「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

手塚先生の偉大さは誰もが知っているところでこの漫画
もそこはちゃんと抑えているが、同時にダークサイドも
オブラートに包みつつ示しているところに好感が持てる
作品。絵が個性的だが漫画としてのレベルもまずまず高いです。
手塚先生、漫画製作の舞台裏に興味がある人、全1巻
での面白い作品を探している人にお薦め出来ます。
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[投稿:2012-01-10 20:31:52] [修正:2012-01-11 00:07:58] [このレビューのURL]
7点 ダレン・シャン
原作は未読ですが、ここでの
評価もっとあがっても良いのではというのが
読み終えた最初の感想です。
絵柄は子供っぽさが残ってるけど癖は少なく
、それでいて丁寧なので読み易いですね。
ストーリーも丁寧に進めつつ、伏線もある程度は回収
してしっかり纏まった物語になっています(タイニーが何者なのか最後まで分からないなど残った謎もありますが)。
絵柄とアンバランスなダークな設定の物語も良かったです。
これが現実世界で作品になっていることをオチに上手く取り込んだ
のはナルホドと思えるものでした(さりげなく漫画になったら
と言ってるところも面白いW)。
ただ、最後の解決法がダレンとスティーブの過酷な運命を
他の人間に擦り付けてという格好になってしまったこと
、典型的悪役のタイニーが地団駄を踏むシーンが描かれることはなかったこと等々
個人的にはカタルシスがやや薄まるようなラストではありました。
全体的に10巻程度の巻数で中身も丁寧にじっくり作られたかなりの良作漫画だと思います。
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[投稿:2011-10-19 04:02:06] [修正:2011-10-19 04:03:12] [このレビューのURL]
7点 SLAM DUNK
読んだのは随分前になりますね。
面白いことは間違いない漫画です。バスケを題材にして、
スポコン臭を出さないでここまでやれた漫画は稀有だから
こそ、今も評価されているのだと思います。
ただ、今改めて思うと自分の中の評価は面白いとは思いつつも
、ある程度に留まっています。
その辺の理由について考えてみました。
まずは、絵の問題です。絵は途中から凄く巧く写実的になる
のですが、それを生理的に気持ち悪く感じてしまいました。
鼻の下の二本線まで描かれる、汗の一滴まで描くというのは
凄いのですが、漫画としては気持ち悪く思いました(ゴリとかその辺のキャラは見ることすらキツい)。
その辺はある程度デフォルメされてた頃の方が良いなと思って
しまいました。
次に、未完といっても良いような半端な終わり方は否めません。
学校としても全国大会で金星を挙げただけ、花道は素材としては
稀だが当然のように大した選手ではない、それどころか
今後が危ぶまれる大怪我をして離脱したまま、30巻
以上掛けてこの辺は後味
の悪さは否めないです。花道の倒れてた父親とか投げっぱなし
に最後はなったのかなと思わせる描写は他にもありますし。
クオリティ維持のためとは言っても、ここで終わるのは
綺麗に終わったと自分はやはり納得出来ないですね。
それなら30巻以上も掛けないで、俺達の戦いはこれからだ
でもっと早く締めても良かった。その辺が半端さが残った
と思います。
最後に、個人的趣向としては、この漫画独特の人間関係など
カラっとした空気はリアルかもしれませんが、漫画として
はどうもハマり切れなかったです。
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[投稿:2011-03-02 09:00:22] [修正:2011-03-02 09:00:22] [このレビューのURL]
ひぐらし解答編第二弾。ボリュームの増加もあり、
アニメでは表現し切れない細部が描かれているのは共通の
傾向です。
今回は綿流し編への直接の解答(綿流し編
とほとんど同じ設定の平行世界で分岐もないです
。完全に解答編という感じ)、魅音と詩音の掘り下げ
がなされている回ですが、アニメで何故か変更されている
入れ替わりがこっちではちゃんと描かれている
ということがもっとも大きな変更点かと。
これがあるとないとでは全然意味合いが違いますしね。
あと最後のページを見るとショックが大きいです(綿流し編の
オチでも言及はあり、分かってたことですが)。
この両編は単にミステリー仕立てという感じなのですが、ひぐらし
の全編共通の謎として、非常に重要なのはここまで読むと
分かって来るのが巧いです。この綿流し、目明かし両編だけは、
その他の編共通の大害が起こっていないのです。人物周辺は、
