「臼井健士」さんのページ
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5点 じょしらく
「女子の落語」=「じょしらく」らしいです。
ですが、この漫画は落語は一切やらず、楽屋で女の子たちが毎度毎度しょーもない会話を交わしている姿を見るだけです。
そーです。「けいおん!」に近い漫画で音楽をやらないだけです。
「さよなら絶望先生」の久米田先生が原作ですが、パワーダウンの印象。
別な方が描いている画は荒削り。まだ四コマ漫画にしなかっただけ英断ですが。
作品としては「非常に微妙」。10巻も絶対に続くとは思えないので
様子見が妥当。買っちゃった方は「売り」でいいでしょう。
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[投稿:2012-01-08 18:05:47] [修正:2012-01-08 18:05:47] [このレビューのURL]
9点 栄光なき天才たち
偉人たちの伝記漫画です。但し、一般的にはあまり知られてはいない人物にスポットを当てて、
業績と現代における評価が必ずしも一致するものではないということを教えてくれる良作です。
偉人の伝記って小さい頃から触れる機会が多いと思う
・エジソン
・ヘレン・ケラー
・ベートーベン
・野口英世
そういった人物の伝記は子供向け漫画でも何冊も出版されていて、多くの子供が読んでいることだと思う。
けれど、その選定基準については実際のところ「曖昧」だと思う。
何故、この人物が選ばれて他の人物が選ばれていないのか?
文部省や政府の後押しがあるかないかが基準なら、選定に偏りが出るのも至極当然かと思います。
また偉人たちは皆、素晴らしい業績を上げて「富」や「名誉」を独占した幸福な人生だと思うのは早計。
彼等もまた「ひとりの人間」でしかなく、多くの人間が自身の理想と思い通りにならない現実とのギャップに苦しんでいます。
大人になった今でこそ気が付くのですが、伝記ってむしろ子供より大人が読んだほうが学ぶことが多いかと思うのです。
人生の様々な困難を乗り越えていくための知恵やヒントが隠されていることが多く、さらに波乱に満ちた生涯を知ることで
「並みの物語」などよりも遥かに多くの感じることがある。
「心に響く」って、つまりはこの漫画のようなものを言うのです。
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[投稿:2012-01-08 08:30:47] [修正:2012-01-08 08:30:47] [このレビューのURL]
9点 夢の球譜
山口高志・・・・。
日本プロ野球史上、最も速いボールを投げた投手は誰か?ということが時々ファンの間で話題に上がるが、そのときに必ずと言っていいほどに名前が挙がる投手である。
レコードブックに残る成績は・・実働8年で通算50勝ちょうど。タイトルは入団の年に受けた「新人王」と最優秀救援投手が一度だけ。成績だけみれば確かに「二流」である。
がしかし、彼と同時代を現役で過ごした同僚・ライバルたちは言う。
阪急で同僚で通算284勝の史上最高のサブマリン(下手投げ)・山田久志は言う。
「高志は終速で150キロ出した」
日本シリーズで対戦した巨人の高田外野手は言う。
「山口は明らかに江夏(豊)よりも速かった」
同時代に捕手として多くの投手のボールを受けた河村捕手は証言する。
「自分が受けた投手の中で、(ボールを)捕るのが怖いと思ったのは山口だけだった」
赤ヘル・広島カープの四番、山本浩二は断言する。
「投手としての総合的な完成度では(ナンバーワンは)江夏(豊)、だが球のスピードに限れば山口高志」
その全盛時のピッチングを目にしたファンは証言する。
「ボールが瞬きしている間に、ミットに入っていた」
芥川賞受賞の作家・吉目木晴彦氏は賞賛した。
「山口は、ノーラン・ライアンよりも速い球を投げた」
昭和50年のドラフトで社会人野球・松下電器から入団した、この球史にも稀な超スピードボールを投げる投手はプロ野球に旋風を巻き起こした。しかし・・・無理なフォームで投げ続けたことから腰を痛め、現役生活の後半の4年間は「並以下の投手のピッチング」しかできなかった。
投げる球種の9割が「ストレート」だったという。プロ野球界の門を新たに叩く新人投手が入団会見でよく口にする「ストレートで押せる投手になりたい」という「いずれは、それが甘い考えであることにおそらく誰もが気付くであろう夢」を入団から4年間だけながら実現することができた彼は「幸福」だっただろうか?それとも「不幸」だっただろうか?
