「鋼鉄くらげ」さんのページ

結局のところ、読切の時の話が一番面白かったという、悲しい末路を辿ってしまった作品。
(ちなみに、その読切の話は最終巻に収録されています)

もう連載が終わってしまった今だから正直に書きますが、自分はこの作品、主人公とヒロイン以外のキャラが全く好きになれませんでした。特に鬼頭衆と呼ばれる、ミヅキ、モモ、ユナの三人が。

この三人がホント気持ち悪いというか、何でこんなキャラクターにしたのか、ホント理解に苦しむほど、好きになれないキャラクターでした。読切の時に出てきた様な普通の女子中学生のままで良かったのに、何でこんな気持ちの悪いキャラクターにしてしまったのか。思えばこの時点で既に、作品全体に暗雲が立ち込めていたように思えます。

他にも生徒会長や、花婿候補。県王、覇王など、話が進めば進むほど、失望や落胆が雪だるま式に累積していきました。それでも最終巻まで読んでいたのは、「いつかは面白くなるかもしれない」という淡い期待だったんですが。結局は最後まで、つまらないままでした。

投資行為っていうのは、情が移ると本当に困ったものです。

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[投稿:2011-06-09 14:58:55] [修正:2011-06-09 14:58:55]

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