「臼井健士」さんのページ
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2点 ファミコンロッキー
「ゲームセンターあらし」と並ぶコロコロ連載のゲーム漫画ですが、ハッキリ言って画は稚拙です。
さらに当時のファミコンのゲームが続々と出てくるものの・・・主人公がピンチに陥ると実際のゲームでは有り得ない「裏技」の数々を捏造して逆転するというパターンでした。おそらく日本全国で星の数ほどの小学生読者を騙しまくったことでしょう。しかも時々、ホントに使用できる「裏技」を混ぜていたのがまた嘘技に信憑性を持たせるのに効果的な役割を果たしました。
主人公の必殺技の「五十連打」ですが、当時の高橋名人に代表されるような連射ブーム、言い換えれば「シューテイング」や「アクション」ゲームの全盛で、面クリアやスコアがゲームの目的だった頃の時代だからこその技であり、その後「RPG」がファミコン、いやゲームジャンルの主役に躍り出る頃になると全く意味の無いものになりました。最もその前に連載自体は終了してしまいましたが。
作者はこの漫画の次回作で「スケボーロッキー」なんていう「ファミコンロッキー」とキャラそのままの「スケードボード」の漫画を始めましたが、ブームにはならずあっさり終了しました。その後は・・・・見かけないのですが、なんか別のペンネームで「18禁漫画」を描いてませんでしたかね?タッチというか絵がよく似た漫画を見かけたのですが・・・見たとき「どこかで見た絵柄だな・・・」と思ったものです。
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[投稿:2010-11-27 14:26:52] [修正:2010-11-27 14:26:52] [このレビューのURL]
8点 I”s <アイズ>
完全版で初めてキチンと最初から読んでいます。
何よりも桂先生による画のクオリティが激高!
漫画界でも「シティ・ハンター」の北条司先生、「ヒカルの碁」の小畑健先生と並んで最高レヴェルでしょう。間違いなく。
そんな桂先生だから、様は問題はストーリーとキャラのみになると思うのです。
主人公の一貴は所謂「普通の高校生」。優柔不断でそれなりにイヤラしくもあり、たまに妄想癖も見せるという平凡な男子。
そんな彼が片想いしているのがクラスメートで学年一の美少女の「伊織ちゃん」。
物語はほとんどこの2人の心が近付いたり、離れたり、勘違いしたり、喧嘩したりすることに絞られています。
なので時間の経過が驚くほど早い展開で、無駄なキャラも登場しないため2人の関係に最初から集中されたストーリーとなっています。
ただ一貴の「優柔不断」さと独りよがりの「勘違い」が多い点は見ててイライラしたことも事実ですが、本気で人を好きになったら「期待」と「不安」から自身を見失うような行動に出てしまうものかとも思いました。
桂先生はジャンプ連載陣の中でも珍しい存在だと思います。
20巻、30巻を超えるような「大ヒット」は1本も持っていないが、「ウイングマン」「電影少女」とこの作品と15巻前後続いた「中ヒット作品」を3本も持っていらっしゃる。他にはそんな方はいらっしゃらないのではないでしょうか?。
原作者を別に付けた「ファンタジー作品」なんてのも読んでみたいと思わせる方です。
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[投稿:2010-11-27 14:22:08] [修正:2010-11-27 14:22:08] [このレビューのURL]
4点 らんま1/2
高橋先生の作品は「めぞん一刻」以外はやたらと「長期連載」になり、作品がコメディ調ということもあって
ダラダラと際限なく続けられているだけという気がしてならないのです。その最たるものが「犬夜叉」であったかと。
これは格闘ドタバタ漫画ですね。簡単に言いますと。
水を被ると「女性」になってしまう特異体質の早乙女が周囲の人物たちと巻き起こす騒動の数々。
さらには中国のヘンテコグッズで巻き起こる事件はよーするに「ドラえもん」と同じです。
そのため「ドラえもん」方式を踏襲すると話がいつまで経っても解決に向かわないまま
ダラダラと巻数を重ねていってしまう・・・・という弊害が顕著になりました。
画は「うる星やつら」の初期が嘘のように一般向けになりましたので、読みやすいのは確か。
でもストーリーは結局のところ「無限ループ」です。どうしたってね。
それが次回作の「犬夜叉」にも引継がれてしまったのは高橋先生の不覚かと。