とにかく怪童「尾崎」、黄金の左腕「江夏」、伝説の投手「沢村」「スタルヒン」らと並び「日本プロ野球史上最速のボールを投げた投手」だったことは間違いない。
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[投稿:2012-01-08 08:05:23] [修正:2012-01-08 08:05:23] [このレビューのURL]
8点 信長
「織田信長」・・・・。
このおそらくは日本史上ただひとりの「革命家」にして、「中世」から「近代」への転換器の役割を果たした不世出の英雄の生涯を描いた決定版!というような漫画はまだ登場していない。
そんな数ある「織田信長漫画」の中ではこれは出来のいいほうの部類だと思う。
池上先生の劇画調のタッチが合戦の凄惨さ・泥臭さを余すことなく表現出来ている。
この漫画の信長は「残虐な魔王」ではなく、理想と確固たる信念を持ち、悲しみも涙も胸の深いところに隠して立ち向かっていく力強さに満ち溢れている。
印象的なシーンは自分を倒そうとしながらも只管「他力本願」な足利義昭を
「人の力にすがっている限り、永遠に天下は取れん!」とこき下ろすところ。
作中においてこの2人は好対照に描かれている。「将軍」という権威の上に胡坐を掻いているだけの無力な義昭と、動乱の世を治めるのは「絶対的な力」と認識している信長と・・・である。それがまた見事だ。
「妙覚寺の変」など、それまで知らなかったエピソードなども盛り込まれているが全体的に短い。
全8巻以上に各エピソードを詳細に描けば、倍の巻数くらいは楽にいったはずだ。その点が惜しいな。
信長は「妙覚寺の変」もそうだが、意外に「油断」が多かった。初めて上洛するときに義弟の浅井長政に助力を頼みに行った帰り道、浅井領に近い柏原という地の寺に宿泊していたのだが、なんと供廻りを僅か250人ほどしか連れていなかった(!)。それを知った長政の重臣のひとりが「こんな機会は二度とない。今こそ信長を討ち取りましょう」と長政に進言していた。
それと言うのも「信長は知略に優れているだけに油断がならない。このまま上洛が成功したらたとえ妹婿(長政は信長の妹・お市の方を娶っていた)といえども斬り捨てられる可能性が高い」。
・・・・・・・この家臣の進言には長政も心動かされるものがあった。・・・・あったのだが・・・・、結局、長政は見逃してしまう。それというのも長政の性格ではそんな「騙まし討ち」のようなやり方で信長を倒すことは出来なかったのだ・・・・。勿論、妻のお市の方を悲しませたくないという気持ちもあったことだろう。けれど、この時のチャンスをみすみす逃したことが後年、長政自身が信長に討たれることになる皮肉。
そして信長自身も最後までこの「油断グセ」は直らず、その油断を見逃してくれない「明智光秀」に今度は自身が討たれる事になるのだ。正に「因果応報」か。
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[投稿:2012-01-07 22:58:17] [修正:2012-01-07 22:58:17] [このレビューのURL]
5点 侵略!イカ娘
海を汚す人類の姿に怒ったイカの姿をした女の子が地上侵略を開始。
たまたま上陸した海岸の「海の家」を侵略の拠点としようと目論んだのだが・・
イカと人間の女の子のハーフ(?)のような主人公が人間社会に溶け込んでいく過程での勘違いから巻き起こす騒動の数々を毎回描くという作風らしい。
コメディ路線なので「絵柄」はむしろこんなものかも。
「けいおん!」なんかと違って四コマ漫画形式でないだけまだ読めます。
但し、面白いかというと微妙。イカ娘のキャラに作品の魅力の大半が依存しているので、イカ娘を気に入らねば評価はおのずとして低くなるだろう。
漫画としては平均か、平均よりやや下。
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[投稿:2012-01-07 16:35:10] [修正:2012-01-07 16:35:10] [このレビューのURL]
7点 YAWARA!
