「臼井健士」さんのページ

総レビュー数: 439レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年06月18日

ジョジョ第七部ともいうべき本作。
ジョジョシリーズは、もはや荒木先生の「ライフワーク」と呼んで差し支えあるまい。

・・・どういう切り口で来るのかと思ったら新大陸での大レースときたもんだ。
「レース漫画」をジョジョワールドで展開したらこうなるんだな!と、思わず納得。
正直、第六部の「あの何か一線を飛び越えてしまった複雑な世界」に拍車がかかる(←想像も付かないが・・)んじゃないかという不安感はとりあえず小さくなった。

時代設定を随分と遡りましたからね。現代的な視点で見ると「常識的」なことでさえも舞台となっている年代では「まだ未知の事象」であったりして、不安感を煽るには効果的かつ自然だと思います。

スタンド自体はもう「ネタ切れ」なんじゃないかな・・・とも思っていたのですが、シンプルなものに立ち返ったようで好感が持てます。複雑にすればいいというものでもありませんからね。

思ったんですが、ジョジョシリーズでも主人公たちと敵との対決は、
「主人公たちが何気ない日常を送っているところを突然、敵から攻撃を受ける」→
「敵の一方的な攻撃を受け、傷付き逃げるしかない」→
「敵の攻撃の正体が判らず、心理的にも肉体的にも追い詰められる主人公たち」→
「戦いの中の僅かなヒントから敵の正体や弱点につながる情報を得る」→
「その場にあるものを利用したり、敵の能力を逆手に取ったり、追い詰められたと思わせて逆に罠を張ったりして、逆転の一撃を喰らわす」

・・・っていうパターン化がされてますよね。
でも読者側から見たら上記のパターンこそが最も緊迫感を感じ、面白いと感じる「黄金パターン」なのかも。

「人間の知恵」が感じられる展開と言ってもいいかも。革命的だ!!!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-31 07:31:58] [修正:2010-07-31 07:31:58] [このレビューのURL]

どう良く見ようとしても「金田一の二番煎じ」でしょう。

イヤ、下手したら「それ以下」かもしれません。
いくらなんでも「絵」が変わらなさ過ぎですよ。
登場人物が全員「金田一」のほうに出ていたとしても「何の違和感もない」ことでしょう。

タイトルと舞台設定変えただけってこと・・・?
しかも、一度連載を終えているはずなのに、度々「金田一と交代で復活する」っていうのは、何なんでしょうね?

だったら「連載止める必要ないじゃないですか」。
性懲りもなく、過去の遺産(私に言わせれば明らかに「負の遺産」だが・・・)にすがろうとするマガジン編集部の「厚顔無恥な姿勢」共々、最悪評価させていただきます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-17 23:36:18] [修正:2010-07-17 23:36:18] [このレビューのURL]

ジブリのアニメ版の原作だが・・・・宮崎さんも言っていたが「連載作品としては中途半端」。
話も映画とは全然違う。映画も特別起伏のある話では無かったが、こちらは雫が幼すぎる上に映画よりもさらに「何もない」・・。
だから実質、打ち切り扱いだし宮崎さんが拾ってくれなかったら、誰も知らないまま歴史の片隅に埋もれていった作品だと思う。
あおい先生は絵は上手いのだが、話の作り方がイマイチで総合的には並・もしくはそれ以下になってしまうのは惜しい。
続編が短編として後に描かれたのだが、それだって映画化が無かったら有り得なかったことだ。
もっとも、宮崎アニメの大ファンというあおい先生にしてみれば「棚からボタ餅」どころの話ではなかっただろう。
何度も言うが、映画化されてなければとっくの昔に絶版作品だと思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-16 06:34:05] [修正:2010-07-16 06:34:05] [このレビューのURL]

フリーザ編で止めれなかったため、評価を大幅に落とした。
あそこで止めておけば名作の評価は揺るがないものだったのに・・・・。

鳥山先生の画力と画面の構成力に関しては超一流と見れば分かる。
問題はストーリーとキャラだ。鳥山先生は明らかに大きな伏線をいくつも張って、それを終局に向けて収束させていくというような展開のさせ方ができない方で、「ストーリーものの長期連載」になってくるとその弱点が隠せなくなってくる。フリーザ編より後が正にそれ。その点上手いのは「幽遊白書」富樫先生や「ジョジョ」の荒木先生だ。
強さのインフレが起こるのも頭を使った「頭脳戦」を考え出すことが出来ないためで、その点でも後者の2人に大きく劣る。

さらにヒドイのはキャラの扱い。「スランプ」のときからだが、名前からしていい加減だ。キャラの名前は作者がそれぞれ愛着を持って名付けるはずなのに、この方の描くキャラはみんな既存の名称をそのまま転化したものになってしまう。ヤムチャや天津飯の後半の扱いのヒドさを見るとキャラに愛着が感じられない。

