ期限を用いての時間切れ死亡制度など独特です。群像劇的な番外編で主人公アリス以外の人間を描くのも面白い試み。しかし後半はゲームより哲学的な論戦、作者の主張が出過ぎている感じだったり、主人公アリスがもうゲームには金輪際参加しない宣言から、番外編で本筋に絡まない人間模様を延々と見せられてグダグダしてしまった感が。後半で例外的に面白かったどくぼうゲームの勝者コンビ(今際の国完全肯定)がまさか終盤に全く絡まないとは悪い意味で想像出来ませんでしたし。このオチやるなら全十数巻くらいで番外編をもっとカットして主人公アリス(とヒロインウサギ)の物語に集中させスムーズに終わった方が良かったのではないかと(一貫してアリスが地頭良い程度のチート感ない主人公でウサギがかわいい運動系ヒロインなのは良かったが)。ただ後半の欠点を考慮しても、近年のデスゲーム漫画ではかなりの良作だったと思います。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2016-05-24 20:11:45] [修正:2016-05-24 20:11:45] [このレビューのURL]

「僕の小規模な生活」が面白かったのでこれも読んでみましたが、「小規模な生活」でこぼれ落ちたネタ的(あの作品でもネタ切れを訴えてた時もあるが、こっちはもっと頻度が多い)な上に読みにくい4コマにもなってない漫画という印象は拭えなかったです。内容の薄さに拍車が掛かっていますし、ページ埋めでしょうが良く出てくる作者の僕は(世間の出来事を)こう思うんだも同意出来ない時はくだらなさや鼻につくと言った感じでした。数巻で先が読めなくなりました。熱心なファンで作者夫妻の出来事についてどんなことでも知りたいって人にはおすすめでしょうが。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-05-18 21:21:48] [修正:2016-05-18 21:21:48] [このレビューのURL]

オタク要素を抜いた(苦手だったからこれは嬉しいです)「SteinsGate」という雰囲気の時間系SF漫画。キャラデザにやや癖あるも画力はそれなりで毎巻の引きつけはなかなかのものかと。続きが気になります。この手の作品は伏線の回収、話の畳み方次第で大きく評価が動きますが現時点ではこの評価で。作者の他作品も気になったので時間があれば読んでみます。

完結後追記
全体としては全8巻で気になる点もあったものの、それなりに纏めたと思います。特にタイトルの伏線回収は見事でした。残念な点としては、犯人当てが簡単過ぎるところ(何の捻りもなくこの人だろうなと序盤連載時に言われてた人が犯人)、ヒロイン的な女性二人がどちらも半端な感じだったこと(特に描写が最も多いヒロインは寝取りみたいに怒った人も居たようでそれも一理ないことはないなという感じ。母親がヒロインみたいなもの。一方で母子描写は秀逸だった)、主人公だけが持つ再上映能力をもっと掘り下げて欲しかったところ、犯人を捕らえる解決がやや強引に感じたところなどがありました。

それでも他に読んだ作者他作品に比べると尻すぼみ感は少なかったですし、時間系漫画作品では今後も名前が挙がる作品になるのではと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-04-27 05:58:02] [修正:2016-05-14 01:01:26] [このレビューのURL]

「僕の小規模な失敗」の続編。前作同様に味のある半生漫画で面白かったです。前作読んで面白さを感じて、その後がどうなったのか気になったならば読んで損はない作品かと。

メリットとしては生活が安定して行くため、前作にあったノリの暗さが減ったことですかね。前作でまさか結ばれるとは思わなかった妻も本作では堂々とヒロインと呼べるかわいさがあります。デメリットとしてはそのせいで前作では上手く抑えられてた(本人談で苦しすぎて卑屈になってたと)作者の嫌な面が散見する部分です。あとがきに読めないレベルの気持ち悪い箇所もあったりします。たまに挟まれる作者のストーリー漫画が正直つまらないので、エッセイ漫画家としての才能が逆にあるんだなと実感しました。癖がありコアな人気が限界っぽので、実質打ち切り状態らしいのが残念ですが、似た題材で続きが読めそうな「うちの妻ってどうでしょう?」も読んでみたいなと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-05-08 08:02:54] [修正:2016-05-08 08:02:54] [このレビューのURL]

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