「鋼鉄くらげ」さんのページ

どこまでも広がる大空を、全速力で駆け抜けていくかのような、疾走感と爽快感を持つ作品です。

そそっかしくて向こう見ずな行動ばかり引き起こす主人公の女の子には、見ているこっちもハラハラさせられますが、無事に問題が解決した時は、登場人物のみならず読者自身も「あー、良かった」と、ほっと胸を撫で下ろしてしまいます。

中には多少、時代錯誤な部分もありますが、今読んでも充分面白いと思います。

正直、この作品が当時アニメで放送されていた時の記憶はほとんど無いのですが、何年経っても、ある時ふっと思い出して読んでみたくなる作品。そんな作品は素晴らしいと思います。そして、「終わり」が描けるという事は、悲しい事でもあるけれど、幸せな事でもある、という事を切に感じます。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-12-07 20:27:10] [修正:2008-12-07 20:27:10]

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