鳥山先生は人気ゲーム「ドラクエ」シリーズのキャラデザインも担当されていますが、シナリオも鳥山先生が担当されていたら、絶対にあんな名作にはなっていなかったはずです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-11 22:50:41] [修正:2010-07-11 22:50:41] [このレビューのURL]

「ラブロマ」のとよだ先生の新作です。
36歳の小学校教師が妻の出産の直後に唐突に現れた宇宙人によって過去の世界に拉致される。
彼等は地球を侵略に来た宇宙人。けれど、彼等には独自のルールがあり、「愛」を持っている生命体を侵略することは叶わない。
そこで、人類が愛を持った生命体であることを主人公が過去の世界、この場合は主人公が小学校3年生の時代で示さねばならない。

「友達100人を作ること」
リミットは小学校卒業まで。

それが直行、ほんのちょっと前までは妻の出産に立ち会っていた36歳の小学校教師が行わねばならないことだった。
謎の宇宙人でナビゲーターの「道明寺さくら」(桜餅から命名)を従えて、過去の世界で友人作りに勤しむ直行。

元の世界では生真面目で融通の利かなかった彼も、過去の小学生の世界では戸惑うことの連続。
「子供の社会」では大人の世界では当たり前のことすら決して当然ではないのです。
そこには彼等だけの独自のルールがあり、理屈だけ正しくても心を通わせた相互理解は有り得ない。

大人になってからは多くのクラスメートたちとは疎遠になり、そして二度とは会えない相手も多々いる。
大人になってからはそれが当然と受け止められることさえも、夢にも思わなかったあの頃。

「人類滅亡回避ミッション」という大風呂敷を
友達作りという日常風景に潜り込ませる作者の手管。
喩え100人分の物語が紡がれなかったとしてもだ!(笑)、見逃すわけにはいくめーよ!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-08 21:33:31] [修正:2010-07-08 21:33:31] [このレビューのURL]

8点 LIAR GAME

善人・神崎直の元に届いた1億円と「ライアーゲーム」というイベントへの招待状。
30日後に預かった1億円をそのままの形で返却する。それだけがルール。但し、対戦相手がおり、相手も自分と同額を持つ。
つまり、欲にかられた対戦相手が金を奪いに来ることが考えられ、その場合奪われた側は奪われた金額がそのまま「負債」となり、
奪った側にはそれが「賞金」として支払われることになる。

途中離脱不可能なこのゲームは人間の欲望を映し出す鏡のようなもの。
一度は対戦相手に金を奪われた直は、刑務所から出所した天才詐欺師・秋山深一とコンビを組むことで奪還しようと考える。
果たしてこの「ライアーゲーム」を主催する者の意図とは何なのか・・・・・・?

ギャンブル系の漫画に一応は属していますが、福本先生の「カイジ」のような人間心理を突いた駆け引きがメインです。
しかも基本的には「男」しか出てこない前者に対して、こちらは男女が同じ土俵上で戦うなど比較的洗練されたというか、
スタイリッシュな印象。

どこまでも正直かつお人好しな直と、世の裏表を知りぬいた切れ者の秋山とのコンビが海千山千の兵たちを撃破していく爽快感こそが作品のキモ。
参加者は皆、いずれも借金のある人間という共通点が見える。(よって返済のためにゲーム参加せざろう得ない)。
しかし、直には元々の借金はなし・・・・・・。
では直が選ばれた理由は???
単なる偶然と片付けるよりも、選出にも裏があったと読んだほうが面白そうな作品です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-08 21:30:29] [修正:2010-07-08 21:30:29] [このレビューのURL]

9点 H2

まず最初に「ごめんなさい」です。

読む前は「タッチ」で一度野球を題材にしているのに、また同じ野球の漫画なんか描いて、作者は「自己模倣」でも始めたのか?・・・なんていう先入観が立ってしまいました。

で、読み始めたんだが・・・「タッチ」とは全然違うよ!
何よりも野球が完全に話の中心となった。タッチでは恋愛がメインで野球はあくまでも小道具だったのに。
こちらは野球と恋愛の比率は「6対4」もしくは「7対3」でタッチと完全に割合が逆転した。
直球の一本やりで三振の山を築いていた「上杉達也」から幾星霜、比呂は変化球も使いこなすようになったし。
タッチで「案山子扱い」だったチームメイトにも光が当てられ、連帯感を持たせる意味でも説得力が加わった。特に最初はスパイとして入部してきたはずの「島」と「大竹」の2人が次第に野球の面白さを知り、試合で活躍するたびにチームメイトや観客から認められる過程で「悪役としての任務」を放棄して、チームの主力となっていくという展開は悪い方向へと行きそうだった2人の運命が好転したという意味で読後感が心地よかった。