女子柔道を題材にした最も有名な漫画であり、浦沢先生の作品の中で最も知名度が高く、メジャーな漫画と言ってよい。
主人公が最初から「最強」であるため、周囲のライバルたちが主人公に積極的に絡んでくるという流れ。主人公の柔はむしろ受身で話が進む。
年頃の女の子だから柔道なんて汗臭いものはしたくないし、オシャレだってしたいし、遊びたいし・・・・という葛藤がある。
そんな柔だが、祖父の意向もあって結局は柔道の世界で頂点を極めるような道を進まなければならなくなり、つまりはその軌跡である。
全体的には「明るいスポ根漫画」であることには変わりなく、巨人の星よろしく父親がライバルのコーチに就任とかある意味「王道作品」。
出来は当然によく、浦沢先生の名を一気にメジャーにした。
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[投稿:2012-01-07 08:42:43] [修正:2012-01-07 08:42:43] [このレビューのURL]
7点 修羅の刻
簡単にいうと「陸奥圓明流の歴史上の著名人との共演作品」。
歴史上の事件と宮本武蔵や織田信長、坂本竜馬といった人物を、それぞれの時代の「陸奥圓明流の継承者」と戦わせるという展開。
歴史上の実在の人物が絡んでくる分だけ、本編よりは面白いかもしれない。
「織田信長の義弟」にも当たっていたという展開は驚き。
但し、本編と同じく初期編は「絵が下手」。
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[投稿:2012-01-07 08:32:23] [修正:2012-01-07 08:32:23] [このレビューのURL]
6点 チーズスイートホーム
「癒し系にゃんこ漫画」です。簡単に言うと。
お母さん猫と散歩中に、他の事に気を取られて迷子になってしまった呑気な仔猫が、ペット禁止のマンションに住む家族に拾われて巻き起こる珍騒動。
不満はコミックスが高いということ。
オールカラーで豪華・・・は、ページ数が少ないため価格と釣り合っていない。
1冊「800円台」は無いでしょう。せめて500円台ですよ。どう考えても。
評価は勿論「良い側」だが、この価格に釣り合う内容かどうか漫画喫茶等でためし読みしてから購入がオススメ。
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[投稿:2012-01-07 08:04:55] [修正:2012-01-07 08:04:55] [このレビューのURL]
3点 遊☆戯☆王
初期の必殺仕置き人的な様々なゲームをする話のほうが良かったのだが、それだと長期連載が出来なかったためか、いつの間にやら「カードバトル漫画」にシフト。
結果として「それオンリー」になったが、メディア展開にカードゲーム化で大ヒットを記録し、相乗効果で作者はウハウハ状態になったことだろう。
そうなってくると・・・もう作品としての出来云々よりも優先されるのは
「金儲け」であるのは推して知るべし。
40巻近くも継続するような漫画では本来ないはず。
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[投稿:2012-01-07 00:19:31] [修正:2012-01-07 00:19:31] [このレビューのURL]
1点 涼風
「絵」が好みではないというのもあるのだけれど、それを置いたとしても
「ヒロインが妊娠する漫画」を少年誌でやるのはいかがなものか?
主人公の言動にも大きな矛盾を感じます。
「本当にヒロインが大切なら避妊はするでしょう?」
それをしないで「大切」だとか力説したり、他者と喧嘩しても説得力がない。
で・・妊娠の可能性も考慮せずに行為に及んでうろたえるのは見苦しいです。
この主人公に付いて行こうとするのだから、ヒロインのほうも違う意味合いで主人公と
「お似合い」です。
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[投稿:2012-01-07 00:13:45] [修正:2012-01-07 00:13:44] [このレビューのURL]
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