「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

8点 ANGEL VOICE
突出した要素はないかもしれませんが、丁寧な描写で魅せて積み重ねて行く、総合力勝負の素晴らしいスポーツ漫画(サッカーが題材だが)だと思います。40巻にも及びますが中だるみなく加速感があります。他漫画より試合で負けることが多かったり、試合展開も単調にならないように意識している感じも良かったです。もっと知名度あっても良いのではと思うほど。
気になったのは画力と迫力と見やすさはあるのですが、描き分けが少し甘い部分、独自性ではあれど後半の軸となるマネージャー(ヒロイン)の死に逝く過程が常に影を落とす(その辺事故死のタッチって上手かったかも)のが爽快感をやや削いだかなとも思いましたが。
全体的な完成度は素晴らしいです。サッカー漫画の中でも近年ということもありますが(理論が新しい)、相当に上位を争うのではと思います。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2016-02-19 01:54:43] [修正:2016-02-19 01:54:43] [このレビューのURL]
8点 奥の細道
名前は誰でも知っている徘聖松尾芭蕉の奥州紀行名作を漫画化した作品。ベテラン漫画家として絵が上手いですし(風景が素晴らしく旅気分になれる)、当時の俳句業界や芭蕉の半生も紹介しながら、名句が産まれる瞬間を丁寧に描写した凄い作品。作者がかなり芭蕉研究家な感じで諸説も検討して、これだと思う推測をしているのも素晴らしいところ。出来れば芭蕉の晩年も辞世の句が素晴らしいので描いて欲しかったところですが(本作は重要部分紹介で旅の終わった瞬間も描かれてない)。この古典漫画化シリーズでも頂点を争う作品なのは間違いないと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-02-10 19:43:38] [修正:2016-02-10 19:43:38] [このレビューのURL]
8点 テガミバチ
一話完結の感動話集(ARIA的な)を想像して読み始めて、そういう話もありますが、少年漫画の割にダークな要素が豊富です(後半辺りは切ないオチや種明かしが急増。後述のラストも)。その独特の世界設定や雰囲気があり、バトルや世界の謎や真実などに迫る大筋への比重が大きいのには驚きました。その絡め方が上手く途中からは目が離せないほど熱中しました。完結後の一気読みまで待って良かったです。
まず絵が相当に上手い。流石月刊誌連載という描き込みが活かせてます。キャラデザも素晴らしい(美人の女性が似ている傾向はありますが)。バトル描写も迫力は勿論何をしているのかすぐに把握出来る見やすさも重要なポイント。
中だるみ感がなく長期連載を謎をほぼ残さないで畳んだところは評価できますが、終盤はかなり急いでいたのが伝わったのが残念でしたね。首都関連は肩透かし感がありましたし、重要人物が敵に回った時は「おおっ」という感じでしたが、結局大事をなさない尻すぼみ的扱いで終わりました。
ラストも考え得る落としどころではあったものの、好きなラストかと言われると持って行きようが他になかったのかなとも(シルベットが可哀想で。ラグへの「だいすき」を思うと余計に。ニッチがヒロインながらマスコット的だったのも)。終わってみるとモヤモヤしたものも残ったのはありますが、全体のクオリティは最近完結の少年漫画ではそうそうないのではというほどだと思います。
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[投稿:2016-01-28 01:49:17] [修正:2016-01-28 01:49:17] [このレビューのURL]
8点 ピコピコ少年
押切先生の自伝的少年時代のゲーマー懐古作品。
30、40代くらいの
ゲーム経験者じゃないと分かりにくそうなネタが
多いですが、そこをクリアするとノリが良く非常に面白い
です。一話完結の実録ギャグ漫画としてハイレベル。
そしてノスタルジックさを感じさせてくる作風で感動
もあったり。もともと先生の他作品も好きでしたが、
これはあんまり面白くなさそうと敬遠していたことを後悔しました。ネタとしては後の二作も読みましたが、本作が一番
キレがあります(これで終わりの予定だった
ので先生が一番出したいのを真っ先に懐古したと
考えられる)。
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[投稿:2016-01-17 12:06:59] [修正:2016-01-17 12:06:59] [このレビューのURL]
4巻まで既読。元寇という珍しい題材を軸にした作品。ノストラダムスで有名なタイトルは中々秀逸。作者が初連載とは思えないほどクオリティが高いです、史実要素と奇説要素(義経伝説、安徳天皇生存説)も上手く配合しながら進めています。
主人公の外見や性格に「皇国の守護者」(流人の元御家人はそういう人物が資料にいたらしく良設定。有能過ぎるくらい有能だが、それくらいなので圧倒的な蒙古と対抗出来るカタルシスがある)と被るところがあります。そして熱く迫力がある作風や無双などに「キングダム」の影響を感じますが、現状は双方の良いところ取りができていると思います。ヒロインの姫様もこの手の漫画じゃ珍しいくらい美人でかわいいです。
テンポも非常に良く続きが気になります。マイナー掲載で連載中ですが、この質を維持して元寇をキリ良く描いてくれたらと期待します。そのためにももう少し知名度があがれば良いのですが(アマゾン売上ランクでは比較的上位常連になりつつあるが)。ただ3巻くらいから絵がやや雑になり、4巻と最近の連載分を見るとかなり落ちている気がします。ネット連載の状況がどうなのかは分かりませんが。今後の復調に期待したいです。