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[投稿:2010-11-27 11:28:36] [修正:2010-11-27 11:28:36] [このレビューのURL]
6点 水色時代
幼年誌の「ちゃお」連載にしては思春期に直面する数々の問題を扱うなど展開は悪くないと思います。
ただ、画が幼児っぽいので展開とかえってギャップを感じるのと、なんか読んでて作者の自伝のように感じる部分が多いのが引きます・・・・。
主人公の名前も同じだし・・・。
あと、「ちゃお」で性にまで踏み込んだ展開(生理とか)はよく出来たなと思いますが、最後の最後で未遂に終わったので尻切れの印象が拭えませんね。
セックスしようとして、結局しないまま。流れから言えばするべきシーンでしょう。
同時期の他の連載作品よりは断然良いのですが、それでも全体で見ればこの評価ですかね。
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[投稿:2010-11-27 11:26:19] [修正:2010-11-27 11:26:19] [このレビューのURL]
9点 劇画ヒットラー
「ゲゲゲの鬼太郎」のヒットで知られる水木先生が描く、人間「アドルフ・ヒットラー」伝。
ヒトラーの伝記は・・・当然の如くというか少年・少女向きの本では有り得ない。
そもそも「伝記」は社会や歴史に恩恵をもたらした人間の偉業を書き綴ったものなので、子供に読ませるに正しい書となるはずもないのだから当然か。
ただ現在の日本だけでなく、世界中で「ヒトラー」に対して書かれた書物の数は膨大なものに及ぶそうで、同時代のイタリアの独裁者で、ヒトラーと同盟を結んでいたイタリアの「ムソリーニ」などと比較しても格段に多い。
そのことから考えても、この「ひとりの独裁者の生涯」が良いか悪いかは別としても多くの人間の興味を引き付けずにはいられないものであることは純然たる事実だろう。
「成績の悪い劣等生」が自らの存在を認めない当時の社会に対して鬱屈とした思いを抱え、やがてその才能を開花させる「場」を社会から初めて与えられたとき、それは「時代」という推進力を得て破壊的なまでの暴走を引き起こすに至った!彼は自らの暴走が生み出すことの結果について一度でも真剣に考えたことがあったのだろうか?それがいかに多くの犠牲を強いる悲惨な出来事であるかを!それが自らをも滅ぼす「諸刃の剣」であったことを!
「妖怪もの」ではない水木先生の漫画・・・・ってどんなものか?・・・と、想像が出来ない方も多いと思われるが、素のままの絵柄がヒトラーを始めとするナチス幹部の人間をディフォルメして、意外な程にマッチしているのだ。これは人間を描いていながら「ある意味では妖怪・畜生にも等しい」所業を繰り返すナチスの面々の内面を映し出す鏡としてこれ以上ないものではないかと考える。
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[投稿:2010-11-27 11:24:28] [修正:2010-11-27 11:24:28] [このレビューのURL]
5点 月館の殺人
まず、こちらの作品を読んだ事のない方に対して言わせていただくならば、
「動物のお医者さん」
「おたんこナース」
等の作品で知られる佐々木さんの絵は「殺人事件が起こるような作品」に対して全く似つかわしくないということ。
「絵」と「雰囲気」がミスマッチ。
さらに登場人物も「異常」。
所謂「テツ」(鉄道マニア)ばっかりとはいえ連続殺人事件が発生していながら、
呑気に鉄道談義で言い争うような人間ばかりで呆れかえる。
乗り込んだはずの列車が実は・・・・という展開と、冒頭の過去の死亡事件は主人公の過去かと思いきや・・・という展開には意外性は感じつつも、ラストは呆気なく、コミックスは上・下巻で高い!
と、原作の出来栄えは置いても「漫画化」が成功しているとは言い難い。
「並」の作品でしょう。
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[投稿:2010-11-27 11:23:18] [修正:2010-11-27 11:23:18] [このレビューのURL]
6点 健太やります!
いい漫画だと思いますよ。後のサンデーの看板作家のひとりになるのも納得出来ます。
バレーボール漫画は女子のもの・・・・・という認識を大きく変えた唯一の「男子バレー漫画」では?
