「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 514レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

ゾンビパニック世界における女子高内での闘争劇。黒と白を基調として、アニメチックな可愛い絵柄ながらエグい展開(元がアイドルの深夜ドラマとは思えない)、キャラにも個性があって好きな系統の作品です。話の引きやテンポが良く四巻一気に読みきりました。上記のテーマでは区切りは付けています。

ただゾンビがあくまで舞台装置で謎を多く残して(そもそもなんでこんな世界になったかも分からないまま)、世界レベルでは何も解決していません。モブキャラ達に「甲」とか貼り付けているだけでちゃんと描いてないのは手抜きとしか。その辺りで作り込みの甘さも否めませんが、キャラがそれぞれの思いを抱えつつ死んで行く終盤には感慨があって、読後感も悪くなかったです。

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[投稿:2017-12-03 05:59:50] [修正:2017-12-03 05:59:50] [このレビューのURL]

「荒野に獣慟哭す」がとても良かったので、同作者作として興味を抱き読みました。この頃から画力は目を見張るものがあり(これだけ描き込んでるのに分かりやすいアクション)、「荒野に」よりもキャラも話も分かりやすく、ややギャップがあるギャグにしてもRPG世界観ということもあってバランス良く溶け込んでいます。原作がカードゲームですが予備知識は特に必要ないのではと感じました。

導入、盛りあがり、収束と構成がしっかりしており、6巻で密度の高い一冒険物語として完成しています。雰囲気的には、「GS美神」や「スレイヤーズ」のような今だとかえって新鮮に感じる懐かしさがありました。示唆されている主人公カッシェの他冒険を見たかった気持ちはありますが、ここで畳んだから勢いや質を維持出来たところはあったかもしれないので難しいところですね。

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[投稿:2017-11-29 23:22:23] [修正:2017-11-29 23:22:23] [このレビューのURL]

人外など永遠の命で生きなければならない悲哀、各編で色々な場所を巡る一話完結、時系列シャッフル、ボーイズラブ(本作では現在のそれ向けに比べると広義愛に過ぎないが)、今では当たり前ながら当時では斬新な要素が豊富で今読んでも面白いとは思えました。

昔の少女漫画の絵柄、作風もやや詩的に過ぎて、耽美なのはともかく舞台的悲劇のヒロインが濃いのは仕方ないところでしょうが。

全体は主人公エドガー、ヒロイン妹メリーベル、親友アラン、三人の物語といえ印象深かったです。

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[投稿:2017-11-26 11:11:39] [修正:2017-11-26 11:12:08] [このレビューのURL]

本編を読んでいてファンであることは必須の作品ですが、犯人視点でコミカルに事件を振り返るのがツボで爆笑しました(その配慮でシリアスな動機、背景などは極力カット)。ミステリー事件の粗を上手く利用している感じですね。絵が原作の絵柄が変わる前を意識していてツッコミも絶妙。とりあえず一巻で四事件を扱っていて、今後も続くのは嬉しいのですが、ワンパターンになりそうな感じもあるので注目したいです。

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[投稿:2017-11-23 02:34:16] [修正:2017-11-23 02:34:16] [このレビューのURL]

7点 火花

去年一大ニュースとなり、原作が人気お笑い芸人による芥川賞受賞作ということで賛否割れるのが必然だと思いますが、内容は売れない芸人の葛藤を題材した純文学作品と言えるもので、原作者の私小説要素(事実そのものではないが)を活かした内容だと思います。

原作未読ですが漫画版なので文章力などは特に問われず、素直に内容で勝負出来ていること、原作者による指名で漫画としてのクオリティも高いので出来の良い作品に仕上がっていました。大した人間でもないのに美化するなと突っ込まれそうな神谷の破滅的な性格も同時に愛嬌的に表現されていて、主人公徳永同様に「駄目だなあ」と愛着が持ちやすかったですし。映像化するには厳しいのではと言われてもいた作品内容に付加価値を与えている作品だと思います。