悲劇の話なのですが、小害を起こして大害を実は防いでいます。
そういう意味では、実はハッピーエンド寄りなのでは、という
のが話を深くしています。
何故防げたのか、この編と他編との違いは何か、ここを意識
すると、完全な謎解きをする次編以降がますます楽しみ
になります。
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[投稿:2011-02-25 18:21:37] [修正:2011-02-25 18:21:37] [このレビューのURL]
ひぐらし出題編が終了して遂に解答編へ。
そしてこれが第一弾。
ここからページ数のボリュームが一気に増加します。
よってここはカットしまくりのアニメ2期よりも見るべき
価値がある作品に。原作を見なくてもほとんどしっかり
纏めてるくらいの出来はあります。
漫画としても鬼隠し編の時よりも描きなれて、画力、
表現など色々と向上が見られます。
鬼隠し編、祟り殺し編の時とリンクする謎が色々判明
する回、圭一とレナの掘り下げが深まる回でもあります。そしてハッピーエンドへの足掛かりにも。しかし、結末としては結局祟り殺し、暇つぶし編などと同じになるという
悲惨な結果です(ここをしっかり漫画版では描いている)。
明かされた重要な謎解きとさらに深まる謎。
次回以降に惹き付けられる良作です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-02-25 18:05:15] [修正:2011-02-25 18:05:15] [このレビューのURL]
7点 風の谷のナウシカ
アニメ映画は名作として有名。
映画化された部分は実は第一部完的なもので、まだまだ先
があったという事実だけでも驚きでした。
それが今度は打って変わって、テーマが難解かつ複雑な多勢力の物語になって読み応えはあります。基本欝系の暗い話が
続くのでそこは覚悟が必要ですが。
キャラとしてはアニメでは小物王女だったクシャナがこっちで
大物感の出た人物になっており、これには驚きましたしね。
主人公ナウシカも光を人類に示す、救世主的なアニメの扱いではなく、進む道を示すだけで責任は取らないというキャラに最終的になりますし。その道が非常に厳しいもので、ナウシカの決断含めて彼女を非難することすら可能になるものだという辺りが、この作品
の含蓄に富むところで考えさせられます。
「なんであんなマスク程度で腐海で人が生きられるの?」という
突っ込むだけ無駄そうな話が、ラストの実は伏線だったというのに
一番驚きましたね。
ただ、言われてるように漫画としては、作者がアニメ監督なだけあって、絵は綺麗なのに読み難いです。これで話が暗く難解なのだからそこはなんとかならないのかと思いました。
話もすっきりはしませんし、なんだかんだで色々な点を綺麗に整えたアニメの方が、比較すると漫画より上だったかなという気はします。それでもアニメを視聴した上で、この作品も知名度もっと
高くても良いのにという作品ではありました。
出来ればこっちもアニメ化して数クールで作っても面白い
なと思うのですが、今のジブリの作品傾向とは違うので、難しそう
なのが残念です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-02-18 04:01:22] [修正:2011-02-18 04:01:22] [このレビューのURL]
7点 キャッツ・アイ
シティハンターが合う人にはこの漫画も合うだろうなという
くらい面白いです。
題材は違いますが、話は同じような良い意味でのB級
感が出せています。
画力はこちらの方が前の作品だけに落ちますが。
主人公兼ヒロインの瞳(彼女が一番好き
だったのでこの作品が特に楽しめた)をはじめ三姉妹が魅力的で良かったです。最初から恋人設定という割りに清らかすぎる関係で、
キス一つで大騒ぎする瞳と恋人関係の俊夫には、不思議
でしたが当時の少年誌の限界でもあったのでしょうね。
ラストはなかなか酷く切ないものの筈なのに、良く考える
とここしか落としどころ無さそうだし、まあ妥当なところ
ではあったのかと。
シティハンターのラスボス海原(厳密には別人設定かもしれませんが、容姿、性格など同一キャラの描き方。同一キャラならCHの前日談に)との対決話は特に印象に残っています。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-02-11 02:14:23] [修正:2011-02-12 04:21:25] [このレビューのURL]
7点 無敵看板娘
商店街が舞台の基本1話完結の格闘ギャグ漫画。
どの漫画でもそうですが、ギャグ漫画と言えば
すぐに新キャラ投入に頼るのですが、この漫画
はそれをギリギリまで抑えています。
そのため既存キャラの掘り下げがしっかり出来ているので、