地方予選までで終了したのも、話が大きくなりすぎないうちに引いて英断だったと。
前田に惚れていたマネージャーですが、ラスト近辺を読む限りは佐々木とくっ付きそうな終わり方でしたね。
ただラストが失敗した。1年経ったら、何で健太がでかくなるのよ?
「身長が低くても、体格で負けていてもやれるんだ!」ていうのが全体を通しての作品の主張でしょうに・・・、「背が低くても頑張った健太君に、神様はご褒美で背も伸ばしてくれました。めでたしめでたし・・・・・」と作者は言いたいのですか?
こんな土壇場で(悪い意味で)裏切られた漫画は他にないです。
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[投稿:2010-11-27 11:22:09] [修正:2010-11-27 11:22:09] [このレビューのURL]
3点 HAPPY!
ヒットメーカーの作者にしては珍しい駄作です。
「YAWARA!」にイジメとか、誤解からくる非難とか、主人公の貧乏に借金・・・と「負のイメージばかり」を注入した劣化作品。そんな展開だから読んでて気分が良くない。
で、誤解が解けたら「手の平を返したように反省し、(主人公を)見直す周囲」ってのがこういう話のパターンだけれど、そういう展開では残念ながら「爽快感」は感じられない。
むしろ「自分の真実を見抜く目の無さ」を棚上げして、コロコロ旗色を変えようとする節操の無さに怒髪天を衝く!・・・と思います。
同タイトルで(文字が英語かカタカナかの違いだけ)で「盲導犬を題材にしたファミリー漫画」がありますが、読むならそちらの方にすべきでしょう。
『Happy!』よりも『ハッピー!』・・と覚えておきましょう。
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[投稿:2010-11-27 11:16:34] [修正:2010-11-27 11:16:34] [このレビューのURL]
0点 BOYS BE…
何なのかよく分からないぞ。この「妄想漫画」は。
有り得ない展開ばかりのオンパレード。キャラも毎回毎回髪型と服装だけ違う似たような女が出てくるだけ。
しかもその女に恋する男は大体いつも「勝手に勘違い男」ときてる。
で、展開はお決まりの「最後までしそうになりながら、結局しないで終わる」。
こんな作品のタイトルに「クラーク博士」の名言を使用されては博士も浮かばれないと思う。
作者自身が恋愛をよく知らないのではないかと邪推してしまう。読む価値は当然無いですね。
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[投稿:2010-11-27 11:14:08] [修正:2010-11-27 11:14:08] [このレビューのURL]
「予想」はしていたけれど、アッサリ切られた。別に私の作品を見る目が特別優れていた・・・などということは全くなく、多くの方が「打ち切られ臭」を嗅ぎ取っていたことであろう。
タイトルからして「ダサダサ」。長期連載になりそうにないと聞いて分かる。
・・・少年誌でやるにはテーマに無理があり過ぎだろう。
結果として、こんなに短期間で終わる作品にワザワザ「原作者」を付けるような必要性があるとは思えない・・・と言われる様な作品になってしまった。
一本釣りなんていうテーマはむしろ青年誌でやるべき。
それを「多額の借金を返済するため」(しかも額が三千万円なんていう中途半端な金額)なんていう使い古された設定で、少年を無理矢理釣りバトルの世界に引き込んだが、どうも掲載誌のカラーとのズレが消しきれなかった。
「マガジン」の読者年齢は「サンデー」「ジャンプ」に比して高いと思われるが、それでも読者の大半は釣りをやらないと思うし・・・・・。何でこんな漫画スタートさせたんだろう・・・って疑問に思ったら、思い出したよ。
一昨年辺りに誰だったか、芸能人がテレビの撮影でマグロを一本釣りしたというニュースが流れていた。
それと歩調を合わせるかのようにして新聞や雑誌でも「日本でのマグロの消費の増大」が伝えられるようになった。
明らかに「編集部がこの流れに便乗した」としか思えない。
いくら何が当たるか分からない世の中・・・とはいえ、安直の誹りは免れられまい。
しかも昨年になって「日本のマグロの漁獲高が大きく制限されること」が国際的に決定されるという逆風が吹き、これまたそのニュースに歩調を合わせるかのように連載も萎んだのは皮肉を通り越して「哀れ」だ。
作者2人の実力不足・・・と単純に片付けられない作品であることは間違いない。
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[投稿:2010-11-23 20:43:09] [修正:2010-11-23 20:43:09] [このレビューのURL]
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