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[投稿:2015-08-29 05:28:44] [修正:2015-11-22 01:21:44] [このレビューのURL]
サザエさん時空で行くのかと思いきや進級したのに驚きましたが、今のところ中身は同じですね。主人公想のキャラが常識人化していたのが、面倒臭がりでクールな以前の変人的な感じに戻っているのは良いと思います。相変わらず面白いのですが進級を活かしたネタが出てくれれば。想と可奈の関係の変化にも期待したいですし。
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[投稿:2015-10-21 00:11:23] [修正:2015-10-24 04:31:36] [このレビューのURL]
8点 三国志 完結編
孔明死後から三国の終焉までを描いた完結編的作品。前作の終盤を補完しているところもあり。横山三国志でもこの部分はさっさと終わったはずなので、この部分においては本作品の分量はそれなりに十分だと思います。知名度が薄いがやっぱり知っておきたい「その後」を漫画でちゃんと読めたのはありがたかったですね。サクサク読めましたが、気づいたら前作と合わせると文庫で全17巻でそれなりの分量になっていたのは驚きました。
読みやすさに長けた作品だなと改めて感じた部分です。
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[投稿:2015-10-04 07:29:50] [修正:2015-10-04 07:29:50] [このレビューのURL]
8点 三国志
三国志漫画としては横山三国志と蒼天航路の二本柱状態ですが、どっちもイマイチ合わなかった自分としてはこの作品を推したいですね。横山三国志同様に演義ベースで少しだけ正史にも配慮という感じですが(第一部辺りは曹操の偉大さにも結構触れている。第二部からは完全に演義)、画力があって(特に二部以降は相当高い)、横山作品にはない描き分けや迫力があり、かといって蒼天のような引いてしまう癖ある描写もなかったです。キャラデザもイメージ通りのキャラが多かったです。ペースが結構早いですが、そこはテンポ良く読めたところもあり、内容も大事な箇所は抑えていると感じました。このレベルのことを知っておけばマニア以外は十分でしょうし、これでイメージ作りして文章媒体で補完したり、正史のことも知っていけば良いかなと。一気読み可能な分量も含めてそういう意味でのスタンダード的な良作だと思いました。
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[投稿:2015-10-04 07:23:56] [修正:2015-10-04 07:23:56] [このレビューのURL]
8点 百万畳ラビリンス
単行本2冊の尺的に是非アニメ映画をやって欲しいなと思わせるだけの独特な作品。画風が良く安定しているし、内容も謎のゲーム的なラビリンス脱出ものとしてSF、ゲームネタ、伏線を絡めて良くまとまっています。変人ゲームオタク主人公礼香と対照的な常識人庸子のコンビが良かった(容姿が皮肉にも礼香が可愛く庸子がドブスなのも興味深い)。密漁者や「彼ら」の掘り下げが薄く、舞台装置なところはありますが、テンポや尺を考慮するとやむなしでしょうか。主人公礼香のバグとも言える発想が劇中では役立ちながらも、社会には馴染めない人種という悲哀も良く描けていたかと(彼女の容姿と性格がかわいいのがそれが際立つ仕組みに)。これをご都合的に社会にねじ込むラストにしかったのも好印象でした(このラストを最初に決めていたというのが帰着点がしっかりして綺麗に終われた要因だと思われる)。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2015-09-17 22:19:12] [修正:2015-09-17 22:20:04] [このレビューのURL]
ここでは評価が低いけど自分は評価したい作品ですね。バトルの駆け引き要素は薄いですが、迫力と見やすさはありますし。話はテンポが良く、インパクトがある描写・展開もあり続きが気になりました。
絵は前作エウレカ以上に向上して相当に綺麗です。一気読みだからこそ様々な伏線の貼り方と回収には感心しました。大部分は綺麗に回収しているのではないかと。シロの正体判明が早すぎと思っていたら、彼女の由来と詳細にはなお捻りがありましたしね。ヒロインであるシロのかわいさと切なさが柱ですが、前半はかわいさで後半は切なさを上手く表現出来ていましたし。主人公の名前の伏線には一番驚きました。歪んだキャラが多かったと思いますが、大部分が理不尽な震災で不幸になった上実は冤罪だった(水名月はやり過ぎですが。彼女だけは父とカウンセラーを意味なく殺害しているので)という由来考えるとその過程にも一定の感情移入が可能でした。理不尽な現実と対峙するというテーマも一貫して描けていましたし、中盤くらいからは曲がりなりにも良い意味で少年漫画だったと思います。序盤に何がしたいのか見えにくかったこと、黒幕的人物が完全にキチガイだったところだけは擁護出来ませんが、変な引き伸ばしもなく綺麗に纏まった良作だったと思います。前作よりも心に残りました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-08-29 22:07:23] [修正:2015-08-29 22:07:23] [このレビューのURL]
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