「鋼鉄くらげ」さんのページ

Y=0x+4の方程式は簡略化するとY=4になり、これをグラフに表すと、x軸から4進んだところにあるY=4の平行な線が、一本どこまでも続いているグラフになります。

この漫画もちょうど、そんなY=4のグラフのような作品で、最初から最後まで何ら寄り道することなく、ひたすら旅の目的地である京都まで一目散に進んでいき、そして、無事に最終回を迎えたという、何とも味気も色気も無いストーリー展開になりました。

そんなY=4のようなストーリー展開をどう思うのかは人それぞれだと思うのですが、個人的にはもう少し何らかのハプニングやストーリーの起伏みたいなものがあっても良かったんじゃないかと思います。

ただ、もしかしたらこの作品を描くために、作者が東京から京都まで自転車で走りながら取材をしたのかもしれないと思うと、その苦労が色んな意味で悲しいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-05-11 22:01:25] [修正:2012-05-11 22:02:09]

月別のレビュー表示