キャラの個性に惹かれますし、後半になればなるほど
失速する他の作品と違い質の維持
どころか話が活きて来るように感じました。
絵が最初からそこそこで、どんどん画力が上がりますし、
バトルなど動きのある絵は特に巧く、作品の良さを感じます。
強いて言えばギャグ自体が暴力ネタ多いのと、もう一捻り
欲しいな、絵柄で誤魔化せていますが非現実色強いとは思うのはありましたが、読んでて楽しいかなりの良作だと思いました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-01-10 16:38:14] [修正:2011-01-10 16:38:14] [このレビューのURL]
7点 ブッダ
火の鳥ブッタ編的な作品。
明るさがない、途中までブッタの影が薄い(オリ
キャラなど他キャラ
の描写を後半の伏線貼りとしてやる)
ので読んでて疲れるタイプの漫画
だと思いますが、中身がぎっしり詰まってる
良作かと。
後半の方が前半の伏線が効いて、どんどんその良さ
を感じて面白く感じました。
何よりブッタという神格レベル人物を漫画化して、この
巻数で一生を纏めたという功績は
大きいと思います。
改変は色々あるんですけど、史実(仏伝)の方にも
それなりに配慮して、ある程度は抑えています。
違った部分は調べて行くと面白いですし、その興味
を持たせてくれる作品です。
仏教の考えも、そんなに前面には出してませんが(その手の
解説本でもないのだから、それで良いと思います)、要所
で絡めて提示してくれて考えさせられます(手塚
先生なりの解釈が入ってるそうですが)。
超能力やら非現実要素がかなり多いこと(仏伝自体
そういうところありますが)、手塚ギャグがこの作品
には特に合ってないな、邪魔だなと思ったこと(これが
一番キツかったです)、冒頭挙げた部分など含めて欠点
もありますが、総合的には長所が勝った、「タメになる」
漫画だと思います。
来年映画化でどう料理するかが楽しみです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-25 05:55:04] [修正:2010-12-25 05:55:04] [このレビューのURL]
7点 パーマン
この作品は初レビューですし、色々ある作品
なので詳しく書きます。
おそらく知名度は高いヒーロー系の藤子F作品です。
巻数が一般的な虫コミで7巻です。話としては旧作、新作と二つを繋げて、最後に旧作の最終回
を持って来ているという一本に纏めた構成で、
上手くつなげましたが、絵柄、作風の違いなどあります。
ちょっと違いを纏めてみると
旧作・・・F先生初期の絵柄、等身など低い。しかし、話は
子供向けなのに深い場合が多い。
海外に行くことも多い本格的な少年
ヒーロー漫画になっている。主人公が結構命を張る
新作・・・絵柄が完成されている。ご近所ヒーローものになってい
る。全悪連やマド博士などコミカルな悪役
(旧作では彼らもガチ殺しで来るような連中だったが)
パー子=星野スミレ(アイドル)が明確になっている
ので、彼女に焦点を当てた話が結構ある(後述でさらに
述べたい)
話は旧作の方が良いと思います。「パーマンは
つらいよ」とかはメッセージ性に溢れた話ですし、今でもグッ
と来ます。新作はどっちかというとスミレに焦点あてた話が
多くそれ自体は出来が良いですが、話はスケールが小さく
なったのは残念です。
新作は、恋愛はあまり描かない先生が、さりげなくですが、パー子(スミレ)→パーマン→みち子という構図でその要素を描いている
のが面白いです。
これは旧作、新作の途中にある、「ドラえもん」での後日談で、
パーマン最終回後
のスミレが大人になって出る話(虫コミ「ドラえもん」
19巻、24巻の話)から還元したのですが、
それが感動的です。最終回後の後日談を別作品
でやったということに、F先生への「パーマン」、星野スミレ
への特別な思い入れが見えます。
(余談ですが、「中年スーパーマン左江内氏」【これもおススメ。
少し大人向け】の方で成長した脇キャラのパーやんも最終回
で出ます。)
「パーマン」最終回自体は初見で読むと結構衝撃的です。
後日談も切なさがあり、これより後の話は結局F先生は描きませんでしたが、これ以上描くのは野暮と判断してのことだと考えて、読者としては前向きな結末になったと思いたいです。
点数的には後日談の存在、出来も考慮して、作品の古さ・
新旧のバランスの悪さなどありますが、それなりの点数をつけ
たいです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-20 07:18:47] [修正:2010-12-20 09:41:29] [このレビューのURL]
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