2人のヒロインと2人のヒーローを用意した「四角関係」が最後までカップリングの着地点を読ませず、野球の試合内容とは違う意味でも緊迫感が継続されて良かった。
自分は・・・最後まで比呂がひかりとくっ付くかもという可能性も捨て切れなかった。
でもよくよく考えると、ひかりにとっての比呂は「弟」の位置付けなんですよね。
度々、比呂を男として意識しつつも、最後には「血の繋がらない家族の位置」へと還ってきたように思う。
そして比呂のひかりへの初恋も・・もうずっと前に終わっていた。

ひかりの恋人にして比呂の最大のライヴァルの英雄は・・・ひかりと付き合いながらも常に「ひかりが本当に好きなのは自分ではなく比呂ではないのか?」という疑念に囚われていた。
思えば、このお話は英雄にとっては自らの心の疑念を晴らすための戦いの軌跡でもあったわけだ。

最後の夏の甲子園を前にしての比呂とひかりのデートは映画だった。
帰り道で、母親を亡くしたばかりのひかりは別れ際に比呂に言う。
「比呂と幼なじみでよかった」「さよなら」と。
このセリフでひかりが比呂ではなく英雄を選んだのだと思った。
幼い頃から「弟」のように思い、そしていつの間にか比呂を「男」として意識するようになったとき、ひかりにはすでに英雄という恋人がいた。

先に「女」となったひかりに遅れて「男」になった比呂が、もしも、もう少しだけ早くひかりに男を感じさせていてくれたなら・・・・・?
果たして2人の仲はどうなっていた・・・?
・・・・・・・・・・・・おそらくひかりが英雄ではなく、比呂と恋人になった未来もあったことだろう。
けれど、その未来は現実のものとはならなかった。

高校三年生の夏の甲子園の準決勝でついに対決する比呂と英雄。それを見守るひかりと春華。
結果は比呂の勝利・・・も、勝った比呂とそれを見守ったひかりの目からは涙の雫がこぼれ落ちる。
お互いが互いに対する恋心にピリオドを打ったことを悟った、ストーリー中でも屈指の名場面だ。

英雄は比呂との勝負に負けて悟った
「ひかりが最も必要としているのは自分で、そんなひかりのことを誰よりも愛しているのも自身だ」と。
ひかりも気付いていた。
「最初から選択の余地(自分と比呂が結ばれる可能性)なんて無かったのよ」と。
ひかりと比呂は恋人にはなれない。「そうなるチャンス」をとうの昔に過ぎ去ってしまっていた・・・・。
そして失われた時間を取り戻すことは決して叶わない・・・・。
かくて、十年近く英雄の心を曇らせた暗雲も晴れ、物語は終局する。

準決勝を勝ち抜いた千川ナインはいざ決勝戦へと進む!
その比呂の傍らには、彼にとっての「恩人のひとり」といってよい春華の姿があった。
描かれないままに終わった決勝戦だが、比呂の行く未来は広がる夏の青空そのものだった。

「結ばれる可能性も高かったのだが、ボタンの掛け違いで結ばれずに終わった2人。でも、決して不幸ではない」
この作品の最大のセールスポイントは「ひかりと比呂が両想いなのに、結ばれることなく終わる」という点。
だからこそ
「出会いの難しさ」とか、
「人生におけるタイミング」、
「思春期における女子の男子に対する精神的な成長での優位性」
等が感じられて、とてもせつないのです。
でも決して不幸と思えないのは2人は恋人にはなれなくとも「家族」という立ち位置(直接的な血縁関係はないが、実質2人は「姉」と「弟」だった)が保証されているから。
だから、「読後の後味が悪くならない」のですよ。
安易に両想いが結ばれてメデタシメデタシ・・・が多い中、これは異色かつ特筆ですよ。

ここまで読まれた方なら間違いなく想像できるはずです。
物語のラストから数年後、英雄とひかりの結婚式で
「ひかりは俺の姉さんです」と祝福のスピーチをする比呂の姿が!

そして、そこからさらに十数年後。
英雄とひかりの間に生まれた娘に
「そういえば、比呂叔父さんの初恋の相手って、うちのお母さんなんでしょ?」
と問われ、焦ってしどろもどろになる比呂の姿が!

