「鋼鉄くらげ」さんのページ

問題
ある時、A、B、C、Dの四人が学校のトラック一周分のレースをしました。次の四人の証言を聞いて、このレースの順位を答えなさい。ただし、四人のうち一人だけは嘘の証言をしています。

A:私の次の次にゴールしたのはBだった。
B:私の前にゴールしたのはCだった。
C:私は一位だった。
D:私は一位だった。

この作品は、こういうタイプの問題を登場人物達がクイズ対決みたいな感じで次々と解きあっていく作品です。クイズとしても解きやすく面白い問題も多いので、結構楽しめるのではないかと思います。ちなみに、読む時は紙とペンを側に置いて読む事をおすすめします。読んでいると、答を出される前に自分でも解いてみたくなりますので。

結果としては5巻で完結とコンパクトな作品になってしまいましたが、ネタ切れになってダラダラと続けるよりは、よっぽどかスッキリした終わり方だったと思います。ただ、個人的にはもうあと1、2巻くらい続いて欲しかったというのが本音です。最後に、もう一問だけ、作中で面白かった問題を紹介します。

「2011年と全く同じカレンダーを使える次の年は、西暦何年か?」

答は5巻のとある場所に載っているので、探してみて下さい。

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[投稿:2011-01-07 11:25:30] [修正:2011-02-20 22:49:58]

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