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[投稿:2017-11-20 21:17:57] [修正:2017-11-20 21:17:57] [このレビューのURL]

今回は呪いによる殺人がテーマ。前作「ABC殺人事件」同様に本作も面白かったです。本来は原作者が同じながらポアロの事件ではないのですが、違和感を感じませんでした。相棒朝倉(アーサー)が活躍していたのも良かったと思います。犯人は死因と職業を考えると読みやすかったのは欠点。一方でトリックはシンプルながら現実でもこれが用いられ、見抜く時に本作が活用されるほどの恐ろしいものでした。第三弾にも期待したいと思います。

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[投稿:2017-11-18 18:33:08] [修正:2017-11-18 18:33:08] [このレビューのURL]

ネットで話題のヘタレ(やかませ犬)の代名詞的に語られるドラゴンボールの脇役ヤムチャと異世界転生を融合させた異色な外伝作品。一見トンデモに見えて原作愛に溢れて、細かいネタや整合性にも気が配られ、出落ちにならずに短くまとめています。似ている鳥山チックな絵もポイントが高いところ。ただ、内容をしっかり覚えているレベルでの原作既読ファン向けだと思います。一度は読んだり、アニメは見たことあるけどくらいの人には「何がそんなに面白いのか?」となりそうなのは要注意かと(自分の友人はそうだった)。

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[投稿:2017-11-16 22:59:50] [修正:2017-11-16 22:59:50] [このレビューのURL]

漫画日本の歴史風な奥州藤原氏編。作風、内容、テンポ、情報量に安定感があったと思います。時代が変遷して登場人物が多数な割に似た顔が多い部分は欠点ですが、世界遺産にもなった平泉の歴史を漫画でまず把握したいのなら薦められる作品です(現在単行本の入手は困難ですが)。

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[投稿:2017-11-16 22:41:54] [修正:2017-11-16 22:41:54] [このレビューのURL]

舞台が昭和初期の京都、満州の視点からみる終戦までの激動の時代なのが新鮮。当時がまるで再現されたかのような空気感は素晴らしかったです。デリケートな時代ですが、どの陣営に対しても基本穏当な描き方だったと思います(甘粕正彦については有名な甘粕事件の真相を独自でも描くことを避けてしまっていたので本作の人物像には違和感があったが)。

架空とはいえ一人の男の波乱万丈な人生を史実、実在人物に絡めることで壮大感がありました。しかし、色々ぶち込んだ寄せ鍋的な部分が多く、長さやこれは必要な話だっただろうかという気持ちは拭えないのも事実でした。時々途中でダレてしまい、連載中に酷評を耳にしたこともあります。次作の「JIN」では改善されていたんだなと。全体としてはテンポと構成が整っていた(ラストは唐突感があったが)「JIN」の方が良かったなとは思います。それでも時間があって壮大な歴史漫画が読みたいという人には薦めたい作品です。

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[投稿:2017-11-14 19:09:51] [修正:2017-11-14 19:09:51] [このレビューのURL]

「まんが日本の歴史」(その系統作品)に登場する西郷隆盛を抜き出して主役に据えたような作品。派手さはなく地味ですが、全八巻の情報量があって良作です。維新の英傑ながら西郷隆盛が登場することは頻繁でも、主役という作品は少ないので特徴があります。

他人物主役やドラマの脇役などで登場する時は生まれながらのカリスマ大将というイメージですが、本作ではその波乱万丈の人生(初めて知る人には驚きだと思う)や作風から苦労人で生真面目な印象です(そこも上記の作風的。実像に近いかもしれない)。来年大河ドラマ「西郷どん」で主役になる人物なので、その予習にもおすすめの作品だと思います。

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[投稿:2017-11-04 09:06:24] [修正:2017-11-04 09:06:24] [このレビューのURL]

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