それって…決して「不幸な未来」ではないよね。
間違いなく「幸せな未来」の姿のはず。

結ばれるだけが幸せではないのです。
大切な人を「生涯に渡り見つめ、傍らで支え続ける(夫婦としてではなく)」というのも
同じくらいの男の幸せではないでしょうか。
比呂は間違いなくそれをやり通すはずです。
「義弟として、結ばれられなくても生涯に渡って義姉を支え続ける」
そこに比呂の「男としてのプライド」を見たいと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お見事!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-03 09:02:43] [修正:2010-07-03 09:02:43] [このレビューのURL]

9点 寄生獣

突如、地球外(?)から飛来した謎の生命体。彼らは人間に寄生し、宿主の身体を乗っ取って同族のみ、つまり人間を喰らった。寄生生物に右手を喰われた新一は「ミギー」と名付けた寄生生物と共に他の寄生生物との戦いを余儀なくされる。

人間と人間以外の生命の共存、種の存続などをテーマにし、後発の漫画にも絶大な影響を与えたと思われる問題作だ。
自分の身体の一部と会話して、1人なのに「2人で1人」のコンビが成り立っているという設定がユニーク。
描写は「容赦ない残虐な場面」が日常生活中にありながら、いきなり場面転換して挿入されてくる。
ついさっきまで何事も無かったように普通に生活を営んでいた、ごく普通の人たちが突如として「有り得ないような」死に方をする・・・・・。
この漫画内においては、「日常の中にこそ恐怖が潜んでいる」のだ。

でも・・・・待てよ・・・これって「表面的には平和な日本」に生活する我々にも言えることではないか?
そして我々の平和な日常も突如として破られる。多発する地震などの災害・見知らぬ人間から言われも無い理由で受ける暴力・気付かないうちに身体を蝕む数々の病・・・・。
寄生獣に喰われることほど非日常的ではないにしろ、多かれ少なかれ我々の日常の中にも「生命を脅かす恐怖」は潜んでいるのだ。
そしてそれらの恐怖は、知能を持ち学習することで理性すら身に付けていく・・・・・可能性のある寄生生物よりも「話し合いの余地が無い」という点では遙かに恐ろしい存在かもしれない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-27 11:09:56] [修正:2010-06-27 11:09:56] [このレビューのURL]

9点 リアル

「バスケ漫画」というよりも、「バスケを題材にしたヒューマンストーリー」というほうが適当と思う。
物語は3人の主人公を軸に展開されていく。

・自らの起こした事故で同乗の少女の身体に障害を負わせてしまい、車椅子生活を余儀なくさせてしまった罪の意識に苦しむ男。
・中学時代に陸上に才能を開花させ、誰よりも早く走れる・・・と思った矢先に「その黄金の足を病魔に奪われた」男。
・何でもソツなくこなし、集団の中でもリーダー的存在がいつしか調子に乗っての猿山のボス猿。そして事故でそのボスの座からどん底まで転げ落ちた男。

3者3様の困難の中で、ある者は自分の不甲斐無さを呪い、またある者は自身の情けなさを認めることが出来ず周囲に当たり散らす日々。
だが、運命はそんな3人をバスケットボールという競技のコート内に導いた。

「当たり前」であることすらままならない立場に陥って初めて気付くことがある。
「周囲の優しさ」
「過去の自身の傲慢と無智」
「努力すること自体の困難さ」・・・・・・・。

3人はそれでも日々の生活の中で絶望の底から立ち直り「それぞれの1歩」を踏み出そうとし、もがき苦しむ「現実(リアル)」。

井上先生はやはり「そんじょそこいらの凡百の作家」とは違うということが分かる。
画力は超一流。ストーリーは続きが気になり、キャラ立てが上手い。
他の漫画家なら「過去の自身のヒット作の人気にすがった安易な続編開始」で「スラムダンク2」でも描いて食い繋いでいるところだろう。

ホントに才能ある者は「常に過去の自身の栄光を乗り越える努力を欠かさない。そして恐れない。」のだと知った。
スポーツ界においてはイチローしかり、松井秀喜しかり・・・・・・。
そして「漫画界」においては井上雄彦しかり。であろう。

たとえ完結までに何年かかろうと、
「ファンなら四の五の言わずについてこい!」と言う作品。
そのことに「後悔」はいらぬ心配と付け加えておこう

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-27 11:08:13] [修正:2010-06-27 11:08:13] [このレビューのURL]

下手したら「お涙頂戴的なお話」になりがちな動物ものをコメディ風に味付けした点を評価。

個性的な登場人物に加え、少女漫画扱いにもかかわらず「恋愛要素なし」という徹底さ(笑)。
主人公が一番「普通の人」でやや目立たない。
設定を考えたらエンドレスで(登場人物が年をとらない)永遠にも続けられそうな感じもしたが、意外なほどアッサリ終了させた潔さ。

この漫画でハスキー犬がブームになったそうだが、無責任な人間が犬を飼い始めて途中で捨てる・・・・という事件もおそらくはあったのだと思う。「熱しやすく、冷め易い」ブームの際の日本人の特徴は絶対に出てはいけないパターンと認識しておかなければいけないと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-27 11:01:52] [修正:2010-06-27 11:01:52] [このレビューのURL]